2016年1月31日日曜日

Eddie the Eagle タロン君&ヒューの独占インタビュー(その2か3?) これ楽しい。

Eddie the Eagle サンダンスプレミアにあたって、Collider以外にもちゃんとインタビューありました!
で、こっちのほうがなんか楽しいと私は思った。確かにこっちのほうが独占(Exclusive)感ある。

ヒューのためにもずっとマイク係に徹しているタロン君。いつだったか皆に投げかけられた質問一番に答えちゃって失笑買ってたこと思うと(ちょうど一年くらい前?これ)、成長してますね(笑)
なんかまだどこも誰も紹介してないみたい(?)なのでちょっと解説。そのうちでるのかしら。

こっちのほうが私は好き。Q & A 形式になってます。(概略だけね)


Q: 特撮重視じゃなくって、人物重視の映画をやった感想は?
(TE)スキージャンプがすっごくみっちり計画立ててやらなきゃいけないものでびっくりするよ。それを実際やるのはプロのジャンパーのスタントさんたちだけど、それ自体すごく大変で野心的なんだよ。僕たちは、そこまでディープにはやりたいけどやれないし・・・僕たちはすっごく楽しかったよね。お互い笑わせっこしてたよ。
(HJ)僕の発音チェックにもう15年ついてもらってる人がいるんだけど、彼に僕がここまで楽しそうに笑い転げてるの見たことないっていわれたよ。デクスター(監督)もこの映画はほんとに世界を元気にして動かせるくらいの衝撃を与えるものだって言い切ってたけど、見る人をにっこりさせて、いい気分にしてくれる映画になってる。同じように笑い転げてたよ。タロンのやることにはほんとに感心したし、僕らは本当にいい友達にすぐなったし、とても楽しかった。
(TE)毎朝ね、仕事に行くのがほんとに楽しみなんだよ。車で現場について、デクスターが「さあ!映画をつくろうぜ!」ってかけ声かけたら乗せられちゃって。
(HJ)アクション映画大作とかだと日々とても大変だったりするんだよ。アクションシーンだけで5日間とか5週間ずっと同じとこやって映画の実際のシーンは6分だけ。それは氷山の一角もどきにてっぺんだけなんだけど、それのためにほんとに大変なことをやらなきゃいけないんだ。そう言うのを思ったらこの映画は楽しいことばかりでほんとによかった。
(TE)そうそう!僕もいっぱいいえるよ。キングスマンの経験だけでも、あの水のシーンの撮影に9日かかったからね。もうほんとに大変だった。すごいシーンだったし、自分でも誇りに思うしよくやったと褒めたいけど、毎日毎日5回も水に入って、だんだん感覚もおかしくなるし。でも、この映画はほんと周りの人と仲良くやって、観客を楽しませるのに、自分も楽しむのが仕事で楽しかった。

Q:スキーはどうでしたか?
(HJ)僕はそれほど得意ではないけど
(TE) ヒューはすごいんだよ。
(HJ) タロンはイチから習わなきゃいけなかったんだろ?
(TE) そう。僕はスキーをまず習わなきゃいけなかったんだ。まぁ、そこそこはできるようになったけど、僕はヒューほど空中で見映えがしないんだよ。だけど、この仕事の役得なとこなんだけど、何か新しいことを習得しなきゃいけないけど誰かが払ってくれるんだよね。僕のスキーのレッスン料はだれかが払ってくれてるんだ。それにドイツ人のスキーの先生は若くてとても美人だったし。(ボソッと)うそ。スキーはもう悪夢のように大変だったよ。あれからスキーはしてないし。

Q:実際のエディとはどうでしたか?
(TE)エディはね、もうずっとほんとによくしてくれたよ。だから彼が映画をとても気に入ってくれて、すごくほっとしたんだ。僕たちは二人とも初めて完成した映画を観たのは一緒にだったんだ。僕たちは二人とも大泣きしたんだよ。映画がひどかったからじゃなくて、素晴らしかったから。彼はすごくサポートしてくれたしさ。彼は本物のチャンピオンだよね。
(HJ) 彼はまだジャンプするよな。彼はやってきて、僕らと2時間くらいいたんだけど、彼から見たら、すべてがゆっくり過ぎて、じゃぁ、僕飛んでくるから…とかさ。僕らにしたらすっごく早かったのに。8週間で撮ったんだよな?
(TE) そう8週間。っちょっとクレージー。でもとても素敵な8週間だったよね

Q: メガネは問題なかったですか?
(TE) ないよ。一応ちゃんと収まってたし、でも撮影の合間には外したよ、でなきゃ、頭痛がしそうな感じがして。僕もちょっと目が悪くて、普段はいらないけど映画見るときとかはかけるから。でも楽しかったよ。エディーメガネは何個かとってあるんだ。うちにあるよ。盗んでもらって帰っちゃった。あのメガネはすごいよ。ちょっと違う自分になれるし。
(HJ) スキースーツも(盗んで)持ち帰ったのか?
(TE) あれはね! ちゃんともらって帰っていいって言われたんだよ。最初にヒューと僕が撮ったのがね、最後のクライマックスのシーンなんだ。寒そうに見えるかもしれないけど、あのスーツでお日様が輝いてて、あのスーツ着て、僕は走り回ってたから失神しそうなくらい暑かったんだ。

Q:キングスマンやX-Menと比べてこういう映画の宣伝するのはどうですか?
(HJ)宣伝経って、これはエディそのものの話だし、ドキュメンタリーで。みんないろいろな映画を見ててると思うけど、これは本当にみんなが楽しめる映画だし、楽しかったし、
(TE) この映画こそ本物のヒーローの話だよ。主人公はね、高いビルをジャンプしたり山を越えたりできるからヒーローなんじゃなくって、その精神(スピリット)そのものがヒーローなんだよ。
(HJ) 最近の映画の変なところはストーリーは誰もあまり知らないままってところだよね。

Q: マシュー・ヴォーン監督はどうやってあなたに声をかけたのですか?
(TE)2014年秋頃、マシューが電話かけてきて、エディーthe Eagleを知ってるか?って聞くから、母さんにlエディーthe Eagle って知ってる?ってこそっと聞いたら、すごい話を教えてくれて、僕も配役候補にはしてもらってて、デクスターもいるし、ヒューは決まってたよね。で、ヒューも来て僕らのケミストリーテストをやったんだよ、NYで。 で、僕たちは相性も良かったし、それで僕は役をもらったんだ。

Q:クリストファー・ウォーケンは?
(TE/HJ) 信じられないくらい、素晴らしいよ。
(HJ) 彼の最初の撮影があった後、僕もタロンも見せてもらえなかったんだ。でもデクスターがクリストファー・ウォーケンの物まねはうまいんだよ。それで本人の前でやりだすんだよ。彼はずっとモニターで見てるからさ、もう、そのまんま。 みんなあわてたよね。カット!とか言って。
(TE)僕らはもう、みんな子供みたいに楽しんでた。ああいう人がいると楽しいよね。

Q:キングスマンとウルヴァリンの続編について
(TE)キングスマン2はきっちり進行中。脚本は素晴らしいし、マシューはほんとにもう、野心的だし・・・もう、最初のの5倍くらいのスケールの話になってる。またすごいビックリがあるよ。絶対がっかりしないから。
(HJ) (ウルヴァリン続編)うん、最後の脚本も出来上がってて、そのうちはじまるよ。

なんかこれじっくりみてて、だいぶ前にコリンがタロン君の言葉の言い回しとか話し方が新鮮で…と言っていたのを思い出しました。 確かにおしゃべりなだけでなく、独特かもね。(好感度の高い、いい意味で)

ちなみに、サンダンスの会場では、実物エディが飛んでた時に一緒に飛んだことあるジャンパーの女性が登場されてました。11歳だったとか。(すごっ!)でも、タロン君もヒューも役ではやったけど、よっぽど違うレベルのものだったのですね。スキージャンプは。

なんかほかにもいっぱい出てるんだ。プレミア会場でのとか。
映画の成り行きについてはこっちのほうが多く語られてます。こっちでもタロン君は初めて映画を見た時に実物エディが隣に座ってて彼の反応が気になった云々、言っています。エディはとにかくスキージャンプのことばっかり情熱的に話すそうです。こっちのほうがいかにも…なインタビューかもしれません。
最初はタロン君エディ役には男前すぎるんじゃないかと話が出たとか、これも面白いです。でもこっちはヒューがいません。タロン君とデクスターだけ。
それで、タロン君、スキーを生まれて初めてだった自分に比べて、ヒューはスキーも上手で凄すぎてムカつく~なんて言ってました(笑)。本人の前じゃなつきっぱなしのくせにね。目の前でそういうこと言ったってキミなら許されます。

それと、デクスターフレッチャーに例のクリストファーウォーケンのまねして~と沸いてましたが、うまくかわしてました。



ちなみに最初のサイトはデクスター・フレッチャーのインタビューも撮ってます。(それにしても頭えらく白くなったし、老けましたねぇ。)
これは気が向いたら解説つけます。アタシ…個人的にデクスターの声ニガテかも…(涙)

なんかひざびさに夜動画ばっか見た気がします。
概訳、何か違ってたらご容赦ね。 ざざっととったから。




2016年1月29日金曜日

Eddie the Eagle サントラ Flyを買おう♪

私、映画を観る前にサントラなんか予約したの初めてです。
Eddie the Eagleのサントラ。もう英アマでは予約も始まってます。3月18日発売です。
DVDとか出る前にユーチューブ類にあがるとは思えないので、タロン&ヒューのデュエット早く聞いてみたい人はこれを買うのが最早ではないかと思います。

買う方は↑のリンクの記事の中央赤字のPre-order・・・とあるところをクリックすればアアマゾンUKに飛べます。
(すみません、商売っ気と誤解されそうなものは直貼り避けたく・・・)

TRACKLISTING
Holly Johnson – Ascension / Howard Jones – Eagle Will Fly Again / Marc Almond – Out Of The Sky / Tony Hadley – Moment / Midge Ure – Touching Hearts and Skies / Nik Kershaw – The Sky’s The Limit / ABC – Living Inside My Heart / Kim Wilde – Without Your Love / Andy Bell – Fly / Go West – Determination / Heaven 17 – Pray / Paul Young – People Like You / Taron Egerton & Hugh Jackman – Thrill Me ←ちゃんとタロン君&ヒューのデュエットも入ってます。

私ここまで懐かしい名前が揃っていて、手を出さずになんていられません。そしてみんなこのEddie the Eagle のために曲を作ってくれてるのです。音楽関係の方がすでに紹介してくれています。(これこれ、日本語)
前記事の続きに追記しようかとも思ったのだけど…またもや長々しくなるので別にしました。
お風呂に入っている間にふと・・・・。
この間のライヴQ &Aのようにだれかタロン君に歌わせたい80年代の曲をリクエストして歌ってもらう・・・なんての企画してくれたらいいのに…と思いました。

そういえばタロン君、この間亡くなったデヴィッド・ボウイ好きだって言ってたなー。 「有名人で誰かに助けに来てもらうならだれがいい?」と聞かれてデヴィッド・ボウイがいいと言ってた。(去年6月の公開録画でね
ボウイの曲なら80年代より前のほうが私は好き。Life on Marsとか。かのジギースターダストは私的にはピーターマーフィー 版(バウハウス)が絶対一番になっちゃうしなぁ。 あ、どっちみちタロン君向けではないか、この曲は。

私が個人的にタロン君歌ってくれたらいいのにと思う曲…っても私、もともとパンク少女だったから、私がいっちばんはまってたようなのは正直タロン君向きとはあまり思えない。

なので上のトラックリストにある方々の曲で歌ってよーと思うのを上げてみました。

マーク・アーモンド  - Untitled たいてい熱すぎてくどいんだけどこれならちょっと清らかめ。我が女神さま(男だけど)
ニック・カーショウ  - The Riddle  これは私のカラオケ定番でもあります。(キー低すぎるかな)
ABC(とっくに解散したかと思ってた) - The Look of Love  あのめっちゃ背の高い人の名前がすでに出てこない(汗)

他に80年代に私が好きだったのの中でタロン君の声にも合いそうなのを考えてみる。

Tears for Fears  The Hurtingに入ってたの全部。特にChangeMad WorldPale Shelter うたってほしい!
ミニマルコンパクト When I go.   ←これ絶対タロン君歌ったらきれいだと思う。
『ベルリン天使の詩』つながりでSprung aus der Wolken の  pas attendre (フランス語OKかな?) あ、どんどん趣味に走って来ちゃってるかしらん?

