2015年3月25日水曜日

Kingsman おとなり韓国で大ブレイク!

Kingsman: The Secret Service. キングスマン ザ・シークレットサービス
お隣韓国でとんでもない興業成績を上げ、大ブレイク中だそうです。



ダンディーな英国紳士コリンファースが受けに受け、今や007もボーンシリーズも目じゃないとのこと。

それなのに!

なんで日本ではいまだ公式サイトもなければ公開予定未定のままなのよー!ふざけるなぁ!

10月公開予定のコードネームアンクルですらトレーラーも出れば公式サイトまでできてます。ここです。
Kingsmanの方は当分でないってこと? 有りえないー。
トレーラーには含まれてない凄まじいシーンがてんこ盛りとは聞いていますが、それで映倫引っかかってるのかしら?

こんな世界中で大ヒットしてるのを放置してまたガラパゴスと化すニッポン。
おとなり韓国ですら公開してるってのにー!

実は数週間前のグーグル翻訳事件ソロ+イリヤ以外にももうひとつあります。

それはなぜか同時期にグーグル経由のハングル翻訳でKingsman記事への立ち寄りも急増してたこと。
韓国では公開されてヒットしてたからなのね。 それなのにトレーラーの記事をおそらくわけのわからないハングルに翻訳して読んでくれてたなんて申しわけないったらありゃしない。
公開されてたら、ちゃんとレビューしてたわよ。


2/13にフィフティシェイズオブグレイは米国に合わせて日本でも公開されてました。
アメリカで同日に公開されたキングスマン。その週のうちにフィフティシェイズ抜いてました。
キングスマン11.4千万ドルとフィフティシェイズより4.2千万ドルほど多かったそうです。
それなのに日本は(日本だけ?)いまだ公開日未定・・・信じられません。

いち市民の私でもそーいう売れ筋ニュースが見聞きできるんだから業界の人もっと考えてよ。
自主制作もどきの会社がやってるからって(?)キングスマン放置してるのがどれだけおろかなことか! 
だいたい、あの、キック・アスだってレイヤー・ケーキだってマシュー・ヴォーンは何時だってこの自主制作もどきのMARVがお気に入り。有りえなさすぎる・・・。


韓国なんて近いんだからそんなにみたけりゃ観に行けとでも? 腹立つ―(怒)



2015年3月23日月曜日

コードネームU.N.C.L.E. かぁ。。。

先月さんざんお祭りをやった ガイリッチ―版The Man From U.N.C.L.E. 新作。
いつの日にか0011ナポレオン・ソロが、コードネームU.N.C.L.E. の昔のオリジナルだよーと一般に書かれる日が来てしまうのかしら。
やっと日本語付トレーラーも出て、公開も本決まり。




この2-3年、お流れをあんなに祈っていたナポレオン・ソロリメイク、ホントに公開だぁ・・・。

ついに呪いは破れたり・・・(私の愚かな葛藤にご興味があるお暇な方はカテゴリーナポレオン・ソロリメイクをどうぞ)
コードネームU.N.C.L.E.かぁ・・・結局欧州版を拝借したのですね。っつーかそれくらいしかないわな。

だけど10月公開って、欧米のたった2か月遅れ。悪くないほうです。
ところで私が心待ちにしているKingsmanが一切上がってこないのはなぜ?
4月公開の未確認情報をあてにしていたけど、もうあと1週間で4月です。どーなってるのよ?
これで本国11月公開予定の007映画スペクターが年内に入れば今年はホントスパイ映画の年。

Kingsman,落とさないでくれるわよね?キングスマンの記事はこちら

2015年3月11日水曜日

Sol Madrid なんとゴジラではなかった!


デヴィッド・マッカラム主演作品のひとつ、Sol Madrid.(1969)
今まで、一番よく見かけたのが、↓の写真。窓の外に見えるのはゴジラ(または、何か別の怪獣?) 
マッカラムさんもそーいう怪獣映画にも出てたんだ〜と思っただけであまり気にとめてませんでした。
ほら、昔日本映画でも昼間に、再放送でやってたりしたパニック系。街が破壊されている中、情熱的に愛し合う男と女・・・みたいなお話かと。このお姉さんは私的にはシュミでないので、無関心、放置してました。
ところがこの映画が、一月末にアメリカで、クラシック映画放映チャンネルにて、放送されることになりファンサイトが盛り上がっていたのです。調べたら、日本公開もされてました。

追いつめて殺せ!と言うタイトルです。(概要はallcinema でどうぞ)


