2016年7月20日水曜日

タロン君パパのアルバム買っちゃった♪ Revolt/Dataslaves

タロン君がせっせとパパのアルバムの宣伝(?)なのかツイートしてるので、買ってみました。
いえいえ、「してるので」ってのは語弊大有りだわ。
パパのバンド、Dataslavesって80年代に少女だった私にはなんだか知ってる懐かしい曲のような感覚なのだもの。
あまりの既視感、デジャヴュ感に、いったい何がおこってるのだろう・・・?って感じ。


タロン君パパってプロのミュージシャンよね? 

?とつけてしまうのは、今回の3曲入りRevoltがこのDataslavesのデビューアルバムになるらしいのです。
って初アルバム?

おまけにこのアルバム、MP3ダウンロードオンリーのようなのですが、定価がないっ!
1.99ポンド以上と最低価格だけ決められてるんですが、何かのチャリティなのでしょうか?
結局、んなこと言われても決められないわと思ったので、フツーに英アマでMP3一曲の値段(0.99)くらいに3をかけて3ポンドで買いました。(450円弱かな?)

そしたら、アルバムにはPDFのカバーとリーフレット(写真と歌詞が載ってる)がついてきたので、
なんか3ポンドじゃ悪かったかなーと悶々とする羽目に。>。< きっちり3ポンドなんて失礼だったかしら? 
せめてリーフレットの分も足して5ポンドにしとけば良かったかしらね・・・。


リーフレット上の写真↑だとタロン君とパパが顔の輪郭同じなの歴然ですよね。

その上、パパのDataslavesのツイートに「アルバムゲット!」 ってリプしたら、即行でいいねつけてくれて・・・!

私こういう著名人の方って、絶対一方通行なもんだと思っていたのでちょっとびっくり。

その前にタロン君あてに写真2つつけて送ったのも、さすがにタロン君ご本人はスルーだけど、パパはいいねしてくれてるし、なんか見たことある名前?と思ったら、ビデオに登場しているダニエル・ショート氏もいいねつけてくれてました。

あのガスマスクかぶってる細身の方ね。
2曲目Farewellの最初の方で「はろ~~~」って叫んでる人です。 ⇒
これは…まったく想定外だけどちょっとうれしいですよね。パパたちは「著名人」枠でないから?なのかしらん? と思ってみているとDataslavesさん、結構リプ返ししてるのです、ユーチューブのコメント欄なんかも。 よく言えばフレンドリーなの? だけど不思議な方々・・・。ためしに今度なにか質問してみようかしらん。

まぁ、それはともかく、本題に入ります。

タロン君のパパでなかったら巡り合うことなかったと思われるバンドですが、この80’sあまりの既視感にくらくらしてしまいます。 昔からこういうのやっていたとかなのかしら? パパのスレーター氏、検索してもなぁんにも上がらないの。この数年?のDataslavesの以外。アタシでももうちょっと出てくるぞと思っちゃっうくらい。

だけど、なぜなぜとほんと思っちゃう。歌うお声は耳に心地よい。そしてところどころ、聴感覚優位の琴線にばっちりはまってくれるのです。あのキングスマン、ハリーがアーノルド教授の耳つかんでいう、「Why did they let you go」のように、もうくらくら。

こうなると私、ついて行ってしまいます。



それに、このCameraのジョージ・オーウェル感にぞくぞくとしてしまいます。これだけ私を少女時代に押し戻してくれるのに、歌詞はあの時代にはないのよね。歌詞にあるユーチューブもインターネットもありませんでしたもの。

I used to watch TV at home, now I think it's watching me ってこわいんですけど・・・!(昔はうちでテレビを見てたけど、今はテレビが僕を見てると思う)
特についこの間、ロンドンスパイの1984っぷりの恐怖感があっただけに連チャンで、英国、やっぱ何か起こりつつあるの?とちょっと不吉な気もしてしまいます。 

昔はなかった街中のCCTVが見張ってるし、まぁ、これもドラマや映画のなかでなら、いいのよ。
シャーロックの過保護兄、マイクロフトは公私混同、特権活かしてCCTVでジョン見張ってたし、007、ベンウィショウQだってCCTV活用してボンドにもう動き出してる電車に「乗って」なんて言っちゃうし。

ですが、ロンドンスパイはあらためて怖かった。諜報機関がひどいのはKGBやFSBだけじゃないのねっていうか・・・あたしたち庶民って何?って感じで。

このCameraの最後もGuarantees our mind perceive a world he wants us to see ってこれもこわいんですけど。ホントに何か起こってるのかしらん。う~~ん、頭使うのはこの辺にして私のデジャヴ感特集に移りましょう。