The Cure - The Lovecats ロバートスミスがまだ人間体形だったころ。タロン君生まれるよりずっと前。PVそのまままねっこしてほしいわ。きっとかわいいと思う。
Dance Society  - Come Inside.  スティーブの声はずっと低いけどどうだろ?ちょっと違うかな?
そういえば、レイヤーケーキでかかっていたThe Cult。She Sells SanctuaryよりもRain Nirvana  のほうがいいと思う。そうそうレイヤーケーキの音楽担当してたリサ・ジェラルドのDead Can Danceもいいかも。Aion どう? コクトーツインズもいけるかな? あ、ますます偏ってきた。
こんなことやってたら明日の朝まで一人で寝るのも忘れて遊んでしまいそう。危険だからやめなきゃ。

あとひとつだけ、女声もいれちゃうなら、我が愛唱歌、戸川純の諦念プシガンガ歌わせてみたいと思った。 女の情念こもりすぎでおどろおどろしすぎるかもしれないけど、ふと。あ、思い立ったらすごく歌ってほしくなっちゃった。どーしよう。

はげしく脱線してしまいましたが、そう、サントラ買っちゃいましょうよ♪ってことが言いたかったのです。 CDだからリージョンも何も関係ないし。まだ予約なので、3月半ばにさらに為替が下がってるとうれしいわー。
一応、日本まで通常ポストで送料込み13.57ポンド。下げてくれる可能性もアリとのこと。日本着は3/24-3/31の間とのことでした。今のレート(1ポンド173円ほど)だと約2,350円。うっ!ポンド早速回復しつつある~、この間170円切ってたのに!

何はともあれ、3月末までにはThrill Meデュエットは聴けます。その前にユーチューブとか…は厳しいのではないかしら。

ちなみに先週土曜に発送通知のきた、Legend明日着いたらすっごくうれしんだけどなぁ。
英アマ今までの最短は通常ポストで4日でした。今回はどうでしょうか?



2016年1月28日木曜日

キングスマン 続編 タロン君が悪役を演りたい? Kingsman 2

昨日、サンダンスのプレミアがあったから結構ニュースが多い一日。
サンダンス関係の記事で気に入ったのはDeadlineのこの記事かな。

でもインタビュー類は結局Collidorがとってきたのだけなのね。なんか記事多いからほかにもあるのかと思ったのに…。↓動画が静止してるとおそろい(?)の服着た仲良し親子っぽく見えません?



まだ内緒だから言えないといいながら、タロン君はよくしゃべってくれたからヨシって・・・(笑)
タロン君、みんなにおしゃべりだと思われてるよー!というのはさておいて。

ちょっと気になるのはタロン君がインタビュー↑で「キングスマンは夏に撮影するから」って冒頭で言ってるところ。 
えっと・・・4月から撮影じゃなかったの? いくらなんでも5月ならまだしも4月を夏とは言わないと思うけど? かなり前にマーク・ミラーが「マシューとジェーンが台本書いてるから、撮影はイースターのあと」なんて言ったこと思えばすでに月単位で遅れ気味なのでしょうか?(泣)

ロビンフッドという次があるなら、お尻が決まってるだろうから遅れないかと思ったのだけど、あちらもキングスマンの撮影終わってからというえらく寛大なお話らしい。タロン君大物だねぇ。

もう一つ気になるのは、私マーリンは当然いるものと思っていたのに、上述リンクの記事が2ではタロン君以外確定キャストはまだないと、マーリンくらい戻れないのか?と言っているところ。えっ?私、コリンがどーなるの?くらいでみんないるものと思っていたけど? これ、たいしておっきいとこじゃないし、ライターさんの思い込みと思っていいかしらん?
いいよね? いいと言ってぇぇ・・・! まぁ、心配しだしたらキリがないから、いい話だけ信じましょう!

今回ちょっと身を乗り出しちゃったのはタロン君が新悪役をサミュエル・L・ジャクソンにも引けをとらない素晴らしさ!とべた褒めして、「僕が演れたらいいのに」と言ったところ。 宣伝のためのリップサービス…かもしれないけど、 僕が演じれたら…ってことは今度の悪役はタロン君がエグジー確定でなければやれそうなくらい若い小僧っこなのかしら?

キングスマンこれだけヒットしたんだから2はキャストとかのプレス発表してくれると信じてはいるのですが、いつなんだろう? それで誰が悪役やるのでしょうか? またもやヴォーン監督ビックリの新人発掘狙って(っていうよりは単にこだわりだと思うけど)オーディション進行中? それとも実はもう、決まってるの?

キングスマン前作では、最初、悪役にIT長者と思ってそれこそマーク・ザッカーバーグみたいなの・・・とかの案もあったけど、結局、コリンと張れる、世代的にもコリンと同じくらいの悪役…ということでサミュエル・L・ジャクソンに白羽の矢が当たったそう。(でなきゃスパイ映画の話も仲良く共通の話題にしづらいものね)

それで、今回はタロン君がリードの主役でタロン君世代の若者が悪役???
一体誰になるの・・・?とちょっと勝手に考えてみた。

同じくらいの年・・・と思ってとっさに思い浮かんだのはCucumber見たとこだし同い年のフレディ・フォックス。
あ、シャドウラインのラタラックが成長したみたいな冷酷非情な美貌のお兄さんっていいかも。
タロン君とはぜんっぜんタイプ違うし、正直同じ画面で見るのは想像しづらいけど、ふと、コードネームアンクルで、ヴィクトリア(エリザベス・デビッキ)みたいな、権力、金、野心、美貌と知性を備えたゴージャスな悪党、あんな感じで優雅に衣装も翻してくれたりしたらいいかも・・・見たいわ♪ 
   
復活してくれると信じてるけど(>。<)、ガラハッドに色仕掛けなんかしてくれたらとても面白いと思う。(タロン君ごめんねー、大事なコリンをおもちゃにして)
ヒュージャックマンがやってもいいのでは?って記事も見たけど(乱読のツケ、どこか忘れた)、ヒューは私いっつも顔がかわゆすぎるわと思ってしまうのと、ウルヴァリンとかのこと考えればそれはないと思います。
同い年でもニコラス・ホルトもないだろうし。同世代…誰がいいかしらね?

まぁ、これは私の妄想で、ヴォーン監督隠し玉もちょっと期待しています。うずうず。とりあえず公式発表を待ちましょう。(この2か月以内にあることを切に望みます。)

ちなみに・・・最初にあげたDeadlineの記事によると、タロン君もうバシバシヴォーン監督にしごかれ始めてるらしいです。エディは忘れてエグジーに戻れと。タロン君、そりゃもう、大恩人のヴォーン監督には直立不動で(ってことはないわね)喜々と指示に従ってるそうですが、エディもほんとにいい奴で思い入れがあり、さみしいらしい。演じたキャラクターはどっかで自分の一部のようになってるとこもあるそうで、完全に消してしまうのは時間がいるって。
この数か月、お母さんに「アゴ出すのやめなさい!」としょっちゅう叱られてきたそうです。(エディって確かに下アゴ出てますね)

あとヒュー・ジャックマンがタロン君のトランスフォーメーションぶりに感心してました。
ヒュー・ジャックマンもウルヴァリンとかのアクションヒーロースタイル維持は結構大変らしく、食事は全部記録に付けて…ということを日常的にやってるらしい。そして一度アクションヒーローなんてカッコつけたものをやった後にひょいとエディのようなお笑いキャラになり切れる器用さのある俳優もそうそういないと。(タロン君どこでも褒められるね!)

私もそれはほんとにそう思う。あのキューピーちゃんからエグジー(あれが一番キョーレツだと思う)、おめでた状態に戻ってても(?)、いつの間にかちゃんと痩せてるし・・・。
エディはまだ見てないから何とも言えないけど、これまで見たのじゃ、ぺーぺーでも演技派っぷりは大ベテラン級、だれとでも張り合えてると思います。すごいね。

くどいけど、もうキングスマン2の公式発表だけ早くしてほしいーーーー。
これが一番気がかり。これが無事、ことを無きに過ぎてくれれば、かなりほっとするんだけどなぁ・・・、あとは映画を待つのみで。

2016.01.30 これ追加しちゃう
公式が出してたこの写真。知らなきゃ同一人物とは思わないかもね。







2016年1月27日水曜日

Eddie the Eagle タロン君とヒュー・ジャックマンが歌うよ!

うわぉ! フェイスブック独占のスクープ!ならしい、タロン君とヒューによると(爆)

Eddie the Eagle プロモの一貫でフェイスブックにでて米時間では1/26午後6:30 (日本時間では本日午前11時半)、事前に質問を募ってライブ動画なるものを配信してました。おっ!ユーチューブも上がってる!


