どのシーズンも最後はビッグに飾る…が鉄則らしい。 当然だよね
今のところ一番好きなのはS2の最終話だな。 アフリカンクィーンって巨大ダイヤモンドを博物館から
盗んでしまった話が一番好き。ちゃんと最後にダイヤは返す。 彼らを逮捕しようと張っていた警察(権力の権化だ)を
おちょくり、偽物コピーを数個作って、盗品と知りながら喜んで買う悪徳金持ちからお金だけ貰っちゃって。
こういうのがやっぱり、おちゃめでクール。 いいよね~。 爽快感が違うよ~。
さて、S4のEp.6。 電話でステイシーに体調を気遣われているアルビーが、9時半にはベッドに入って寝るから…
なんて殊勝なセリフ。 と思ったら、バックはギンギンギラギラ、ネオン輝くラスベガスだった!
これはまた大きく出たな~。
アルビーが昔、勝ちすぎて出入り禁止にされたカジノで遊んでいると、旧知のガードマンに見つかり、
オーナー(息子代替り)の怒り爆発。 怪我をさせられてしまうのだ。
(いやー!! アルビーに振り下ろされるバットなんて、見たくないよぉ!)
これで、またペテン師たちはリベンジモードへとスィッチが入る。
家族同様の仲間を傷つけられ、このままでは済ませないと息巻くダニー。
当のオーナーに『お前の金はすべって奪ってやる』と声高に宣戦布告。
ダニー、ビリー、アッシュと並んで歩くその姿は、ギャングそのもの。
(揃いの黒スーツで登場したら、どーしよーと思ったが、それはなくてほっとした。)
敵に真正面から挑んでいく、ダニーは潔い。 いっぱしのファイターだ。 自分の大切な人を守り、その命を預かって、
責任を果たそうとする一人前の男になった。 もう、キッドでもボーイでもない。
ダニーのプランと万能アッシュの活躍で、盗みは成功。お金はゲット。 ところが、ツタンカーメンビリーのミスで速攻で
バレて追われる身に。 アルビーの旧友の助けで、逃走中のボート爆発。 死んだと思わせ、5人はゴムボートで海へ。
この先はもう、お笑いのエンディングである。(それぞれのその直後の旅路を番外編でやってほしいものだ。ど~したんだろね)
S4は終始、笑わせてもらった。 何気にどんくさいんだもん。笑った頻度は一番高い様な気がするが、やはりS1-S3の方がずっとしゃれているし、笑いのポイントが爽快であった。
ツタンカーメンは全く不要。 あえて、擁護するなら、昇格してもまだ、カワイイいじられキャラとして残るダニーがいるので、
一番のチビとしてのかわいい立場になれなかったのは不運だった。 初期メンバーの方が良かったのは言うまでもない。
とはいえ、ボス猿2匹の群れは成り立たないので、ボスの座に就きたい成人した子猿は別の群れを作るしかない。
ということでこのメンバー復活はもうないのだろうな。
目下、私の妄想は、20-30年後くらいにHustleのリメイクを孫と一緒に見ることである。
ダニー(マーク・ウォレン)がアルビーのような爺の役割で、若手を揃えての新しいペテン師たちの
話ができてもいいんじゃない? 天才ミッキーは早逝、伝説として語り継がれているということで。
碧い目が光る、銀髪の真っ白なお爺ちゃんになったダニー。(う~ん、むしろホラーっぽい?)
「このおじいちゃまもね~、昔はとってもかわいかったのよ~」とお茶をすすっていられる平和な世の中だといいわね。
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