パパのスレーター氏の感性、まったく懐かしい80年代です。誰かが言ってたデペッシュモードってのがドンピシャなのかもしれないけど、私が連想しちゃったのは、まずSave a Prayer。 でもよく考えたら似てるって程でもない気もするけど一番最初に思い浮かべたのがこれなのよね。

あと KC&サンシャインバンドのGive it Upと同じくらい毎週MTVでかかっていたReal LifeのSend me an angel これ、Farewellの林のせいで連想するのかもしれないけど(だって別に声とかは似てないもの)

それからスレーター氏がプロフィールにもされてるこのお写真なのですが・・・

思い出したのは我が女神さまダニエル・ダックス。

かなりの絶世美女。なのに「美しいものが腐敗し朽ち落ちる瞬間に究極の美を感じるの」と言っていたダニエル姉さま。
レコジャケは不気味な皮膚のはがれた人間のコラージュだったり、こんなふうにご自身の美しいお顔も崩してしてみるのがお好きのよう。

Farewell ビデオのハエと幼虫ってきっと発想はダニエル姉さまとおんなじだと思えました。


ちなみに私ムシだけはめっちゃ苦手。ムシで死ぬ思いをしたのはノイバウテンの半分人間(Halber Mensch)ビデオもですが…これも思い出してしまった。 こちらは心臓の弱い方は見ないでね。  

あとね、Farewellはdeafening silence forever (02:18-02:21)でくらくら。メロディ x 2のcover us all の音も・・・。

相変わらずとりとめがないのですが、ほんとタロン君感謝ですね。
Eddie The Eagle FlyのおかげでニックカーショウのEi8htにも巡り合えたし、今回も絶対タロン君なしでは巡り合わないパパのバンドです。 ホントいいコだよ。

最後におまけ。女神さまダニエルダックスのPVひとつです。
来日公演は2回とも行きました。この曲二回とも歌ってくれたわ。とっても素敵でしょ?↓
お元気かしらん。



追記:
前の曲がプレイリストから消えていたので聞いたところ、今年の後の方に10曲入りアルバム出す予定でそっちに入れてくれるそうです。

ねっ!? マメな方ですね♡ ちょっとうれしくなっちゃう。




2016年7月15日金曜日

アミハマ君(新イリヤ)も喜んでるコードネームアンクルMTV ファンダム賞一次選クリア 

皆さま

私のFBアンクル仲間がインスタグラムの直メッセージ機能で新イリヤ、アーミー・ハマー君にMTV2016年ファンダム賞にアンクルノミネートされてること、一次選通過したこと云々をお伝え続けていたところ、お礼のお返事が来たそうです。


アミハマ君のお返事の内容は

「ありがとう!君たちが映画を気に入ってくれてとってもうれしいよ。僕らがやったことが本当に良かったんだってもっと確かな気持ちになれるよね」 ↓



興行成績がいまいち振るわず(日本以外では)あらゆる賞のノミネートからも外され、各種サイトのアンダーレート作品(評価が低すぎる作品)と語られることも増えてきたコードネームアンクルです。

アミハマ君もそこまでファンがいるとは思っていなかったのかもしれませんね。

この機会にぜひとも我々の存在も知らしめましょう。多くのファンが続編を望んでいることも!

タンブラー投票まだの方はぜひぜひアカウント作ってでもお願いします。今のとこ(7/15日本時間朝)まだ票数4桁いってません。 あと24時間。ぜひぜひお願いします。期限はアメリカ時間の7/15いっぱいです。
 
速攻追記:
アミハマ君のお返事スクショゲット♡


http://mtv.tumblr.com/post/147348065970/voting-for-fandom-of-the-year-at-the-2016-fandom

追記:2016.07.16
アンクル残念ながら二次選突破ならず!
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
またの機会に頑張りましょう。
 
http://mtv.tumblr.com/post/147351274825/voting-for-fandom-of-the-year-at-the-2016-fandom
 


2016年7月14日木曜日

コードネームアンクル MTV ファンダム賞一次選通過!

コードネームアンクルMTV2016年ファンダム賞一次選通過しました!
ありがとうございます!!!