そしてタロン君の言葉によるとFBスクープ(だって映画公開前だし)だそうですが、なんとEddie the Eagleのエンドロールにて、タロン君とヒュー・ジャックマンの二人が手をつないで(マジ?)歌ってるそうなのです。おおーーー!!楽しみが増えましたね♪。

これは公開質問に答えたもののひとつ。 音楽がらみ(しかもアタクシにもドンピシャの80年代の)の質問、タロンとヒューとどっちが歌がうまいの?という質問への返答。質問が上がるのは動画の3:21~。

ここでふたりしてお互いをすごく歌がうまいんだよ~と褒め合いのあとに詳細を相変わらず、秘密と言いながらぺらぺらと話し出すタロン君。ヒューによるとタロン君はしょっちゅう歌っており、歌いだしたらとまらないらしい。そしてタロン君、歌ってばかりで友達にはうっとおしがられるらしい。
音楽監修したガリー・バーロウがOMD(Orchestral Manoeuvres in the Dark - おお、懐かしすぎて涙が!)のアンディ・マックラスキーと一緒に一曲書いてくれて、二人でうたう運びとなったそうな。(元記事はここ
ちなみにリードで歌うのはタロン君、副旋律がヒューなのだそうです。ヒュー・ジャックマンの歌が素晴らしいのは
よぉーーーく存じてます。レミゼでどれだけ泣かされたか!
そんなヒューがタロン君は信じられないほど歌がうまいとべた褒め。これはこれはこれはもう、楽しみですねぇ。

ガリー・バーロウは名前くらいしか知らないけど・・・すでにこんな記事をでてました。 Eddie the Eagle, 彼の監修でサントラは80年代音楽のオンパレード(というか80年代の方々に作曲してもらった)なのだそうです。 そうと来たらスポコン物は興味ないなんて冷めたこと言ってる場合じゃなかったわね!と俄然、身を乗り出す単純なあたくし。こちらのリストを見ると、あぁ、懐かしさに涙が!
ハワード・ジョーンズに、マーク・アーモンド!ABC、ミッジ・ユーロにニック・カーショウ。もう、あたしが○十年前の少女時代にSony MTVにかじりついてPV見てた方々、歌詞聞き取ろうと必死こいてディクテーションやって方々ばかり。今でもカラオケでニック・カーショウなんか歌ってます、私。

あまり気にしたことなかったけど、ヒュー・ジャックマンって私と同世代だったのね。80年代が青春時代だったなんて。そしてヒューの言う、10代の音楽がその人作るっての、まったく同感。私だってティ-ンエイジのころの嗜好こそ自分の原点だと思っているし、そのころに好きだった音楽の大半はレコードとダブってもCD買い足してます。 そしてタロン君は・・・生まれて8週間で80年代が終焉を迎えてしまう1989年生まれ。

それでもキミ、結構古い音楽好きだよね?? 80年代の黄金時代は好きだとご本人。

キミのキッカリ○○年前に生まれたあたし(誕生日タロン君と一緒、おなじくさそり座、干支は僅差でずれてます)、80年代の歌をキミが歌いまくってくれたら、死ぬまで、いや私の娘から子孫代々、未来永劫、君を応援させちゃうよー!!! (我が娘、小学生だけどキングスマン、4回は劇場まで一緒に見に行ってます。・・・・お咎めないよね?)

と、あまり興味のなかったはずのEddie the Eagle に、おそらく本筋とはずれてるかもしれないけど、とってもとっても興味がわき、確実に11月の日本公開など待たずにDVD再びゲットを確信してしまう私。

一度でいい!!先に大スクリーンで見せてよーー!と声を大にして言いたい!あたしが待てない女なのがいけないのか!? いやそんなことない、なんでももったいぶって数か月遅れにする日本の業界の方がふざけてるのよーーーー!

キングスマンだってつくづく思った!待てない女の私はすでに2月の公開から4か月待ちのBD買いでリピート観。劇場公開は初日参戦、以降初週末連日キングスマン観に行ったおビョーキ女。 もう大半のセリフも頭入ってる状態で字幕にケチつけるのが仕事のようになってしまったリピート観。それでもこの大画面で初回を、真っ白な状態で見ていたなら、その感動はいかほどなものだっただろうかと、すっごくすっごくすっごくザンネンに思ったのよー!この日本だけの公開のずば抜けた遅さ。

思わず叫んじゃったけど、もう、そのことはいい。言ってもしゃーないのよ。次いこ次!

ってことで、この公開Q&A動画に戻りましょう。Q &Aで笑えたのは、もしオリンピック選手だったら何の種目に出てる?というもの。 実際の話じゃないけど…と前置きして100m走と答えるヒュー・ジャックマン。チーム競技ならバスケがいいんだって。これに対してタロン君、うーん、僕はあんまりスポーツマンじゃなくってと(んなこと言わなきゃ、エグジーで十分ごまかせるのに) 着ぐるみマスコットのキャラならうまくやれるよーと答えるタロン君。かわいいやっちゃ。ヒューに何か競技で選べよ、着ぐるみマスコットは違うだろーと言われて、「カーリング!でも僕はごみ払いのひとだからね!」とそんなに運動苦手なのかいっっ? 確かに気を抜くと即おめでた級にふっくらしてくるあたり、運動しなさそうではあるけども、そこまでにぶそうには特に見えないけど・・・?
タロン君、高いところから飛び降りるのはお得意のようで、キングスマン、バレンタインのパーティでチャーリー倒した後、ひょいと飛び降りてたけど、the Smoke とショートフィルムHereafter  ではもっと高度ありそうなとこから(母気分のおばさんとしては十二分にビビる高さ)ひょいっと飛び降りてました。なのでそこそこ身軽には見えるのですが・・・?

その他質問は撮影で一番楽しかったことと辛かったことは?映画を3語で表すと?云々続くのですが・・・とりあえず映画を見るまでのお楽しみにしていいんじゃない?

スポコン物には興味がない私にまで楽しみができてしまったEddie the Eagle.
こうなってくると・・・・待てないアタシはうるさいからね!

あ、そうそう、懐かしさに涙したOMDの曲でのお気に入りはこのEnola Gay. 幼いながら日本人としてこんなタイトルの曲にどう反応していいかちょいと戸惑った記憶も懐かしい。



あぁ、今日も幸せな気分で眠れそう。ありがとう!タロン君とヒュー・ジャックマン♪


追記: 2016.01.28午前1時
このライヴ動画、よっぽど機材が悪かったのか結構ぶちブチ切れてます。
短いバージョン(たぶん長いほうの前部分で途中で切れたと思われるのですが、)も出てました。
ついでだから貼っておきます。







2016年1月26日火曜日

Cucumber 実は奥が深いゲイコメディ と美しすぎるフレディ・フォックス

私は見てないけど、Queer as Folk(Wikiによると米版が日本で腐女子の方々の間では認知度が高いらしい)の原版イギリスドラマを作ったラッセル・T・デイヴィス(Russel T. Davies)の作品。

キューカンバー Cucumber は  Channel 4 で去年放映されたゲイドラマ。オフィシャルサイトがこちら。 レクサスがスポンサーだったようですね。
















全エピ音楽がとってもしゃれています。サントラないかと思いましたがTVドラマってそういうのなかなかないのですねぇ、やはり。

主人公は46歳のおじさんヘンリー。ハゲにひげづらの温和そうな人。 タイトルのCucumberはズバリ誰でも知ってるあのきゅうり。 何でもとあるスイスの性研究学で、男性の特定部位が興奮してる状態の様子を、豆腐、皮をむいたバナナ、皮つきバナナ、きゅうりとその硬度を表すそうで、このヘンリーはスーパーその他ですれ違う男性陣へのときめき度をを測るのにこの法則を使っている。(↑で「ゲイは大っきらいだ!」とわめいてますが、ヘンリーおじさんはゲイです)
思わず想像して(何を?)熱くなるような男の人だったら、きゅうり。どーでもいいやつだったら豆腐。中間は皮つき、皮むき2種のバナナ。

週末にはクラブにも遊びに行くくせに、なぜ所帯じみたスーパーでなのだろう? 毎話ヘンリーはスーパーに行ってます。リズミカルなテーマ音楽と共に響く、きゅうりをパンパン打ち付ける音(私がスーパー店員だったら怒るぞ)、ステンレス台に投げ落とされる豆腐…笑えます。
ヘンリーおじさんの妄想のあと、毎回ぶったぎられるきゅうりとシャキーンという包丁の音が可笑しい。
ヘンリーおじさん、9年同棲してる黒人BFのランスがいるのですが…このふたりは実は結ばれたことがない。それぞれが毎晩ビデオその他で自己処理した後、一緒にベッドに入って寝る…という生活をずっとしています。 ヘンリーおじさん、ゲイですが・・・性行為を貫徹したことがありません。
そんなヘンリーにずっと付き合ってきて、いつかその先に行けると思っているランス。
ある週末、ふたりでデートに出かけて、ランスは思い切ってヘンリーに言います、結婚しようと。

ところがヘンリーの答えはNo. 
結婚なんて昔から一度も考えたことがないというのです。僕と出会ったじゃないか…と食い下がるランス。ですがヘンリーの答えは変わりません。みるみる目が赤くなるランス。
その後キレたランスはバーで男をナンパしてお持ち帰り、ヘンリーに3人で一緒にやろうと提案して、連れ帰った男と服を脱いで始めます。3人でするのも、ランスがほかの男とやるのも耐えられないヘンリーは不法侵入されたと警察を呼び、男は逮捕、ランスも連行されてしまいます。

ランスとは暮らせないと、同じ会社で働く若者が格安家賃でシェアしている広々としたフラットに転がり込むヘンリー。この若者2人が何も考えてなさそーな黒人少年ディーンと金髪の超絶美少年フレディ。


美少年フレディにヘンリーはときめきしっかりきゅうり判定。ところがフレディは親密どころか胡散臭げにおじさんには冷たい。
「この顔は俺のもの。すべての権利は俺に帰属してるんだ。俺の許可なく妄想にも使うな。あんたに許可なんか与えていからな。」とぷいっっと行ってしまう美少年(←かなり省略訳なので原文はこちらでどうぞ)。落胆するヘンリーですが、会社で同僚が自殺し、関係者として給料なしの停職処分。おまけに家を空けていたすきにランスが共同銀行口座に入れておいた預金を全部持って行ってしまい一気に職なし一文無しのオヤジになってしまいます。なので何が何でも半分くらいの年齢の若者がシェアする格安フラットに居座らざるを得ません。

怖いもの知らずの甥っ子アダムと同級生
ユーチューブで金儲け

毎日毎日スーパーですれ違うイケメンたちに妄想たくましくときめき(でも実はバージンって・・・) 金に困った挙句、甥っ子たちと怪しいビデオでひと儲けを企み…アホなおじさんの生態をお笑い的に見せられてる気分なのですが、金髪超絶美少年フレディの恩師登場エピ(EP3)終盤あたりから、ヘンリーが結構好きになってきます。


それにつけても、フレディ君(Freddie Fox)の美しいことったら! なに見てもその美貌の輝かしさに驚かされます。(あー、ほんのちょっとのタイミングでルイス警部のゲスト出演視聴逃したのが悔やまれる~~~)

あの救いなくダークなシャドウラインもそうでしたが、彼の輝くばかりの美貌は町中を歩いていても、度アップでも、その肌の輝きでまわりがやや白光り(?)、後光でも射しているかのよう。 こんなに口あんぐり開けて見つめてしまいそうなほどきれいなお兄さん、そうそういません。


町中を歩いていくフレディは一組の乳幼児二人連れの夫婦に目を留めます。落ち着かない様子になるフレディに気付いたヨメの方が声をかけ、お茶に誘います。ヨメの方はフレディ母の地域のコミュニティ仲間リン。夫の方はフレディの昔の学校の恩師グレゴリー。黒髪に浅黒い肌の男前。40歳前後のいい男です。
カフェで終始視線を落とし、おどおどと落ち着かない様子のフレディ。再会がうれしい相手でないのは明らか。大学をやめたことや世間話のあと、男が幼い娘の服にジュースをこぼし、ヨメは子供をお着替えさせるために席を外します。
途端に本題に入る男。かつてお互い電場番号もメールも写真も持たない残さない約束で関係を続けた2人ですが、もう終わったことというフレディに男はもう一回だけ最後にヤリタイと、携帯番号を渡し、町中をついてくるようにいうのです。ヨメと子供たちは巻くから、どこかのトイレででもさっとやらせろ…と。

カフェを出たフレディには男からひっきりなしに自分の現在地を知らせるメールが入ります。それにしたがって移動するフレディ。そして美術館2階の男性トイレが指定場所とされ、向かうフレディですが…トイレの前で踵を返します。逃げるように美術館を出て息を整えるフレディ。
恩師グレゴリーと最後の…?