サントラCDはあるようです。ラロ・シフリンのこの音楽は、聞き覚えあります。小学生の頃通っていた歯医者さんでよく流れてました。



トレーラーはここで見れます。ターナークラシックムービーの広告です。
トレーラーの解説だと、麻薬捜査官の話。モラルも良心もない神出鬼没の男。女はひっかけ利用する。ワイルドで男くさそーな人がうかびますが、それがマッカラムさん演じるSol Madrid のようです。 ナポレオン・ソロのヒーローを客寄せに採用するなら、ヴォーンさんの方があっていそうな感じに思えます。いまいちピンとは来ません。


DVD はどこでも製作されてません。昔、80年代の頃にツタヤでVHSのレンタルならあったようです。


こういう薄暗い中で脱いでいるマッカラムさん。ボディが本当に金色に見えます。お姉さんと一緒にいても、ふと頭に浮かんだのはdaydream believer. ごめんなさい(汗)だってまさにソロさんの目を通したイリヤの描写そのものです。(こちらを参照)
 
この写真なんて、daydream believerで『この先何が起こっても愛してるってことは覚えていて』と暗い顔で言うイリヤそのもの。まぁ、それは単なる妄想としておいておいても、好奇心はむくむく湧いて来ます。残念ながら、どこをさがしても、フル映画はありませんでした。

で、冒頭のゴジラは、どう関わってくるのでしょう?トレーラーにも解説にも一切登場してないし、さっぱりわかりません。どう見てもマフィアものの話のようですし、怪獣の入る余地はどこに?
なのでファンサイトで訊いてみました。窓の外のあのゴジラは何?と。

『えっ、あれプラント(植木)よ』『キラープラントかもしれないね(笑)』『私も昔初めて見たとき何のモンスターかと思ったの。私だけじゃないのね(爆)』といった反応が!

はぁ?
もう一度よく見てみました。赤丸のなかです。



ずっとゴジラが背を向けているのだと思ってましたが、言われてみれば・・・ゴムの木系の熱帯樹木・・・ですね。ちなみにこのショットはポスター用で映画のシーンではないとのことです。
怪獣映画じゃなかったんだ!立派にサスペンスものだったのですね。(恥)

この映画、マッカラムさん本人も自分はミスキャストだったと後日言っていたそうです。原作(ロバート・ワイルダー著Fruit of the Poppy)のソルマドリッドは容貌からしてマッカラムさんは180度違うそうです。

とはいえ、まったく趣味ではない怪獣映画ではなく、サスペンスものだというこことがわかったし
他の出演者も結構ナポレオンソロでゲスト登場していた方が多いこともわかりました。リカルドモンバルタン、鳩は何を告げるのサティンが素敵でした。これは絶対見なくてはっ!
なので何とかして視聴の手段を模索したいと思います。
ツタヤの復刻リクエストしてみようかしら?



2015年3月4日水曜日

Law & Order SVU - December Solstice  グロテスクな純愛

グロテスク…どう転んでもグロテスク。病んでるよ。アメリカの象徴かもしれない。幼い子供に銃を持たせようとする親に対してと同じくらい、理解の範疇を超えたずれた(としかいいようのない)感覚。

普段は見てないLaw & Order のいちエピソードを観た。理由は単純に愛しのおじいちゃま、ロバート・ヴォーンがゲスト出演してたので。
シーズン16エピソード16 December Solstice。日本で放映中なのが、シーズン14なのでこの話も、来年にはFOXで放映されることでしょう。


まぁ、犯罪ドラマなので、ばら色にはなり得ないけど、すごぉくやな感じ。
ここから先、もし、このドラマファンで、日本放映を待ち望んでいる方がいらっしゃったら、ご遠慮下さい。ネタバレ配慮一切しません。

おじいちゃまの役どころは高名な作家。数々の女性と浮名を流し、結婚も複数回。今は6番目の若妻と暮らしてます。

老作家の書籍。若きおじいちゃまのお写真が!