皆さまFBでのシェアをありがとうございます。
コードネームアンクル、32作品の中の16作品に無事残りました。

笑顔のふたり
次は二次選です。

これが今度はなんとtumblr (タンブラー)なのです。 
ここからmtvを検索してサイトをまずフォローしてください。
黄色のアイコンのがMTV公式アカウントです。→











すると、投票用写真が出ますので すき!♥とリブログをしてください。これで各1ポイントづつの2ポイントになります。


期日は7/15です。
この機会にぜひタンブラーアカウントも作ってみてください。

結構楽しいGIFがいっぱいですよ。

それではひきつづきよろしくお願いいたします。

ぜひぜひアンクルを三次選まで行かせましょう!
余裕を見せつつあるソロさん(って場合じゃない!?)
追記 :
もー ! 実は私もタンブラーアカウントあるけどよくわかってなくって(汗)
他へのリンクの貼り方がよくわかんないのです。

ですが、とりあえず7/14 日本時間11時の時点で800弱の票。他作品、4桁、すでに5ケタの強者までいます。 ここはちょっと道は険しいかもしれませんがご協力お願いします。

アカウントない方、ぜひ作っちゃってください。気に入らなければ3日後以降アンインストールで構わないと思います。
ぜひぜひ清き一票を!(あ、すき!とリブログ両方で2票にしてくださいね、必ず!)


http://lenkalenileni.tumblr.com/post/147387972171/mtv-voting-for-fandom-of-the-year-at-the-2016

追記:2016.07.16
アンクル残念ながら二次選突破ならず!
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
またの機会に頑張りましょう。

http://mtv.tumblr.com/post/147351274825/voting-for-fandom-of-the-year-at-the-2016-fandom



2016年7月12日火曜日

コードネームアンクル MTV 2016年ファンダム賞にノミネート!!!

なんと、コードネームアンクル、MTVの2016年ファンダム賞にノミネートされました! 快挙!


ですがこれは最終審査までステップがありまして、まずフェイスブックでMTVアカウントに掲載されている自分が投票したい映画の写真をシェアするというもの。こちらのシェアされた数で二次審査にすすめるか否かが決まるのです。
FBの写真はこちらにあります

フェイスブックアカウントお持ちの方、ぜひぜひシェアして投票しましょう。コードネームアンクルがどれほど愛されているかしかと見せて差し上げようではありませんか!!!

ですが、今回ただシェアするだけでいいのでぜひぜひお願いしてしまいますが、一つ問題がありまして、投票のルールにアメリカ全州とコロンビアの投票しか受け付けないと書いてあるのですが、FB上のアカウントをイチイチ誰がチェックするんだっ、するわけない!ということで勝手に仲間内で投票(シェア)を呼び掛けております。

もし本当にカウントされなかったとしても、世界中から数多くのシェアがされたということは大いに意味を持つと思うのです。続編へ一歩近づけるのなら、なんでもやりましょう。 ただFBでシェアするだけです。

実は私前科があります。TSUTAYAが投票で映画をDVDにしてくれるというのが3年くらい前にあったのですが、おじいちゃまロバート・ヴォーンの出演作(宇宙の7人とブラスターゲットでした)をどうしてもDVD化させたく、海外ファンにマニュアル作って、投票協力してもらいました。結果見事に必要数以上の票が集まったのがこの2作品で無事DVD化されたのです。(詳細はこちらに

なので、今回もあわよくば行けるんではないかと希望を持っています。二次、三次(あるなら)と進んでもらい、入賞でもしたら万々歳。堂々と続編を期待できます(・・・・よね?)
数えてもらえなくっても彼らに人気のほどを知らしめることはできるのです。

だからぜひ!皆で投票(シェア)いたしましょう!投票はこちらです。 ちなみにアメリカ時間で7/12までのシェアです。 (代替日本だと7/13の昼までオッケーです。)

追記:2016.07.14
締め切り一日間違えてました!なので7/14の昼頃まで大丈夫です。
たくさんのシェアをしていただいているようです。ありがとうございます。
票カウントしてもらえたら確実に上位半分…どころか5位までには入ってそうですね。
どうなることやら。。。

追記2:2016.07.14
無事一次選通過いたしました!ありがとうございます。
次は二次選です。よろしくお願いいたします。

タロン君のパパはミュージシャンだった!

びっくりーーーーーーー!!!

今朝、タロン君(タロン・エジャトン)がツイッターでパパのバンドがシングル出したからとユーチューブまで貼りつけてました。

えっ!タロン君パパってそういう人だったの???と思って聴いてみました。


なんなのだこの懐かしさ漂う音は!
ちょっとサイモン・ルボンっぽい歌声? なぜかデュランデュランのSave a Prayer思い出してしまいました。
ほら、レイヤーケーキでカフェで浮浪者ボコボコにされるときにかかっていた曲。(と思う)

でもこのバンドDataslaves自身は新しくって2014年くらいからしかウェブ上で見かけられません。バンドの公式サイトはまだ構築中らしくあんましまだ情報のってません。(2016年7月現在)

ちなみに北ウェールズ出身のニューウェーヴバンドと紹介してるオーストラリアのサイトがありましたが、はい、音はまったく80年代のニューウェーブ、曲によってはポジパンっぽかったり・・・
このCameraも何バージョンかあるようです。