自分の部屋に戻り、しまいこんであったデザイン画ケースから、コミック画数枚を取り出し、ベッドに並べて写真にとったあと、壁に飾りグレゴリーを呼び出します。
家族の目を盗んでやってくるグレゴリーはせっかち。コミック画を誰かに見せてないか気にはするものの、あんたのために飾ったというフレディとそそくさと服を脱いで始めます。

ムショに行ってしまえー!(怒)



グレゴリーがフレディに挿入した途端、「俺にあんたをやらせてよ」というフレディにグレゴリーは萎えてしまいます。「俺、あんたには年が行き過ぎてるんだろ?」というフレディ。今は誰が相手かと尋ねられ、結婚して幸せ云々言い訳するグレゴリーは実は少年趣味オヤジ。フレディだけでなく、もっと学年下の幼い生徒たちにも手を出しており、皆、学校をドロップアウトしてしまいました。フレディは不本意な関係を数年続け、卒業はしたものの大学はドロップアウトしてます。教師の立場を利用して少年たちを餌食にしたとんでもない悪党グレゴリー。子供たちの傷は大きい。

… もう前世紀にイギリスで読んだ新聞記事を思い出した!(20年位前?)。昨今では男の子のレイプ被害者も女の子のそれと同数でないかと推測されるが、男の子のレイプ被害者は表に出にくい。女の子であればすぐさま警察に届け、カウンセラーも付きケアがされるが男の子の場合、ほとんど言い出せない。まわりの理解も得られにくく、(つまり犯人は野放しになりやすい?) 孤独にこわれていくケースが多いのだと。
おそらく最たる例がピート・バーンズでしょう。大人になって結婚しても成功しても自己否定感がぬぐえず、整形手術を繰り返し、せっかくの美貌をオバケのようにしてしまった80年代の時の人。この彼もレイプ被害者でした。

お笑いの様相の三つ巴
成人したフレディの責めるような態度に、服を着始めるグレゴリー。その様子を写真にとるフレディ。カメラを取り上げようとするグレゴリーから逃げるフレディ。グレゴリーに押さえつけられている騒ぎにヘンリーおじさんが出てきます。「俺の部屋の壁を見て!」と叫ぶフレディに壁のコミック画を見るヘンリー。
そこには少年を手籠め(古い言葉!)にする教師が描かれています。フレディが今まで誰にも言えずに日記代わりに描き止めたコミック。15の時だったというフレディに自分の甥と重ねて怒り出すヘンリー。加勢のはずが同じくグレゴリーに押さえつけられてしまいます。

涙をこぼす姿が・・・
ヘンリーの荷物を届けにやっていたランスに助けられやっと三つ巴解消。ヘンリーはフレディに写真をグレゴリー嫁の姉に送らせ、グレゴリーは悪態をつきながら立ち去ります。

このEP3でフレディに仕返しをさせる、声を上げる機会を与えるヘンリーおじさんにいきなり好感度アップ。
変なオッサンから変だけど暖かいとてもいい人へと一気に見方が変わってしまいます。

お礼に…とばかりにヘンリーおじさんにデートをセッティングしてあげるフレディ。
浮かれるヘンリーおじさん。いつものスーパー。
とはいえ、いくらいい男と出会えても、妄想から先には二の足を踏む…どころか踏み出したくない(ヤリたくない)ヘンリーおじさんのデートは大変。

その気になっている相手に酒を飲まして酔わせてカウンセリングごっこ。ヤラずに済むよう、バーガーショップに誘い出し、ギラギラ度の低いオトコと交換。

あらためて新しい相手をフラットに連れてくるヘンリーおじさん。フレディに写真の奴と違うといわれて「あいつはやめてもっといい奴見つけた」というヘンリー。健闘ぶりにフレディも応援。 やったね!がかわいい↓ 


夢のような高嶺の花の美少年フレディ。でもいつかあわよくば、肩くらい触らせてもらえるかも…と妄想していたヘンリーおじさんとフレディの距離は着実に縮まってます
そうEP4まではお笑いとほんわかするのですが…最後はちょっと悲しいのです。
それはまた後日。





2016年1月18日月曜日

ルイス警部 さすらいの君にて リア・ウィリアムズに再会(驚愕) Dirty Weekend

普段は見ていないルイス警部をわざわざお友達に録画していただきディスクでいただきました。
もっちろん, このところ一番ご贔屓のタロン君登場エピ 『さすらいの君(The Ramblin' Boy)』を47’画面で見るためです。

このお話では珍しくタロン君、ガールフレンドがいます。おまけにOxfordの大学生。 前に登場シーンだけ集めたのをユーチューブで見た時、いまいちあのOxford独特の街並みに似合わないなーと思っておりました。(でも戦場のラブレターではしっかり馴染んでましたね。大人になった?)

タロン君演じるリアムはアル中の父子家庭出身の貧乏学生でバイトに励んでるのですが、お勉強にはあまり身が入っておらず、ある日遅刻していったチュートリアルで、先生にもう来なくていいとコース脱落を宣告されてしまいます。

この女性教授を演じていたのがリア・ウィリアムス。こ、こわい!こんなところで再会するなんて!
ということで意外なところで再会してしまった彼女と代表作のご紹介を。



この方、ダーティウイークエンドというB級映画が今でも出演代表作となっております。日本ではテレビ放映とVHSビデオの発売のみ。このVHSビデオ、今でもアマゾンに中古品が売られてます。ほしいのですが、我が家にはもう、VHSの視聴環境があらず・・・我慢しております。

このVHSビデオがですね~、実は世界的には唯一の残存映像含む貴重なものなのです!

このダーティウィークエンドという映画の監督はマイケルウィナー。狼よさらばシリーズで有名な方。そしてこの狼よさらばシリーズとか、チャールズブロンソンものって、もう、70-80年代に私を見事にアンチ米国に育て上げてくれた、意味もなくセックスとバイオレンスをせっせと見せる映画。

そのような監督がお撮りになった映画なのでもちろん、B級の駄作です。(←イチ個人の見解だからね) じゃぁ、そんなものどーでもいいじゃん!って思うじゃないですか。でもそうはいかないの。

それは件の希少な残存映像のため。アマゾンで出てるのを見るたびにうーん買って業者さんもってってDVDに落としてもらうか否か…を考えます。

その映像とは・・・。

制作国英国で検閲に引っかかり騒動になり、公開が遅れること数年。(遅れなければ私はかの地で映画館で確実に見てたことでしょう) 結局そのシーンを削除して劇場公開。英アマで購入できるDVDもそれと同じです。字幕すらない、特典もなんもついてないそっけないDVD。

リア・ウィリアムズ演じるベラという地味めの秘書の女の子。彼氏は不誠実な奴で喧嘩別れ。向かいの建物に住む男に日々覗かれ、ストーカーされキレます。キレて男どもの都合で虐げられてきたベラは、不届きな男ども征伐の旅に出るのです。ふざけた野郎どもを情け容赦なく殺していくのですが、この映画作り方次第ではいっぱしのフェミニスト映画に出来上がりそうなの。 ですが、監督が無意味なセックスと暴力がお得意な方。コミック調でオッサン共は当然、ベラにもあんまりシンパシーは持てません。
なんで、こんなに変態ばっか寄ってくるねん、なんでそこで車にのるかーみたいなのばっか。

でまぁ、それはともかくその中の殺されるオッサンの一人がなんとデヴィッド・マッカラム。 そして、検閲で引っかかって削除されたのも、このマッカラムさん登場シーンなのです。
歯医者さんのレジーというオッサンなのですが、ベラを車で送ってあげると乗せておきながらあらぬ方向へ運転していく嫌な奴。自分が稼ぐ医者なのや高級車の自慢をするうざいオッサン。初対面の男の車に乗るベラを怪しからん売女とブ○ウジョブを強要。車には娘の写真があり、娘自慢もするんだけど、このオッサン、絶対娘も虐待してそーだと思われる気色悪さ。
この映画マッカラムファンサイトでは、なんでこんな映画に出たのーと嘆く姉さま方も多いのですが、そんなのいい人ばっかやってたってツマンナイだろうし、私はこのマッカラムさんの、堂に入った変態オヤジぶりにさすが役者だなぁ…と感心しておりました。
ベラをハンドルに括りつけます。
それでそのブ○ウジョブのシーンで恍惚とするマッカラムさんとベラが口に出されたものを吐き出すシーンというのが大問題となり、削除。現存のDVDではあっという間にコトは終わっております。
それが日本の検閲基準は特定部分が写っているかいないか…だけなので、まったくスルーされたようなのです。 日本ではスルーされて残っているシーン、どこかで確認したいとは思っております。

レジー殺害。このベラの笑顔みて! >。<



さて、ことを終えたレジーがすっきりとガレージ立ちションしてるところをベラは車を発進させ、何度もはねて殺してしまいます。その車を運転して立ち去るベラ。 ベラの下衆征伐の旅は続きます。
このベラがですね~、オトコにないがしろにされてるのが似合いすぎてるの。(ってひどい言い方ですが) 女の私が見ても不届きなのは野郎どものせいだけじゃないよなー、彼女が呼び寄せんてんじゃない?と思ってしまうくらい、いかにもそーいうクズ男に寄られそうなタイプなのです。リア・ウィリアムズのなり切りっぷり、熱演に、バカ男どもを増長しそうな感じがして、ムカついてしまうのです。


まだまだ殺す。

そしてこのルイス警部、『さすらいの君』でもまたもや、ベラだったリア・ウィリアムスが、オトコに都合のいい女とばかり粗末に扱われてるオールドミスの先生を演じているのに驚きました。ダーティウィークエンドは93年ころの映画ですが、20年も経てまだタイプキャストされちゃってんのー?と思うとちと気の毒に。 