拡大版。やっぱり男前だわぁ。
と思ったら、ホントのご自伝から拝借していたのね
A Fortunate Life
あら、ちょっと笑顔度が違うかな?
別ショットかもしれないかしら

もう80歳になろうとする老作家の娘達から、父親に会わせて貰えない、現妻が、財産目当で子供を作ろうと、老いた父親に、無理やりセックスをさせている、レイプだと訴えが来ます。そこから調査が始まります。

老作家は既に心臓が悪いのに、ED処方薬を盛られ、やらされているのだと。
捜査官たちは老作家宅を訪ねるのですが、老作家はやや痴呆老人のよう? 娘の名前がすぐに出てこなかったリ、質問ははぐらかしてるんだかご愛嬌なんだか、曖昧な返答。家政婦にまで証言させ、娘たちは裁判所から面会許可をゲットします。
そうこうするうちに、老作家は心臓発作を起こし、救急車で搬送。
ところが皆が病院へ駆けつけた時には管を付けられ、絶対安静のはずの老作家は既に現妻に連れ出されていました。

捜索の果て、私設空港(そんなものがあるのですね)にて、自家飛行機でカナダへ向かおうとしていた老作家と現妻の身柄を確保。老作家は最寄りの病院に収容されます。

ですが、その晩老作家は亡くなります。皆が駆け付けた時には既に現妻はプロを手配して老作家の精子を取り出していました。妻として合法的に彼女にはそうできる権利があるのです。(もとは不測の事故などで夫に先立たれた未亡人の救済のための法律ですが)
そして現妻に殺人容疑がかけられます。絶対安静の老人を病院から連れだし寒空にさらして死に至らせたと。
裁判所で元妻側と検察側が喧々諤々、やりあっているなか、現妻、娘たちの携帯に老作家からのビデオメッセージが届きます。 老作家は3年も前に遺言を兼ねて、自分が死んだ暁にはビデオが家族に送られるように手配していたのでした。

ビデオメッセージ
こうしているとやっぱりダンディで素敵♡
ビデオの中身も裁判で衆目にさらされます。現妻が財産目当てに父を殺したと言わんばかりの娘たち、実は二人の娘のうちの一人と老作家の間にはかなり深い溝があったことがわかります。そして老作家が愛する現妻との平穏な生活を守るために娘たちとの接触を極力避けていたことも。

では、現妻の殺人幇助とも取れる行動はなんだったのか。

なぜ、ED薬をこっそりと老夫に盛っていたのか?
『だって彼はとっても誇らしげで嬉しそうだったのよ。薬の力を借りてるなんて知らないから、自分がまだまだ女性を悦ばせらことができるって』 
絶対安静の老人をなぜ、厳寒のカナダに連れて行こうとしたのか?
『彼は自分の死期が近いことを知っていた。でもそれに向かい合おうとしていた。彼は病院なんかで死にたくなかったのよ。だから二人の思い出のある、ケベックの湖に一緒に行きたかったのよ』
なぜ、精子を取り出したりしたのか?
『彼を愛していた。彼ほど素晴らしいはいないわ。だから彼の子供がどうしても欲しかったの』
財産目当てではないのか?
『違うわ。彼の子供が欲しかっただけ。』

父との確執の件を知らされていなかった娘と当事者娘も仲違いし始め、裁判は終結。若妻の容疑は晴れます。
老作家と若妻の体外受精は成功。子供を心待ちにほほ笑む若妻は美しい。老作家と若妻は心から愛し合っていたのでしょう。感動のラブストーリー。

でもその純愛に素直に感動できないの。どうしてもグロテスクに思えてうすら寒い。病んでいるとしか思えない。
グロテスクポイントは下記。
① 心臓の悪い富豪の老人にバイアグラ盛ってセックスをする若妻
② 80になっても女性を悦ばせるのは男として当然の義務とセックスを続ける老人。彼は義務感で、だけで6人の妻を含め、数えきれないほどの愛人とセックスをしていた?まるで強迫観念でもあるかのよう。彼は本当に女性を愛したの? 
③ 夫が死んだとたん、その道のプロを呼んで遺体から精子を取り出し、冷凍保存する妻。(合法行為)
④ 80歳の老人から取り出した精子の受精が順調に行ったと喜んでいる妻。私はカトリックではないけど、神様への冒涜のような気がした。 そして目的は本来違うのだけど、合法的に正しい行為なのがさらにブキミだ。
⑤ 受精成功とはいえ、80歳の老人の精子はどう考えても、遺伝子も老化を極めているはず。健常児が生まれる確率だって低そう。 それでも人工的に子供を作り出そうとする『純愛』は傲慢に思える。

おじいちゃまのぼけ老人っぷりが真に迫っており、ものすごく焦った。ほんの数か月前、マッカラムさんなんてダッシュで走ってたのに(あれも別の意味で驚愕だったけど)
しゃんとしたビデオメッセージの姿に、「あれ演技だったのよね、当然」と安堵しました。 でもあまりのお姿に泣きたくなったわよぉー。