ニューウェーヴってあの時代のバンドだけを指すのだと思っていたけど最近のでもこの系統の音ならニューウェーヴと呼ぶのですね。リヴァイバルムーブメントの中で出てきたバンドとのことですが。

タロン君曰く、パパは歌も書いてるし歌ってるんだよとのことなので、この中央で歌っているおひげの紳士がパパなのですね。
バンドの公式サイト類のコピーライトからパパはデヴィッド・スレイターという方のようです(違ってたらごめんなさい。タロン君ミドルネーム、パパの名前もらってる??)。でも検索しても何も出てきません。ずっとミュージシャンだった・・・のでしょうねぇ、このパフォーマンスっぷりから。

そしてサビのとこだけ切り取ってこれタロンが歌ってると言われて聞いたら信じちゃうくらい、タロン君と似てるじゃん!(上のビデオの00:59あたりのとことか)

そしてパパったら、やっぱ息子の活躍がうれしいのね。こっそりタロン君出演させています。ソファに座ってバックコーラス歌ってるお姉さんの手にしてるタブロイドのようなものを見てください。
ねっ? 黄色で囲ってみました。

PC全画面にしてMVみてて気づいたけど、このタブロイドっぽいのMr. Porter って書いてあります。

この写真ですよね。

これ、スマホで見てるとちっちゃくって全然気づきませんでした。
しかしこうやって並べてみると、パパとタロン君、顔の輪郭とかがそっくりですね。

タロン君知ってんだろうかと思って送っておきましたが、これスマホで見てちゃほんとわかんない。

今までタロン君パパの話ってあまり聞いたことなかったので、ちょっと(いやかなり)びっくりでした。

それにしてもなんて懐かしさ漂う音。 きっと私と同じように、80年代にニューウェーブやポジパン、オルタナティブとかきいてたんだろうなぁ、タロン君パパ。

プレイリスト2曲目のMy Androidなんて初期のカルトっぽいし。この曲、「彼女は日本から来た。背中にはあなたのために日本を捨てたのとタトゥーが入ってる」はなんじゃそりゃーと思ってしまいました。日本製アンドロイド? エクス・マキナの世界? まさか、キョウコ役のミズノソノヤちゃんにインスピレーション得て・・・なんてことはないですよね。

なんかビックリの一日でした。


追記:2016.07.16
なんかこのCameraって既視感が凄すぎてあたまん中ぐるぐるしちゃいますね、曲が。
私だけなのでしょうか。感覚的になつかしいです。

追記2: 2016.07.20
↑で書いてるMy Androidとかがプレイリストから消えちゃったんですが(全部新しいのになった)今年のあとの方で10曲入りのアルバム出す予定でその中には入れてくれるそうです。







2016年7月10日日曜日

Eddie the Eagle 観ました♪ そして相変わらずふたりの関係はと聞かれてしまうタロン君

ところで、Eddie the Eagle 11月公開なのは知ってるけど、邦題は決まったのでしょうか?


まだ、日本の公式HPとかはないのかな?
カタカナそのままなのかしらん? なんだかThe が「ザ」なのと「ジ」なのと2種見かけるのですけど。

英国ブレグジットの投票の数日前に、円高気味のうちに買っておこうと米アマに発注したEddie The EagleのBD. 同じキングスマンと同じくフォックスの配給なので、また欧州版だと日本語字幕も吹き替えも入っているかも…とは思ったのですが仏独は発売が9月。つまり今せっせと字幕や吹き替え録音各国語できっと進行中なのですね。

で、せっかちな私はEU絶対残留すると思っていて、残留したら円安に傾いたんじゃ、9月にはめっちゃ高いかもと思ったので、早々に買っちゃったのよ。

予想はオオハズレで離脱になってさらに円高まっしぐら。結局このBDに関しては200円ほど損しちゃいました。米アマドル立てだったので。
今、Sight&Sound とか値の張る英雑誌の年間購読、気になる音源は英アマMP3での購入をしてます。

こんな先行きあやしい時ですから今のうちに、いいとこどりだけさせてもらいます。

で、まぁ、さほど私好みの映画ってことはなく、タロン君出てなきゃわざわざ買って観ないかなーって感じです。

でも、ここでスルーしちゃうのも、これだけ書き散らしてるくせに片手落ちのような気がするので一応備忘録として。

インタビューでスタントさんに軒並み断られた話してましたが、そりゃそうだよね。 これはちょっとハードルが高すぎ。(それを思うとマイケルエドワーズ氏はスゴイですね) ちょっと合成感漂ってしまってました。