そしてこの先生怖いよ。リア・ウィリアムズが実はいい役者なのでしょう。また、見たくない居心地の悪さが・・・!
実は彼女が殺人犯かと思ったのですが、そこはひっかけで、無実でした。 ですが、数十年もの間、都合のいいセフレ扱いされてる男の子供を44歳で妊娠。告げれば中絶クリニック予約してやったからと返ってくる。中絶しなかったものの、子供は死産。男に告げても知らん顔。それでもテキトーな時にだけ迫って来るふざけた男。この男も(別件で)殺されてしまいます。 そこで一瞬彼女も容疑者扱いされ、事情聴収があり、そういった事情が分かるのですが、もう、彼女が精神病んでいるのは明らか。誰がカウンセラーくらいつけてあげてよーと、犯人は捕まってめでたしめでたしだけど、この先生、野放しにしたらヤバいよーとうすら寒くなってしまいました。
放映後各地でアップされてたセミヌード(?)
結局彼女がリアムをクラスを追い出したのはガーデンでおふざけ歌の弾き語りを真に受け、彼が彼女を妊娠中絶させたと思い込み、キレたらしい。その後その彼女のほうに勝手に気持ちはわかるわ…とばかりに手厚くおせっかいに構う様子は、当初殺人犯で彼女を狙ってるのかと思っていた時も怖かったけど、そうでなくてもストーカーじみててコワイ。
それで、パパも殺され天涯孤独になったリアム君は無事コースに復帰したような趣でしたが・・・やっぱそんな先生のチュートリアルやばいよ怖いよ。

と、殺人犯はめでたく逮捕され(これがただの自分勝手な悪人なので、全然気持ちも揺さぶられない)ルイス警部と検死官のお姉さんのロマンスでエピは終了。
もう、この病んだ先生のことはみんなスルーなの? 彼女がキレて大学でプレイボーイの少年を連続殺人し始めたりしたりしたらどーするのよー
(そういえば心理探偵フィッツではそういう話がありました。電気ショックで殺しちゃうショッキングな最終話です。)

うすら気味悪さが残ったこのお話。 タロン君観るためだけにいただいたのですが、リア・ウィリアムズとの再会のほうが衝撃度が高く、ぶっ飛んでしまいました。

ダーティーウィークエンドVHS…買っちゃおうかしらん。 映画自体が好きなら迷わずコレクションするのですが、好きでもないから、そのマッカラムさんシーンのコレクションのためだけにそこまで手を尽くすか否か・・・考えどころです。それに希少映像っても持ってたら自慢どころか変態…これ以上子供の前では見れないもの増やすか?と思案中がまた今日も続いてまいります。









2016年1月16日土曜日

コードネームU.N.C.L.E. 初ノミネート! 続編への一歩か


なんとコードネームアンクル!初めてのノミネートとなりました!
これで続編も夢物語ではなくなる??



2016年が始まり、巷ではアカデミーだゴールデングローブだと2015年のベスト投票があちこちでありますが、
今回、英ナショナルフィルムアワードのは日本からでも投票できるので喜々やっていたところ・・・・思いもかけず見つけてしまった!

The Man from U.N.C.L.E. のタイトルを!
ベストアクション映画の4つめです。↓



ま、まさかと驚きましたよ。8月の全米公開でコケて以来、親の仇のようにノミネート類はすべてスルーされてきたこの映画。 そりゃ2015年のベストとまでは私だって言いません。他にもいい映画はあったもの。でも、たとえば、ダニエル・ペンバートンのサントラなんて、私の贔屓を100%とり除いたって、絶対どこぞの候補に挙がってもよさそうなのに、
どっこでも上がらないんだもん、これまで。 もうカルト映画としての道しかないと思ってました。

なので、こーいったノミネート投票参加できると知っても、まさか、まさか、コードネームアンクルが入っているとは思ってなかったのです!

おまけに、こちらの投票、BAFTAとかと違って、だれでも投票できます。自分で好きなIDとメルアドだけで登録オッケー。パスワードがメールで返信されて届きますのでIDとそのパスワードを入れたらログインできます。

試してみたら複数IDも取れました。 メルアドが別であればオッケーです。
登録とログインはこちらから。http://nationalfilmawards.co.uk/voting/ 
携帯メルアドでも登録オッケーでした。

当初は日本以外では昨年初めの公開で、その後近日公開されたスペクターやスターウォーズに対抗するにはインパクトが忘れられているかも…とキングスマン系応援のつもりで投票始めたのですが、たった一つとはいえ、ノミネートされているアンクルを見逃すわけにはまいりませぬ。

これは何が何でもWBさまに首を縦に振っていただくためにも政治利用せねば!

なのでもう一つアカウントを作成。
これ結構お手軽です。個人情報詳細に入れる必要もありません。メルアド複数駆使も可能です。
一度選んでVOTEを押すとALREADY VOTEDにボタンが変わり、そのあとの変更はできないので
そこだけご注意を!


さぁ、アンクル映画がお気に召した皆さま。手間はほんとかかりません。5分ほどです。
ぜひぜひこの英ナショナルフィルムアワードのベストアクション映画で候補に入っているコードネームアンクル The Man From U.N.C.L.E. にも投票しましょう。
投票は本日から3月25日までの間です。
一位になるとはちょっと思いにくいですが、WBさまの心を溶かすためにもぜひ健闘させたいのです!

さぁ、続編へも一歩近付いております! 

皆様の清き一票をコードネームアンクルに!




2016.04.02 追記

さてこちらの英ナショナルフィルムアワードも昨日(日本時間)結果が出ました。
・・・で結論から言うと…哀しいかな、予想通り受賞にはならず、しかも、こういうのって、
受賞するか否かだけなので、奮闘ぶりすらわからないのですよね~。
受賞したのはアイスランド/UK合作のChasing Robert Barker 2015年9月にアイスランド公開、日本では・・・未公開どころか、聞いたことあります??? ちなみにこの投票時のタイトルですが、BarkerがParkerに間違えられています。それでも投票されるくらいの秀作だったのですね!
さぁ、日本で公開される日は来るのでしょうか。
投票してくださった皆様、結果はこちらからご覧頂けます。ありがとうございました。

2016年1月13日水曜日

作家そして俳優としてのデヴィッドマッカラム(邦訳)   A Conversation with Novelist and Actor David McCallum 


   


…というタイトルでまたもやマッカラムさんインテビューがありました。 StayThirsty(渇きを忘れるな?)という雑誌のインタビューです。
本は昨日1月12日に無事発売され、なかなか好評のようです。



私は米アマより出荷通知は来ましたが、到着予定はなんと1月25日。まぁたいていもうちょっと早くには着くのですが…まだ10日はかかるのかぁ。

僭越ながらこのStay Thirsty インタビュー(A Conversation with Novelist and Actor David McCallum) も邦訳いたしました。 (以下☆☆☆☆☆)

☆☆☆☆☆
彼の隣の席にはバイオレットの瞳の女性がゆったりと座っていた。エリザベス・テイラーのような瞳。上品なスーツにエルメスのスカーフを合わせた彼女のバッグからは、ヴァニティフェア最新号がはみ出していた。

「こんばんは」幸運に驚きながら彼は言った。 Once a Crooked Man より




1960年代、デヴィッドマッカラムは超人気番組0011ナポレオン・ソロシリーズのロシア人エージェント、イリヤ・クリヤキン役で一躍世界的に有名になり、 2度もエミー賞ノミネートをされました。スコットランドで音楽家一家に生れたため、幼少より音楽の勉強に励み、兵役のあと、イギリスで駆け出し俳優として活動。後年、世界一と言われる人気TVシリーズNCISの検死官ダッキー、ドナルド・マラード博士役を好演、再び活躍します。82歳の誕生日を迎えて数か月、処女小説Once a Crooked Man が出版されます。Stay Thirstyは幸運にもカリフォルニアのデヴィッドマッカラム邸に訪問、インタビューへの運びとなりました。

ST: あなたの小説デビュー作Once A Crooked Manはエルモア・レナードやローレンス・ブロックの流れを汲むコミック・スリラーとして称賛されてますね。なぜ、今この時期に小説を書く気になったのですか?
DMc:ずいぶん前だけど、ジャックヒギンズのオーディオテープを読んでいるときに、ふと、僕だって書けるかもと浮かんだんだ。それで、とある俳優がスーツケースに入った100万ドルを渡されるってアイデアが浮かんでそこから書き始めたんだ。最初は頑張ってみたもののひどい出来だったよ。3年前についによし!完成させるぞと決意するまでこの数ページは引き出しにしまってはまた出して何度か書き直したものだよ。

ST: サスペンス、スパイ、犯罪、ドラマなどすべてあなたが俳優としてかかわってきたジャンルですよね。映画、テレビ、テレビ映画、ビデオゲーム、吹替えなど、あなたは歩んできたキャリアでいつもとても認められてますよね。その中で作家としてなぜ処女小説のプロジェクトのテーマに犯罪ものを選んだのですか?
DMc: 僕は筋書きが頭の中にあったわけじゃないんだ。それはただ膨らんでいたものなんだよ。ハリー以外の登場人物は皆、向こうが僕を選んでくれたようなもので僕が決めたものじゃないよ。

ST: あなたはクラシック音楽一家で生まれ育ち、音楽家となるべく勉強もされてましたよね。ですが、兵役で行ったアフリカから戻ったあと、ロンドンのBBCラジオで仕事をされています。その何年後かにキャピタルレコードで4枚のレコードを出し、UKシングルチャートトップ40入りも果たししました。振り返ってみて、あなたのご両親のように音楽家となる代わりに俳優の道を選んで正解だったと思いますか?
DMc:僕は16歳で付属校を卒業して以来正式な教育は受けてないんだ。それ以降に学んだ様々なことはすべて自主教訓ばかり。プロの音楽家になるのは大変だよ。しっかりした技術もいるし常に練習しないといけないし、楽器も習得して音楽家としての高い意識も必要。俳優業は、外見とセリフを覚えることだけ要求されるからね。ま、ともかく僕は俳優として舞台に立つために生まれたと思ってるよ。

ST: あなたのアメリカ映画デビュー作はフロイトでしたよね。ジョン・ヒューストン監督作でモンゴメリークリトとスザンナ・ヨークが出演した。あなたにとってハリウッドでの俳優業とロンドンでの俳優業はどのように違いましたか?  
DMc: ジョン・ヒューストン監督が僕をモンゴメリー・クリフトと一緒に配役してくれたんだ。イギリスが社会主義へと傾倒していきつつあった頃だ。ジョンは僕がハリウッドでエージェントを見つけるの手立てになってくれたんだ。おかげでジョージスティーヴンスの偉大なる生涯のイスカリオテのユダ役ももらえたんだ。僕は1961年にアメリカに渡ってきた。

ST: あなたは兵役でミドルセックス連隊にも従軍してますよね。今、奥様のキャサリンとアメリカ合衆国海兵隊の後援活動も熱心になさってます。 あなたの兵役はナポレオン・ソロやNCISで役を演じるうえでどのように影響していますか? 小説家としての活躍にはどんなふうに?
DMc:1950年代に僕は英国軍に配属されてすぐに第3部隊Cカンパニーに入隊したんだ。ゴ-ルドコースト連隊は王立西アフリカ前線部隊の一部だった。僕の軍での経験は、大脱走とかモスキート爆撃隊、BBCのコルディッツなどでとても役に立ったよ。