そして若妻役のマルシア・クロスさん、私はほとんど知らないのだけど演技派ですねえ。ちょっとルース・ウィルソン連想しました。彼女の『カレったら、可愛いのよ♡』とのろけるかのような笑み!本当にそう信じてる感に溢れ、こわかった。
いや、演技派の彼らのおかげで純愛なのが感じられるから、こっちのおもう常識や感覚とのずれが余計にグロテスクに思えるの。

久々のおじいちゃま、ロバート・ヴォーンの登場はとっても嬉しかったけど、哀しくなってしまった。
おじいちゃまは素晴らしかったのに。

華麗なるペテン師たちは良かったなぁ、毎回くすくす笑って温かい気持ちでベッドに入れたもの。
なんかそういうレギュラーまたやって欲しいっ。待ってます。

ナポレオン・ソロ The Google Translation Affair

あら、素敵な写真と思ったら・・・。             (↑タイトルのエピは存在しませんので)

これ、フェイスブックページのスクリーンショット切り抜きです。
元ブログより、ずっとステキに見えます。
ちなみにどういった事情で、一番上でもなければ大きいわけでもないこの写真が、リンク貼るとこんな感じで現れたのかは謎です。

畏れ多くも、ナポレオン・ソロ、初のファンクラブ(50年前)、インナーサークルを復活させたロバートショート氏が私の元ページをシェアしてくれていました。
元ページは私の数件前の記事です。(ここ)


ショート氏はTV シリーズの頃から、アンクルガンを改造したり、車もいじり、たまにはエキストラで登場したりしている方です。

ナポレオン・ソロ2にはテクニカルアドバイザーとして、クレジットにもでています。そして、今回のナポレオン・ソロ新映画にもかかわっておられます。Imdb見れば全部載ってます。

うゎお!
そのようなお方がシェアしてくださるなんて!と恐縮してしまいました。びっくり!

で、その後が爆笑なのですが・・・ショート氏が、翻訳があればなぁ…と言っておられるその横(下?)で、若いコがほら、翻訳できるぞーと貼っていたリンクが・・・これはあまりにも…抱腹絶倒。
これはないー。

そして、FBからとグーグル翻訳からのアクセスが山ほどあり、 えっ、みんなこのわけわかんないの見てるの・・・と。(汗)
なので英版作りました。初めての試みです。同様にFBリンクを貼ってアップすると、ほら、やっぱりなぜかこの写真が出る。
PCのようなマシンでも美しいものを選別する審美眼があるってこと?

このサイトの携帯版とかだとやはり、一番上の新映画の2人の写真になってます。白黒とは言え、新映画写真よりずっと目を惹き美しいと思う。言うまでもなく私もお気に入り。
元ページよりずっとステキじゃん。


 と思いながら、アップだけして、お風呂に入って出てきたら、その間だけでアクセス数十件。

こんなこともめったとないことです。


ワタシ更新まめにできない性格上、宣伝もしないし、ランキングも参加しないし、何か事件でもあった時にしか、アクセス増えません。

いえ、これ自体大いなる事件なのかもしれません。

そして一日たつと…なんか違うとこからのアクセスも増えてる。 これ、なんなのだろう?と辿ってみたら、ファンフィクサイトにたどりつきました。


あら、Something Interesting というタイトルでリンクを貼ってくださった方が! そしてコメントがみな割と好意的であったのもうれしい。
アナログの私がプリントスクリーンでとったキャプチャーを図化しただけ、出来上がりクオリティ無視で新旧並べてみたのがとっても好評だったようです。何がどう転ぶかわかんないものねぇ。

その上、どうやら、このSomething Interesting とリンクを貼り、新旧並列シーン比較をfascinating と誉めて下さったのが、シンシア・ウォーカーさんと言う大学教授。ナポレオン・ソロ研究で論文出している専門家としては第一人者。アメリカ版DVDセットのボーナスで付いているインタビューにも登場されています。
単純ですが、テストの成績を先生に誉めてもらった小・中学生のような気分です。何となく得意♪

今はやや通常に戻った我がサイト。
ひとりでくすくす不気味笑いでしたが楽しかったー*\(^o^)/*

これはもう、The Google Translation Affair(グーグル翻訳事件)とでも呼ぶぞ。

皆さんありがとう!そして一番最初にgreat siteだから、チェック!と言ってくれたドン兄様、ありがとう。
これからもますます精進に励みますわ。(←ってなんのだろう?)