それからタロン君が、「なんでもヒューの方が上手なんだよ」とふてたり、しまいに拗ねてキレ気味でしたが、納得。

エディはお笑い3枚目そのままなんですが、コーチのヒューはめっちゃカッコいいんですよ。
飲んだくれていても。 これじゃぁ、ふてたくもなるわね。^o^
  











とはいえ、タロン君、TVサイズで見ると、厚メガネのプリズム効果で、目がさらに大きくばっちりになるので、エディの冴えない容貌に不釣り合いなほどお目目キラキラ感があります。

メガネの奥のきれいな青い目が随分と強調されるのです、ひげもろくに剃ってない、こぎたないお顔の中で。これはちょっとかわいすぎだったかも。(笑) 大スクリーンサイズが楽しみですね。

本編観て初めて気づいたのですが、サントラFlyの方は、サントラではなかったのでした。

確かにインスパイアされた云々は書いてありましたが、私はてっきりこれらの曲が映画の中でも使われていると思っていたので、どんなふうになのか興味津々だったのです。

もう一枚のオリジナルスコアのサントラがもちろん使われているのですがそれ以外にもFrankie Goes To Hollywoodやヴァンヘイレンのジャンプなど、懐かしい曲が随所につかわれてました。

で、Flyの方は ガリーバーロウが音頭とったまったくのお祭りだったのですね。意外だったのはなんてぴったりな曲と思っていたニック・カーショウのSky's the Limitもつかわれてなかったこと。
もう、エディにぴったしの曲なのに。(でもなぜかエンドロールのクレジットには載ってました。カットされてしまったシーンででも使われていたのでしょうか?)

そしてこちらのFly収録曲で登場したのはタロン君とヒューのThrill Me。エンドロールが続く中そのあとにかかったのがマークアーモンドの歌う、Out of the Sky.. そして最後が ホーリー・ジョンソンのAscensionでエンドロールも終了。

個人的には我が女神さま、マーク・アーモンドの曲を選んでくれてとってもうれしかったわ。
ですがエンドロールのクレジットにより、この曲はガリー・バーロウの作品でマークは歌っただけだったのだと判明。どおりで自身のHPとかじゃあまり触れてないはずだと納得。

そして気づきました。Thrill Me がエディの歌であるならば、 どう見てもラヴソング(いえ、確実にラヴソング)のこの曲が、実はヒュー・ジャックマン演じるコーチ、ブロンソン・ペアリーの曲なのだということに。 流れたのは下記の歌詞部分。

I feel alive when you're with me, I feel the endless possibilities             
You give me something, you give me something, You give me everything

And I will make it all worth it, Yeah, I will reach the summit white as snow
You make me wanna, You make me wanna, You make me wanna be yours

'Cause we were honestly, We were nothing more than each other
But I needed you, yeah I needed you
Like you needed me

Learning to fly, Out of the sky, Traveling high, Learning to fly
All over town, I'm coming down
Out of the sky, For you

Learning to fly, Out of the sky, Out of the sky, I'm on a ride
All over town, I'm coming down
Learning to fly, For you

I can see the eagle landing, It's all I wanna do now
Didn't think I'd ever get so high

『お前が一緒にいるときは生きていると感じる。果てしない可能性も感じる。お前は何かをくれた。すべてをくれた。 だから俺はそれに意味を持たせよう。俺は雪のように白い頂点にまで行く。お前は俺をお前のためになりたいと思わせる。正直俺たちにはお互い以上、なにもない。だけど俺もお前が必要だった、お前が俺を必要としたように <後半略>』

エディはペアリーに出会ったおかげでオリンピック出場も叶い、エディにはペアリーが必要だったけど、飲んだくれて身を持ち崩していたペアリーもエディのおかげでまたジャンプに目を向けることができ、エディのジャンプを成功に導いたおかげで、破門されてそれっきりになっていた自分のコーチ(これがクリストファー・ウォーケン)とも和解出来、認めてもらえたのです。
ペアリーが自分の元コーチに抱きしめられている姿は感動的でした。

このOut of the Sky で歌われているように、エディをコーチしているときだけ生きていると感じられ、エディがペアリー必要とするのと同じくらいに彼にもエディは自分が立ち直るのに必要だった。
エディはかつてペアリーが才能に溢れているのに、持ち合わせていなかったNever give upの根性だけを持ち合わせていて才能はゼロ。彼らも二人でひとつなのです。
(ただやっぱこの曲面だとケヴxアズボくらいに濃いほうがしっくりは来ると思います、特に削られた部分も含めてフルで聴くと。・・・なんでガリーバーロウそんな詞書いたのだろう?)