ST: テレビや映画界で60年間活躍して、新人の俳優へのアドバイスは何かありますか?
DMc:どんなキャリアを選ぼうとも自分自身に忠実であること。他人のからもらう励ましや失望するようなアドバイスを受けいるのも自分次第ということかな。

ST: まだこのあとも犯罪小説を書く予定ですか?
DMc: 僕はもう一冊書こうとしているんだ。簡単じゃないけどね。でもそれはもうどこかに潜んでいて僕は見つけるまで探し続けないといけないだけだよ。
☆☆☆☆☆

すでになかなか良いレビューもちらほら。例えばこれなんかも。
(概略)マッカラムはジョン・ル・カレでもなければ、本の主人公はスマイリーのようでも、イリヤクリヤキンのようでもない。けれど、適度に陰謀、暴力、セックスが含まれ、良く練られたアクション小説を踏襲している。


私の手元に本が到着するのはちょっと先。うーん。待ち遠しいです。

2016年1月12日火曜日

デヴィッド・ボウイ追悼。我が女神様に愛されし王子様。

デヴィッド・ボウイが逝去されました。享年69歳。(Queen of Halloween サイトより 拝借)
私は80年代の少女なので、ドンピシャ全盛期の世代ではないのですが、デヴィッド・ボウイはもちろん世代を超えた方。
ただ私はボウイの再来(ひらたく言えばコピー)と呼ばれたピーター・マーフィーに目を輝かせ、かのゴシック感こそ、我がルーツ。 ひと世代前のグラムロックより馴染み深いのです。 バウハウスは私にとっては親世代のビートルズに匹敵します。 かのジギースターダストもボウイのオリジナルよりバウハウスのカバーの方が好きな不謹慎な女。
でもでもでも!ボウイの訃報はやはりショックで、がっくり項垂れてしまいました(涙)。黙祷。

私的には、デヴィッド・ボウイはミュージシャンとしてより俳優としての方がツボ度が高いのです。ズーランダーみたいな出てほしくなかったようなのも中にはありますが・・・。
デヴィッド・ボウイって私が女神さまと崇めるお姉さま方と軒並み共演しているのです!スルーなんてできないわ。

子供のころ見た『地球に落ちてきた男』は結構衝撃的でした。小学生の時、キャンプで夜聞かされた怖い話がトラウマで、異次元に行ってしまう話はとても苦手。そのおかげでボウイのLife On Marsがテーマに使われていたジョン・シム主演の同タイトルドラマ(邦題:時空刑事1979)も面白いと思いつつ、どうしても一線を越えれてません。この映画も地球という異次元に来てしまった異星人の疎外感、孤独と諦めがとても怖かった。
でもこのポスターだけでも萌えるでしょ。→

女人禁制の『戦場のメリークリスマス』。
この映画が思い出深いのは、坂本龍一作曲テーマがForbidden Coloursというタイトルで、三島由紀夫の「禁色」から拝借したものだったため、その後三島由紀夫を片っ端から読んだこと。(そういえば原作Seed and Sower 種をまく人も読んだなぁ)セリエズ弟の天使のような歌を一生懸命聴き取って歌おうとしておりました。ネットもユーチューブもないあの頃。
このあたりから…今の私の偏愛嗜好が芽生え育っていったのだと思います。お化粧を施した龍一様、トム・コンティの熱演や、最後のタケシのどアップがキョーレツで、印象残るけど、私が一番ゾクゾクうっとりと惚けてしまったシーンはセリエズの頭出し生き埋めシーン。

究極のナルシシズムの上を行く自壊への憧れ…? 生きながら死んで腐敗する美学。それを恍惚と見つめる美意識。
死にかけているセリエズの顔に蠅を這わせるシーンはボウイご本人が提案したと昔聞きました。

「美しいものが腐敗するその瞬間に究極の美を感じるの」と言ったのはダニエル・ダックス(Danielle Dax) 
嗚呼、あの人は今!感があり過ぎて涙がっ!第一回東京国際映画祭にて物議をかもしたニールジョーダンの『狼の血族』日本初フルヌードで登場したあの狼少女ですが、覚えている方います? 
彼女と同様の退廃的な美意識のあらわれですよね。彼女も美貌にコラージュしたり、ボディペインティングはお手のもの。こんな超美女とはまったく結びつかないグロテスクなレコジャケ
80年代の少女(の一部)はこういうのにうっとりと浸って憧れたものなのです。(遠い目)
戸川純の『諦念プシガンガ』は今でも我が愛唱歌。

ボウイのこの自虐的な美意識と陶酔ぶりはカトリーヌ・ドヌーヴと共演した『ハンガー』でも見られます。 
    

「hunger catherine deneuve」の画像検索結果

映画史上最も美しい吸血鬼カップル。若く美しい青年期に女吸血鬼ミリアムに見初められ永遠の命を手に入れた男ジョン。この女吸血鬼こそ、我が女神様ドヌーヴ女史。愛人として数百年お仕えしたのちに、残酷にも老化が始まり、生きる屍と化してしまうのです。永遠の若さも持ち合わせるのはミリアムだけ。歴代の彼女の愛人はすべて数百年で生きる屍となり、かつての恋人が新たに若く美しい愛人と共に生きる姿を感じながら眠り続けます。

この自虐的な献身とマゾキシズムは谷崎潤一郎の『痴人の愛』にも相応。『痴人の愛』は見たらイラつきそうな冴えないオッサンへの虐待ですが、こちらは美男を惜しげもなく餌食にする吸血鬼。究極のサディストですね。冷たい美貌ではカトリーヌ・ドヌーヴの上をいける人なんていません。
数百年の間、若さを満喫していたのが、ある日突然老いが始まります。その瞬間、一気に数百年分の老化が押し寄せるのです。ミリアムに殺してくれと頼むのですが、一度手に入れてしまった永遠の命はもう放棄できません。屍として生き続けるのみ。またとない残酷物語。でも、ボウイは明らかに悲痛な肉体の崩壊をどこか自虐的に眺めつつ愉しんでいたと思います。

私にとってもう一人の女神様、しかも一番の女神様…は言うまでもなくマレーネ・ディートリッヒ。
ボウイは彼女の最後の出演作、ジャストアジゴロにも出演してます。戦争がえりのジゴロ役です。でも、この映画、ボウイ自身はディートリッヒと共演!!と当初喜んだらしいのですが、すでに高齢の彼女の体調も思わしくなく、彼女の登場シーンだけパリで撮影、あとで合成することになり、ボウイはとってもがっかりしたそうです。



奇しくもマレーネ・ディートリッヒの生誕の地 ベルリンのシェーネブルグは ボウイとイギー・ポップがベルリン時代にホームとまで呼んでいた場所


私の勝手な趣味でいえばやっぱり戦メリとハンガーが一番思い出深いのかしらん。(だって生まれるの少し遅かったのだもの)
あ、そういえば、前世紀にロンドンで、ボウイがあのローラアシュレイとコラボして(なぜだったのだろう?)プチ展示会開催してたのに立ち寄ったことがあります。多分、94-95年頃ですが、壁紙やカーテン生地がボウイのデザインした、どくろだったか、どくろのようなアフリカの何とか民族の人々の絵がローラアシュレイ定番の花柄のように細かくプリントされていたと記憶してるのですが…。20年も前のことなのでかなりあやふや。でもこんなの見つけました。これだったのかしら?

何はともあれ、多才な偉大なる方が亡くなりました。悲しいわ。
心よりご冥福を祈ります。

2016年1月11日月曜日

NCIS 13 EP11 Spinning Wheel 若ダッキー話その2 視聴しました

NCISシーズン13 EP11, Spinning Wheel、マッカラムさんインタビューで見てないことに気づいて観てみました。

ダッキーの昔話その2です。 昨年のシーズン12、So It Goes(邦題:ダッキーの帰郷)で若ダッキー演じたアダム・キャンベルが
So It Goes
再度若ダッキーとして回想シーンに登場します。
トレーラーを観たときに、ダッキーの弟(そんなのがいたのか!)の話らしいと、前回のSo It Goesで好演していた若ダッキー親友アンガス(アダム・クローズデル)も一緒にってことはないよなーあれっきりっ会ってないって話だったんだし…と思っていたのですが…。

なんと親友アンガスも再登場しました!

あれぇ、前回ダッキーはぶん殴って喧嘩別れしたまま…って言ってたと思ったのが私の勘違いだったのか?と一瞬思ったけど、そんなことではないみたい?。

なのでこれ、ImdbのContinuity(一貫性に問題があるストーリー) にレポできちゃうわ!なのです。
前に華麗なるペテン師たちの姉弟の年齢差が翌シーズンで変わってたのは書き込んじゃったけど…。
So It Goes アンガス(奥)すごく優しそうでしょ。

まぁ、細かいことは忘れて、各シーズン各エピを別個で楽しめってことですね。異論はありません。

アダム・クローズデルの再登場、私的にはウェルカムです。
どうでもいいことなのですが(いやそんなことない!?)、容貌が二人とも前話とは変わってしまっております。
アンガスがダッキーに「お前、俺の歯を折ってくれたな」などと言うところからして、それほど時を経たわけではないと思われますが、アンガスとマギーの結婚式への招待を若ダッキーは「彼女に会うのはつらい」と辞退してました。
CBSの無料配信中に見ており、もう、CSは解約してるので、再確認ができないのですが…、S12のSo It Goesではアンガスって親がホテル経営してたんじゃなかったでしたっけ?
事業家の坊ちゃんで親の事業を継ぐはずだったと思うのですが…? S13ではアンガス弁護士でした。Barristerなので法廷弁護士の方です。
Spinning Wheel
この長髪法廷いいのかしらん?それとも白かつらの時代?
Spinning Wheel
歯を折られようが優しい顔はかわらず。















恰幅もよく、いかにものちに怪しいビジネスにも関わり、マフィアの弁護して堂々と検察論破しちゃいそうなあやしげな容貌に貫録までついてます。 前話が1969年ってことは今回もせいぜい舞台は1970年代。 あー、ヒッピーとかのこと考えればロン毛の弁護士もすでに有り? 英国、いやスコットランドで? とちょっとオツムが混乱しましたが・・・まぁ、それはヨシとしましょう。

もう、アタクシ個人のシュミで話しますが、前話はナポレオン・ソロを明らかに意識して、服装までソロとイリヤっぽくなっていたアンガスと若ダッキーですが今回そっちは全くスルー。

左:アンガスと若ダッキー 右:ソロさんとイリヤ

若ダッキーは軍医なので、前髪あげて軍服姿。これが…可愛くないのよイマイチ。↓
前回、フラッフィな金髪と黒目がちの目(っても碧眼)がくるくる動いてなんてキュート!と思ったのですが。イリヤ(昔のマッカラムさん)はいっつも前髪上げればきれいなのにーと思ったし、軍服めちゃくちゃ似合ってたんですよね。なのでちょっと意外。(って別人なので似合う髪型その他、違っててトーゼンなのですが) アダム・キャンベル演じる若ダッキーは前髪おろしてる方がかわいいのです。アンガスは相変わらず、前話と同じくとても優しげな目で、かつてのソロさんみたいに可愛くってしょうがないような顔して若ダッキー見てました↑。さすがっ!
Spinnning Wheel
軍服の若ダッキーと弟ニコラス
terbf191.jpg
イリヤ。借り物の軍服なのでサイズ合ってないけど映えます。半世紀前。

