2016年4月30日土曜日

コードネームU.N.C.L.E.続編を熱望しているのに・・・! もはや第二の地獄特急への道か!?

コ-ドネームアアンクル、もう行く末は半世紀後の『地獄特急』なのでしょうか?(拙レビューはこちら

過日ショックなニュースが!
なんとコードネームアンクル ナポレオン・ソロとしていい男っぷりを余すと来なく発揮していたカヴィル君ががまたもやジェームスボンドに名乗りを上げたがっている…というのです。
少し前のですがこちらでの Henry Cavill For James Bond? ‘Superman’ Actor ‘Would Love’ To Play 007という3月末のHuffPostの記事

BBC Oneのグレアム・ノートン・ショウに出演した時にカヴィル君がカヴィル君が機会があったらボンドをやりたいと発言したというのです。 

思わず、裏切り者ーっ!って石でも投げたくなりましたが、カヴィル君、10年前に今のダニエルクレイグがボンド役をゲットした時にオーディション受けてます。カジノロワイヤルが2006年作とちょうど10年前。現在32歳のカヴィル君、オーディションは当然その前なのですから20そこそこでボンドのオーディションを受けたつわもの。 正直この話聞いたとき、どんなけ自信過剰やねんとしか思いませんでした。

ボンドやりたいかと聞かれて「ぼくは子供っぽ過ぎると思う」と言ってのけた25歳のタロン君の現実的な謙虚さになでなでしてあげたくなったものです。まぁ、彼も冗談っぽく「もちろん!男の子ならだれでも夢見る話だし」とも言ってはいましたけどね。(去年6月のMeet The Actorという公開録画です)

それで・・・、BBC One グレアム・ノートン・ショウの動画がすでに上がっていたので見てみました。



これの面白かったところは後述、または別途お話しするとしてとり合えずは問題のボンドの話ですね。
もう我がアンクル仲間でも騒然、ビジネス的に考えたら責められないし致し方ない云々、もう、有力候補にでも上がってるのかとおもったのですが・・・。

何のことはない、旬の俳優、カヴィル君に、ノートン氏がボンド役もやりたいか?…と聞いた答えに(15:10-15:30あたりです) まぁ、優等生的に、「機会があれば」「もしみんなが僕のボンドを望むのなら」と、「スーパーマンとボンドと両方なんて欲深じゃないか?」という問いかけに、「素晴らしいでしょ」とまぁ、どなたも怒らせる心配のない返答をしているといった按配。カヴィル君、ふつーにウィットもある謙虚な英国人なのです。

別に大真面目に候補になっているわけでも、スポンサーが目をつけてるわけでもないと思われます。
次のボンド候補リストとばかりに20-30代の俳優10-15人上げてるサイトや雑誌なんて山ほどありますが、その一つと思ってしまってよさげです。 今のところは・・・。

それに、Movie Entertainmentという雑誌の2016年5月号にても記事があるのですが、カヴィル君、続編のことを語っています。↓

最後の最後の部分ですが、ここでカヴィル君の言葉。
『僕たちはオリジナルへのオマージュだって入れたかったけど、新しい視聴者に向けて僕たち自身のものも作りたかったんだ。これはガイ・リッチーのひねりの利いたクールでセクシーな冷戦時代のスパイスリラーなのさ。僕たちは続編だって絶対にやりたいよ。』
アタクシとしては誘導尋問のようなノートン氏とのやり取りよりこっちを信じたいですね。まぁ、両方ともビジネスライクなリップサービスなのかもしれません。 カヴィル君に関してはそこまでやきもきしなくてもいいか・・・と個人的に納得していたところに新たなるニュースが!

今度はアリシア・ヴィカンデルがトゥームレイダーのリブートのララ・クロフトに決定とのニュースが。

アリシアちゃん! おめでとうございます!
ではあるのですが、アカデミー賞も受賞し、ボーンシリーズ、そしてこのトゥームレイダーはフランチャイズで何作かは作る予定なのでしょう?

ふとアンクル続編なんて出てるヒマないのでは・・・?と。

ううっ!『戦場からのラブレター』のあまりの素晴らしさに(もっと大ぴらに公開してれば確実にオスカー級でした)、コードネームアンクルごときに出演してもらうのはもったいないほどの女優さん…と思ったけど、まさかほんとにその方向に行ってしまうの?

悪女ヴィクトリア役のエリザベスデビキはBBCドラマ、ル・カレ原作のナイトマネジャーでの評判も上々のよう。(英アマDVD来たので近々みます)

このアンクルリクルートトリオにはぜひぜひ、アンクルも数作出演して、出世大成していただきたいです。ですが、このまま続編が立ち消えると、何十年かのちに、『地獄特急』のようになってしまう?