帰途の飛行機の中で「思った以上だったね!」と喜んでいるエディにオレもいいことあったぞ!とコーチがサインしてメッセージをしてくれた本をエディに見せてるのはかわいかったです。

そう、ヒューってかっこいいままだし、良いとこどりばっかしていったかもしれません。

ちなみに今朝教えていただいたユーチューブの上海のTV番組にプロモも兼ねて?ゲスト出演してるのがあるのですが、爆笑しました。
またもやインタビュアーに聞かれています。「二人の関係は?」と。
これ、もとの番組が長くって(40分ほど?)、ふたりがゲスト出演するのは30:32以降。最初の方は中国語オンリーなのでささっとスクロ-ルで飛ばしましょう。



あの「恋人だよ」から独り歩きしてしまったコリンとタロンの関係ですが、こちらは元々ドイツのインタビュアーが原作シークレット・サービスでは叔父x甥だったので、「キングスマン、映画のキャラの2人の関係は?」と大真面目に聞いたもの。 

ですが、こちらでは映画の役柄でなく、本人たち二人の関係を聞かれてしまっていました。(爆)
そりゃいかんでしょ。インスタグラムでやたら一緒に誰か囲んでべったりくっついてる写真が上がっているからと・・・・。(該当箇所は31:32~) この番組の企画が上がり準備をしているときにもスタッフさんたちの間で話題になったそうなのです。なのでこれが先ず一番最初の質問。もう、笑いが止まりません。

タロン君、去年と同じ轍は踏むまいと思ってか、やや、こわばり気味の顔で、「Eddie The Eagle って映画を一緒に撮って、とても楽しかったよね。それからずっといい友達なんだ。」と答えてました。これ、二人とも、やや顔こわばりがちに見えます、ここのとこ。

その後ヒューのインスタグラムには変な写真もあるけどお気に入りなのかと聞かれ登場した写真はヒューがローストされた魚の隣で魚の顔マネをしてるもの。(確かにヒューってひょうきんな写真よく見かけます。)

タロン君は自撮りのモットーは何かあるかと聞かれ、タロン君自身では右の方が左よりいい顔とのこと。顔の右側の方が左側より幅が狭いので、取るときは右から撮るようにしてると。(小顔に見せるため?)

この番組での応答は結構かわいいです。フォーチュンクッキー食べてクイズに答えたり、子供の頃の夢とか。ヒューは子供の頃、飛行機で出た機内食に感動し、飛行機の中のシェフになりたかったそうです。機内食はチンされただけのものですが、ヒューは搭乗シェフが作ってくれてると思ったそうで。そのあり得ない職種をなぜかタロン君、言い当ててしまいます。このふたり、かなりのツーカーぶりのようです。
この写真、かわいくって好き

それにしてもこの上海のキャスターさん、英語流暢ですね。
ですが、「タロンの英語のアクセントはいい」にはおいおい…と思いました。それはヒューに失礼ですって。そこから始まる中国各地の言い方をまねさせられてましたが、まあ、これは中国の人にしか理解できないとこでしょう。でもあのひゃんゔぁるびゅっふ・・・を言えなかった割にはヒューはかなり中国語の物まね上手です。ヒュー・ジャックマンのエンタテイナーぶりにはタロン君もやや負けてる??

総時間6分ほどですが。最後はみんなでイーグルのまね(映画ではエディとペアリーがやります)をして解散してました。

余裕があったら、この6分ほどだけの特集してみてもいいかもしれませんね。かわいいです。
(保証はないのであてにはしないでくださいね)






2016年7月7日木曜日

ロンドンスパイ 男の濡れ場だけが見どころではない。London Spy

ロンドンスパイが本国放映されたころ、なぜか日本でもリアルタイムで話題になっていました。男同士の激しい濡れ場ばかり語られているドラマに、イマ一歩興味をそがれてたのですが・・・

結論を言っちゃうと、役者さんに120%魅せられるドラマでした。こんなに圧巻なドラマだとは思ってませんでした。

数か月前、私のあたまん中↓
ベン・ウィショーはいい役者さんだと思うしそこそこ好きだけど、追っかけるほどでのファンでは私は、ない。
エドワード・ホルクロフトはキングスマンで初対面。役柄のへたれチャーリー(最初の時にめっちゃ目立つエルメスエンブレムのベルトのいかにもさは爆笑)、お笑いと性悪ぶりにあんまり興味は持てず、エド君自身にも興味は持てず。ブロマンスウケを狙ってるかのように、タロン君にくっついて見せる姿ってうさん臭いのよね。余計にスルーしたくなっちゃう。(ごめんねー、興味持てなかったの)