でも髪型も服装も今回は違うので、ナポソロ彷彿感は全くありませんでした。

とまぁ、見た目感のお話はこれくらいにしましょう。今回のダッキーの回顧話は思いがけず再登場してくれた親友アンガスではなく、腹違いの弟の話なのです。


若ダッキーは親が離婚して、父は再婚。20歳近く年の離れた弟がいたのですが、弟の母にあたる父ヨメはプチ育児放棄。(ここで前回フェアウェルパーティの会場にまで犬の様子がおかしいと電話かけてきた若ダッキーの母って誰?何だったの…?と思ってしまいます。)
若ダッキーは年の離れた弟をことさら可愛がっていたのですが、この父ヨメもマラード家を嫌って強引に離婚。弟はまだ8歳。離婚時の親権には母親が圧倒的に有利。当初、金次第で子供はおいていくと言っていたヨメは気が変わり、嫌がる弟を無理やり連れてアルバニアへ帰ってしまいます。両親の不仲と離婚危機を察して、兄とも二度と会えなくなるのではと不安がる弟に、世界の果てまで行ってでも探し出すからと言って元気づけていた若ダッキー。その言葉通り、拉致同然に国外へ連れ去られた弟を探すために軍医としてアフガンなどの僻地へと志願します。(冷戦中はそうでもしないと東側へなど行けなかったのですね。泣けました。)アルバニアの住所も突き止めたものの、親族に二人はプラハで交通事故にあって死んだと告げられたダッキー。その後ダッキーは数十年、弟は死んだもの思っていました。

今回のエピはダッキーがその死んだはずの弟の件で話があると何者かに呼び出された先で殺人が起きたことから始まります。ダッキーの携帯着信音がバグパイプのスコットランド民謡なのはスゴ過ぎると思いました。海外移住した日本人で、君が代やさくらさくらを着信音にする人がいるものなのでしょうか? 

今年中に日本放映があると踏んで詳細は省きますが、兄弟は半世紀近くを経て再会できるのです。涙度でいえば前話より高いのでかなり泣けました。マギーがあの話っきりなのは構いませんが(上品な女性でしたがあまり好感持てなかったの)この弟さんは、ダッキーが引き取るとかでもしてちょこちょこ隅にでも登場させないと、今回の感動的なお話が薄っぺらくなってしまいます。どうするのかしらね。

ある意味ちょっと残念…というかもう、難癖の粋かもしれませんが、ダッキーの過去話の2話、So It GoesとこのSpinning Wheel 上手く共存してくれません。So It Goes で回顧話の肝だったのは、ダッキーが過去にマギーを巡って親友と喧嘩別れになってそれっきり会うことがなかった点でしょう。それっきり会うことのなかったアンガスが実はずっとダッキーのことを気にかけ、ダッキーがそのままにおいて行ってしまったペーペーナイフをずっと形見のように持っていたこと、事業に失敗してアルバニア(!)マフィアに強迫された時におそらく何とかマギーをダッキーに託そうとした矢先に殺されてしまったことでしょう。
前話の時に、ぶん殴ってその翌日、旅立って二度と戻らなかったダッキーがなんで、歯折っちゃったことまでわかるんだろう?とはちらっと思っていたので、今回の話で「お前のせいで歯が折れた」とアンガスが言った時にあ、なんだそうだったのかと一瞬思ったのですが、さらに、え?あれ?…となったのです。なんでこんな再会して、アンガス変わらず若ダッキー構って世話やいてるの?と。あれっきりだったんでしょ??と。
今回アンガスは弁護士としてダッキー父の離婚に当たって弟をヨメ方に渡さずに済むよう、手を尽くしてくれたのです。
それで、その後ボツ交渉…てのはいくらなんでもないですよね。結婚式は出なかったとしても。

私も前話So It Goes観たときに、かわいい若ダッキーのアダム・キャンベル以上にアダム・クローズデルの功績は大きいと確かに思いました。また若ダッキーが出る…と聞いて即、アンガスもセットで出てほしいなーとは思いました。なので、製作の方がアンガス登場させることにした気持ちはよくわかる!

・・・でも、このエピSpinning Wheel単体はいいお話ですが、これはちょっとないと思いました。そう、お友達の弁護士は別にアンガスでなくてもよかったと思います。登場したときはうれしかったけど。

これだけシリーズが大きくなるとすべてに整合性もたせるのも大変なのでしょうけど、単体では各話感動できるだけにもったいないと思いました。

それから余談ですが、私がNCIS視聴をさぼっているうちにビショップが夫の浮気が原因で別れようとしており、ヨリを戻したい夫がまた登場してました。この夫ジェイク役はジェイミー・バンバー。

前シーズンで登場したときには無反応だった私ですが、今は事情が違います。The Smokeにはまりすぎ、頭から離れない私。

身なりもきちんとしてるし、話し方も熱血ケヴとは全然違って落ち着いたものですが(この方もやはり器用なのですね)、つい近日まであれだけThe Smokeリピート見してただけに、アタシが頭を切り替えきれず、やや涙ぐみながらビショップに復縁を迫るその様子に、はぁ?アンタ何ふざけたこと言ってんのよー!とビショップの代わりに張り倒してあげたくなりました。

ビショップ夫


The Smoke ケヴ

ブルーカラーの熱血ケヴの方が外見の素敵度は低くてもずっと真直ぐないい男だったよ!と思った。
浮気なんて絶対しそうもないし、部下は身内同様親身になる世話焼きパパ、新人の小僧っこは全身全霊で可愛がって、人ひとり殺しちゃった揚句(←ちょっと歪曲)、あっさり去られてしまう、間違いなくいい人…というか。
ま、どーでもいいことなのですが。(NCISとは関係ないですよね)

NCISは定年後の視聴リスト入りしてるので、あと何シーズンあるのか知りませんが、何十年後になるかも知りませんが、コンプリートセットが出たら最初っからみたいと思っています。なので今はたまにしか見てないの。(というか毎週1時間ずつ見るというのがどうしても性に合わないのです。CMでブチブチきられるのも嫌だし)
NCISファンの方々、もし間違って立ち寄られていたら…こんないい加減な視聴しかしてないのにエラそうでごめんなさい。陳謝。

追記: 2016.04.28
駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
FOXの放映がされてからこちらにもお立ち寄りが増えています。
もう少しでNICIS300話突破記念も放映されると思いますが、数か月前、全米放映前後にTシャツの通販がありました。マッカラムさん本人もご自身のフェイスブックで宣伝されていました。
でももうクローズされちゃったみたいですね。ザンネン。


eBAYに普通のなら豊富に販売してるのですが・・・

もう来月には放映するんですよね、この記念すべき第300話Scope
ネタバレ皆無でお楽しみだけの紹介こちらに書いてます

2016年1月9日土曜日

イリヤはクールなキャラだった!マッカラムさんも再認識♪

A Cool Character - イリヤはクールなキャラだったとマッカラムさんがあらためて・・・。

今月ついにデヴィッド・マッカラム氏の初小説本が販売開始されます。(Once a Crooked Man)
そのプロモを兼ねてか今週最新インタビューが掲載されてました。(Vulture Hound の元記事はこちら

Title

今回、音声ではないけど前回のインタビュー同様、簡単にまとめさせていただきますね。


〔VultureHound質問〕
【マッカラムさんアンサー】  

〔ずっと注目されて騒がれてきて、今でも注目の魅惑の人とされていることについてどう思いますか?〕

【今、テレビでナポレオン・ソロの再放送をやってるのがすごい。座って自分が50年前に演ったことを見てるわけなのだけど、当時はなんで皆がそんなに感情的にまでなってイリヤ・クリヤキンに反応するのか全く解らなかった。 演じてるときは、自分が何をやってるのかわからないものだね。
だけど、50年もたって見てみると、皆がどんな風にイリヤが謎めいて魅力的だと思ったか、わかるようになったよ。イリヤはクールなキャラだったね。ほんのたった今までイリヤがどんなかなんて全く気づけてなかった。
おまけにインターネットで探れば、アンディウィリアムショーだとか、僕がジュディ・ガーランドとか色々な著名人と歌って踊ったりしてる。彼はクールな奴なんだけど、それが実は昔の自分だなんて!
今はもう82歳だから違うよ。僕は本当に幸運なんだ。NCISを作ってくれたドン・べリサリオには感謝だよ。ダッキー役を演じて、世界No.1のテレビシリーズに出ていられるなんて、自分の年齢を考えたら天にも昇っちゃう特権だよね。】

〔300話もあるようなシリーズに出演し続けるのはどんな感じですか?どうやってマンネリ化しないようにしますか?〕
【同じキャラクターを13年演じてきたからね。ずっと同じだよ。1話から今やってる295話まで何も変わらないよ。脚本を貰って、どう演じるか考えて、セリフを覚えて、しっくりこなければ脚本家に伝える。スタジオに行って待機して出番が来たらできるだけエキサイティングになるように演じる。そして車でうちまで帰る。13年間ずっと同じだよ。】

〔ダッキーの今後はどうなるのでしょう?パーマーをずっと育てているけど引退して後釜に据えようと思ってますか?〕
【それはまだ起きてもいないことを書けっていうようなものだよ。4月末には今シーズンの撮影が終了するけど、マイケルウェーザリーが演ってるディノッゾはそれで終了なんだ。もうずいぶん前からそのことは言われている。だから脚本家は最初からいたオリジナルメンバーの彼がどう去るべきか考えなきゃいけないんだ。その後はもうオリジナルメンバーは3人しかいないことになる。僕は少なくとも1年は続けるだろうな、体がもてばだけどね。82にもなると28歳の時とは違っていろいろ大変なんだ。それでもできる限り続けたいと思ってるよ。パーマーを昇進させるのもいい考えだけど、現実的に考えるとちょっとロジカルじゃないよ。ダッキーとパーマーじゃ経験値が違いすぎるからね。パーマーを替りの主任検死官にはできないよ。このクリスマスにもまたアダム・キャンベルが演じる若ダッキーの話があってダッキーがなぜ検死官になったか、どのような過去を持つのか語るエピがあったけど、とてもおもしろかったよ。】
もうじき著書Once a Cooked Man 発売されますが、執筆はどんな体験でした?
【14年前くらいだけど、座って執筆を勉強しようと思ったんだ。数ページ書いては横に置いていたけど、ただただ書いたものをためてたんだよ。そしたら一冊の本くらいの量にはなったんだ。だけど、一冊分書きあがった頃には大半が古すぎて、今どきにはそぐわなく成っていた。3年前に思ったんだ、これをただそのまま放置しておくのももったいないって。ほんとに楽しんで書いていたからね。だから自分の楽しみできちんと最後まで書き終えることにしたんだ。 それをNY在住の素晴らしい知人に見せたら、出版してくれるって。それでこういう運びになった。小説を書こうとして机にすわったことなんかなく、ただ僕の頭の中で何年もの間、膨らんでいったものなんだ。僕の家族は笑ってるよ、一体何を今頃やってるんだかって。この年でいきなり小説を出して新たなキャリアを始めるんだからね。一冊本を出したら、当然2冊目も期待するだろう?82歳にもなってバカげてるよ。 でもジョアナ・ラムリー(Sapphire and Steelで共演のサファイア)がとっても親切で本を読んでみてくれて、英国版のカバーに「デヴィッド・マッカラムの初小説が輝しい!」って書いてくれたんだ。今度会ったらがっちりハグしちゃうよ。】
〔ご自身のキャリアは小説のストーリーに影響している?〕
【主人公はね、NYにいる俳優なんだ。彼に起こることは僕に起きたことだよ。もちろんある程度線引きはしてあるけどね。彼は僕みたいではないし、やることも僕とは違う。でも、いい奴だよ。もし2冊目を書くとしたら絶対彼をまた主人公で登場させるよ。】