ロンドンスパイが話題になってた時にも、一般に強調されてるのが「激しい男の濡れ場」というそれだけ。そーいうわざとらしいのにあえてついていこうって気が余計にしなくなっちゃうのよね、このトシになると。思いっきりしら~~~と冷めておりました。

身を乗り出したのは、BBCシャーロックの過保護兄、マイクロフトのマーク・ゲイティスも出てると知ってから。
あら、あたし、マイクロフト兄さんは大好きなのよ。じゃぁ、買おうかなあ、DVDとなりました。(買ったらネトフリで配信もされてたわ。まぁ、私は契約してないので)

GW中に見ようと思って買ったけど、先に機械に入れたトゥルー・ディテクティブにはまり、放置しちゃってました。
それをやっと見ました。なんか為替が下がりつづけてると、買って観てないのがめっちゃ損した気がするから・・・・

それがそれが…!

もっと早くに見とけばよかった。圧巻です。役者さんの素晴らしさがフルに活用されているドラマでした。あらすじ自体は、少女漫画チックな気がします。たぶん私がこれを○十年前に見たのであれば、今でも心酔しているポーの一族くらいにはハマっただろうと思う。

ただ、トシとってこっちの感性も現実的に冷め気味になっているのであらすじ自身は突っ込みどころが…と思わないでもないです。感覚的には近年のリュックベッソン映画に見られるリアリティもなく、シンパシーも全く感じられない、スパイと何やらの恋・・・のような感じです。冷静にみると、その点は。(ただ、後半謎解き部分で起きること、明かされてくる部分の不気味な怖さ別格です。こんなことがあると思いたくないです。)

ですが ロンドンスパイの凄いところは、演じている役者さんたちの質が高く、表現力が素晴らしくって、惹き込まれてしまうので、お話のツッコミどころなんて、まったく目に入らないの!

とてもconvincingに、寂しい孤独な二人が出会って恋に落ちたところから悲劇が始まる・・・お話に出来上がってしまうのです。


その後の展開の不気味さ、静かに実はえげつない演出。これが一気に深みを与えてくれます。派手さはまったくない実直路線。そしてこのドラマ、音楽の選曲もいい。オリジナルスコアは単調にやや地味めで、このドラマに漂う、ジョージ・オーウェル、1984を彷彿とさせる感覚にとてもあっています。そう、今の時代とは思えない、というか世の中かわらず不条理とでもいうことなのか。

EP1 最初のシーン、繁華街をさまよっているらしいダニーの姿に重なるのはなんと!ドナ・サマーのI Feel Love. 子供の頃そこかしらで流れていた懐かしい、テクノポップ。
ちなみにロンドンスパイのミュージックリストはこちらで聴けます。音楽についてはまた後程。

I feel love はこの後、ジョギング中のアレックスに出会い、ときめき、再会を願って空々しく同じ場所に居合わせてみるダニーの心情にとてもぴったり。

ダニー演じるベン・ウィショーの素晴らしいこと! 結構、セリフもなく、ダニーがあちこち歩き回ったり、ダニーの視線の先をカメラが映しているだけらしいシーンとかがのかなりあるのですが、そんなシーンでも絶対外さないベン・ウィショー。あらためてその演技のすばらしさに魅せられました。
この半年ほどの間にベン・ウィショー、頻繁に見ています。007スペクター、リリーのすべて、そしてこのロンドンスパイ。 皆全然違うのよね。さすがです。

 
で、激しい男同志のの濡れ場があるのは第1話のみです。あ、あともうちょい回想シーンであるか。第一話の間に8か月が経過してしまうのです。8か月がそそくさと経過して悲劇が起きます。そして第2話以降は恐ろしい悲劇と悲劇の謎ときに明け暮れるのです。

単調めのBGMで、ひたすらダニーの目線を追っているようなカメラワーク。これは役者さんが素晴らしくてこそ成り立つのです。


メインの登場人物がとにかく皆いい味出してます。キャラが際立っているのです。

自虐的で破滅的な生活をしていた、まだ少年だったダニーを拾って以降、何彼となく相談相手になるスコッティ。ジム・ブロードベント氏、見たことあるけど・・・観たことあるけど何に出てたんだっけ・・・と思ったらブリジット・ジョーンズのなんかさえないお父さんでした。あらまぁ・・・。でも今回は全然違います。


このドラマ主要な男性陣はみなゲイです。そしてダニー以外大半がケンブリッジ卒という、なんともまぁ、アナザーカントリー実録版の様相。ダニーの父親のようなスコッティも、もれなくそうなのです。

スコッティはケンブリッジ在学中にリクルートされ、MI6に。ある日列車の中のコンパートメントで出会った男性とちょっとアバンチュール。すると後日ソ連エージェント(当時はまだKGBですね)にコンタクトされ、コミュニストの世界ではゲイであっても平等だとヘッドハンティング。このころの英国では同性愛は違法。