〔あなたはこれまでたくさんのことをやってきたでしょう、俳優、作家、またバットマンのアルフレッドとか声優も。もし何か一つを選ぶならどれをトップにしますか?〕

【僕はいつも言ってきてるけど、これが一番のお気に入りっていうのはないんだ。それは今でも同じだよ。本を出版して本当にうれしかったのは、それまでせっせと頑張ってきたものだからね。でも本が出版されてしまえば、もう、本の宣伝以外することないなんてユニークだよ。ただただそれがそうなっていくか見るのはとても楽しいね。それから僕は海兵隊奨学金財団(Marine Corps Scholarship Foundation)にも携わっているから、本の印税の一部は寄付するつもりだよ。】
インタビュー記事は以上です。

そういえばダッキーの過去話がもう一つあったのに↑、そのS13EP12 Spinning Wheelを観忘れていたことに気づきました。 CBS無料ウェブ配信まだ残ってたのでこの週末に見ます。

ちなみに、マッカラムさんの直筆サインは無事頂いたのですが、
トーンのお隣に♪
これをいただきました。













なんとマッカラムさん、本屋さんでちゃんとサイン会もされるようです。 
LAのBarnes and Noble という本屋さんで1月21日に行われる模様。 在住の方、ちょうど旅行される方、のぞいてみてはいかがでしょう? いや、のぞくどころか本抱えて朝から並んじゃいますよね!そんなの。
アンクル仲間のUS組がこれを機にサイン会前に集まったりするらしいのも楽しそうで、とってもうらやましいです。
実は私、アメリカの地は踏んだことありません。あ、ウン十年前にトランジットでアンカレッジの空港に降りたことが一度あります。それっきり。アンチUSの欧州かぶれだったので(欧州はほとんど踏んでいるのです)、ナポレオン・ソロにはまるまで、アメリカに行ってみたいと思ったこともなかったのですが、最近宗旨替えしたくなってきております。 
ま、それもアリということでいっか。

追記: 
Barns & Noble にでてるサイン会詳細です。



追記:2916.01.21
こんな感じのようです。
なんでも一点限定で、NCIS グッズ持参すれはそれにサインして下さるそうです。多分ナポソログッズでもオッケー。行ける人羨ましいです〜!!!


2016年1月7日木曜日

タロン君やフレディ君 89年生まれの俳優が熱い! Taron Egerton + Freddie Fox

遅ればせながらあけましておめでとうございます。(←これっていつまで言ってよかったのでしたっけ?)

年が変わって早々に以前見かけて見つけられなくなっていたこの写真↓に再会いたしました。やった!

この写真自身は去年の3月ごろのもののはず。私実はフレディ君(Freddie Fox)もお気に入りなので、おぉっ!このコたち接点あったんだ!と勝手に喜んでいたのです。まったくタイプの違う俳優ですが、フレディ君はWorried About a Boy(これも結局日本には来なかったボーイ・ジョージの伝記もの*)のマリリン役で思いっきりウケ、その後 シャドウラインの天使のような小悪魔、ラタラック役でとどめを刺されました。めっちゃ個性的。 あだ花的に美しく、ほどよく下品。
ちょっとほかにこういうコはおりません。このころは、体型も曲線でえらく中性的。全然男に見えませんでした。

タロン君は・・・いうまでもなく、この半年以上振り回されっぱなしです。
タロン君(1989.11.10生)とフレディ君(1989.05.04生)
(Taron Egerton & Freddie Fox)
私、ひそかに去年あたりからずっと思っていました!89年生まれの英国俳優に面白い有望株多いじゃん!と。
ここにニコラス・ホルトと英国人じゃないけどアントン・イェルチン足したら私的89年生まれ最強チームです。 
でもまぁ、今日はめでたくツーショットに再会できたタロン君(タロン・エジャトン)とフレディ君(フレディ・フォックス)のふたりの話だけにします。とはいえ、この二人が仲良しだとかいった話は私は聞いたことはありません。おそらくこの雑誌のお仕事での接点だけだっただろうと思います。

フレディ君は俳優一家の生まれなので、もう20歳前くらいから見てる気がします。あのマリリンだって、当時20歳くらいだったはず。見事なオカマっぷりというか、全然男に見えませんでした。カレに振られてマスカラ交じりの黒涙をながして、泣く姿は堂に入っており圧巻でした。 まだ若いのに…頼もしいというか、その成りきりぶりにすごっと思ったものです。 そしてシャドウラインのラタラック! その後三銃士とか私的にどーでもいい映画に出てたので、ちょっとほかに気をとられていたけど、これって見ると・・・2011年!もう5年も前だったのね! マリリンはドラマスクール出てすぐの出演のはず。この下の3つの写真は弱冠20-21歳の時ですね。
ちなみにWorried About a Boy DVD特典で本物のボーイ・ジョージが撮影現場に立ち寄るのがあったのですが・・・きゃぁーと歓声をあげてサインをしてもらうフレディ君、やはりティーンエイジの女の子のようでした。


愛人(♂)にフラット買ってよとおねだり
シャドウライン:ラタラック
マリリン(Worried About a Boy)


こんなのも 
キスしたい?とおまわりさんにも色目使う数字に強い少年
この顔でしょばと運転手を乗っ取り愛人は殺しちゃいます。
それで、今フレディ君がどうしてるかというと、面白そうなのに出てたので、早速英アマのお世話になりました。
本日ちょうど為替が暴落してくれてラッキーです。Cucumberというコメディ。これは子供に隠れてみないといけなさそうなドラマですね。 EP1だけフルでユーチューブに上がってます。



何気にシャープになったので、さすがにオトコには見えるようにはなったけど、美貌にさらに磨きがかかってます。このテの美少年の男の子って早めにくずれはじめる人も多いこと考えると・・・大したものです。
しかし・・・ここまでアンタ乱れていいのか!ってカツ入れたくなっちゃいますねぇ。と言いつつ眼福ではあります。このフレディ君は思いっきり目の保養。(笑)そしてなんてぴったりな役!こんなことやれる俳優も滅多といないでしょう。ある意味キョーレツな個性です。

それにしても、おっ!このコ絶対おもしろい!と思った俳優がさらにきれいになりパワフルになってるのを見るのはとっても嬉しいものです。
そういえば、Legendのお稚児さんコンビのもう一人、フレディ君やればいいのに…と思ったの思い出した!(金髪碧眼同系統っぽく思ったので) でもまぁ、アレはトムハーディ強烈なところにここまであくの強いのがお稚児さんとして登場するとみていて疲れてしまうかもしれませんね。
Legendも早く見たいわ。せめてテレビサイズで。あと3週間ほどの辛抱ですが。

フレディ君、タロン君とはあまりにもタイプが違いすぎて、↑のツーショットの写真だけでも意外だったけど、組み合わせとして面白い気もするけど、正直共演とかはぜんっぜんピンときません。
まぁいつの日にかはそういうこともあるのでしょうけど。 

フレディ君、さすが芸能一家に生まれ育っただけあり、すべてのアシライがこなれていますが、タロン君は基本的に素のまんま。そして年上男性にはやたらなついてしまうのが特性。(∴かわいがられる→怪しげに見える) タロン君、同世代、年下は得意でないのかしらん。例えばThe Smokeで、ドラマ上ではあれだけ絡んでいたサム・ギティンス(4歳下)、撮影風景みたいなのでも撮ってる以外一緒にいる姿も私は見たことありません。ホント役の上での関りだけっぽくて。

見てる側としてはこのコ達からむ絵ならみたい!とはものすごく思ったものです。両方ウサギ並みに色白。サム・ギティンスきれいな顔してるし、The Smokeでは一切肌見せてないけど、元ボクサーなのでめっちゃクチャいい体格してます。(小柄ですが) それがまだ幼さの残るキューピータロン君と絡むのならすごく見たいと思いますよぉ。


(たぶんユーチューブに入って鑑賞したら、ゴグが絡み続けてくる続きに部分にそのままつながっていくと思います。このゴグはタロン君演じるデニスをめぐってケヴに挑戦状たたきつける悪党です。)

反面ジェイミー・ボンバー(40歳)に懐いているタロン君ショットはちょくちょく見かけました。うーん、コリンの前があったとは・・・!とちょっと裏切られた気分(←意味不明ですね)。ツイッターで I miss you, mate って送ってるのも見たなぁ。やはりタロン君は思いっきり年上がいいのですね。

フレディ君、このフレディ・バクスター役をやったことで各紙にインタビューされています。ですがまぁ、私が見てる限り、ストレート役よりゲイ役のほうが多いのですが、本人は『今までGFは何人かいたから、ずっとストレートだったんだけど、この先、オトコと恋に落ちるってことだってあるかもしれないし、自分がどうかなんて今いえないよ』(テレグラフ紙)

・・・・なるほど、実生活では男性経験まだないけど…ということなのですね(意外です)。それに優等生的◎なお答えですね。ソツがない。こういうの、タロン君ちょっと見習って勉強してもいいかも・・・。タロン君素直でかわいく、何言いだすか面白いのですが、おいおい・・・そこか!っとツッコミ入れたくなるようなことも多いし、あー知らないよーと密かに思っちゃうこともあるし。(ある意味それが良さだけどね)

ところで!タロン君はBAFTAのRising Starの候補にノミネートされています。 


今日から一般投票っていうから、どうやったらやれるのか確認したら、なんとUKオンリーでした。そういう票集めとか励むのハリ切っちゃうたちなのですが残念!でもまぁ、極東からの票がなくともいけそうな気がします。結果は2月発表だけど楽しみにしてるからね。(タロン君とれると私は思ってます)


* Worried About a Boy   BBC製作のテレビ映画。勝手にカルチャークラブ結成30周年とかで日本でも放映してくれないかなーと期待して待っていたのですが、気づいたら30周年はとっくに過ぎ、この映画も早5年が経つので、日本放映はまぁ、今更ないと思います。