もちろんお断りしたものの、実はKGBではなく同胞の志のスパイ狩り。結局MI6からは放免され、運輸省の事務方へと左遷。スパイとしては失脚したのでした。スコッティは若いダニーに女工哀史さながら(?)のゲイ哀史を語ります。家族が決して認めず、パートナーが危篤でも病室にも入れてもらえない。亡くなっても葬儀すら知らせてももらえない。そんなゲイ仲間の嘆きをずっと聞いてきたスコッティ。エイズが疫病と呼ばれ、正体も分からなかったころにスコッティの芸術家の恋人はエイズで死んだ。 
ダニーの世話を焼くのは、これまでに何もしてあげることができなかった友人や恋人への罪滅ぼしでもあるのでしょうか。スコッティがお話にとても深みを与えてくれます。
ちなみにジム・ブロードベンド氏、Eddie the Eagleにもキャスターとして出てました。とても不思議な気持ちになったわ。

それからダニーと恋に落ちるアレックス。15歳でケンブリッジ大に行った天才。賢過ぎて人とうまく付き合えない。ずっと孤独に過ごし恋なんて縁のないものと一生一人でいるくらいのつもりでいたところにダニーに出会い、ぶっちゃけナンパされます。ダニーが初めての恋人。
エド君、見直したよ! キングスマン2でのリターンは承知だけど、あんなオバカチャーリー役をやってるにはキミはもったいなすぎる!!!




ふたりは生まれも育ちも180度違うのですが、(あ、でも実はアレックスはアッパークラスの家の養子ですけど)ダニーもアレックスもそもそも親の愛情に飢えていて孤独。アレックスは孤独を受け入れ人々に背を向けていたけど、ダニーは孤独を埋め合わせてくれる恋人を求めて彷徨う。こんな二人が運命的出会いをして恋に落ちて、悲劇が起きるまでが8か月。EP1ですでに8か月が経過してダニーが恋人アレックスをスコッティに紹介。ダニーを大事にしてやってくれ(傷つけないでくれ)とアレックスに言うスコッティ。ダニーがただ一人の友達だからそれは絶対ないというアレックス。

この後、連絡が取れなくなるアレックス。変死体で自宅の天井裏で見つかります。発見者はダニー。事情聴収でアレックスが自身についてダニーに告げていたことがほとんど嘘だったとわかります。そして二人の行動が明らかに何者かによって監視され盗聴されていたことも分かります。

アレックスが発見された天井裏にはSM用の大人のおもちゃがぎっしり。新聞にはスキャンダラスな事件のように書きたてられますが、ダニーはアレックスが何らかの理由で殺されたと確信し、各種メディアに訴えようとしますが相手にされません。

謎解きをしようとするダニーにその最初は何も語られなかった8か月が次々と回想シーンとして出てきます。アレックスの寒々とした孤独。

『ずっと同じところから歩き始めてまた歩き続ける男がいる。男は皆が飲んで談笑したりしているのに背を向け、ずっと歩き続ける。全く関心ないかのように。だが、男の心の中はまったく逆だった。
誰かがそれに気づいて隣に来て話しかけてくれたらいいのにと男はずっと思っていた。

その男は僕だ。そしてキミ(ダニー)はその誰かだった。』 

・・・なんて切ない話なのだろう。

奔放な恋愛をしてきたダニーにはアレックスとの恋が特別だと確信できる。だけどアレックスが自分を特別とする理由が最初の恋人だからというだけなら嫌だ。だからほかの奴とも付き合えというダニー。そんなことしたくない、必要ないと涙ぐむアレックス。

・・・エド君、なんて顔をしてるんだ・・・。オトコがめそめそするんじゃねぇ-!!!と言いたいところだけど、なぜかもらい泣きしちゃうじゃない。エド君のお顔は私の好みでは全然ないの。でもいい役者さんなのは確かです。とても切ない表情をします。

あっさりと死んでしまうので、えっ!?これだけだったの?と一瞬思いましたが、あとあとの回想シーンではいろいろな表情を見せてくれました。

やはりおしゃべりな私は長くなりがち・・・なので、知らずに遭遇して大感動のシャーロット・ランプリング女史、いやぁ、もしかしたら彼女が一番圧巻だったかも?とかはあらためて。
こういうゲイものはやはりテーマがジェンダーになるのか(いやその通りなのか)フェミニズムとセットの様相。彼女は年老いても、しわがあってもその威厳で人を圧倒しますねぇ。

彼女に関してと、音楽とかその他はまた別途ページを割きます。

胡散臭いなんて思って放っておいてソンした気分でした。