『地獄特急』(原題:Hell Drivers)検索して上がってくるような大手映画サイトのキャストにも書かれてなかったりしますが、今ではアマゾンで復刻版が500円で出ている白黒思いっきりアナログな、元祖トラック野郎のようなアクション映画ですが、なんと、実はそうそうたるメンバーが無名の若いころに出演していたのです。出演者皆がのちにスパイになったと言われているくらいで・・・。
ジェームズ・ボンドになったショーン・コネリー、ジョン・ドレイクになったパトリック・マクグーハン、イリヤ・クリヤキンになったデヴィッド・マッカラム と3大スパイを輩出したあの映画・・・と語られているのです。
パトリック・マクグーハン(中央) ショーン・コネリー(右)
デヴィッド・マッカラム














500円なのでアマゾンで購入して一見の価値は十二分にあります。

ですが、ここで言いたいのは、コードネームアンクルがこのまま立ち消え(いや!考えたくないっ!)このトリオが皆出世してベテラン女優俳優となった数十年後、コードネームアンクルとは、あの3人が若いころスパイ役で出ていた、あの映画と『地獄特急』のように語られるだけになど絶対になってほしくないのです!

続編嘆願運動も、また新たな手が考案されました。これは元ジャーナリスト、アンクルエピソードガイドだけでなく、スパイもののImdb概要などのほとんどを手掛けているBill Koenig氏のサイト、The Spy Command で奥の手として、世界一の投資家ウォーレン・バッフェット氏に出資をお願いしようというもの。
バフェット氏がぎりぎりアンクルファンであることに一縷の望みをかけて…ということなのですが、バフェット氏85歳です。 うーん・・・アンクルファン第一世代は今の60代の方。 ヴォーンさんマッカラムさんより年上、放映当時は30代半ばの氏は働き盛り。新聞ニュースに目を凝らし、ばんばん株を売り買いされていたことでしょう。子供が見るテレビのスパイシリーズをご覧になっていたかどうかもアヤシイ・・・ もうやけっぱちの様相。 >。<

アタクシもつられて、人柱でも立てれば、呪いは解けるかも…なんて、日本昔話ですらないようなことがふっと頭をよぎってしまいます。
いかんいかん、気を確かにせねば!

皆さま、まだまだ諦めないでくださいね。荒唐無稽でもなんでも次から次へと、続編実現への模索案はでてきますから。
ではとりいそぎ。素敵なGWをお過ごしください!

2016年4月27日水曜日

GANGSTERS, BROTHERS, HEROES. ジョン・ヒルコート監督に敬意を表す。

GANGSTERS, BROTHERS, HEROES.
…皆さま、この3語を見て2016年現在何を連想なさいますか?

先日教祖様づいた勢いで…ツタヤで借りてきました。
『欲望のバージニア』 (原題:Lawless) そして気に入って、ツタヤだけ!DVDには何も特典ないのが不満で、英アマで買ってしまいましたDVD(なんと2.5ポンドですよ!)

本日発送通知が来たので、GW中に届いてくれればゆっくりまた見れるなあ・・と楽しみにしております。(っても他もいくつかまとめて頼んでるのですよね)

この映画も教祖様ニック・ケイヴが脚本まで書いたとはつゆ知らず、スルーしていたおろかな私。そう、ヒルコート監督を特にフォローしていたわけでもなかったし・・・。

いや、『プロポジション-血の誓約』も『欲望のバージニア』もヒルコート監督作と知っていて上映中に気づいていれば絶対見に行っていたとは思います。 実際には監督作なんてはるか昔の『亡霊の檻』しか見ていなかったのですもん。

その『亡霊の檻』の記憶から言うと・・・『プロポジション-血の誓約』も『欲望のバージニア』もちょっと意外ではあり、自分の不覚さが悔やまれてなりません。
この2作品、かなりの映像美です。『プロポジション-血の誓約』の荒涼とした砂漠に不思議な形状の岩岩、夕日などの未開拓地の殺伐とした自然の風景の美しさと砂漠の中に建てられた瀟洒な家のインテリアの美しさ。47インチで見ながら、あぁ、大スクリーンで見たいと心底思いました。『欲望のバージニア』も然り。山の緑、森の緑。夜も稼働してる蒸留所の炎で山は夜になるとクリスマスツリーのように見える…このくだりでは本当に、大スクリーン逃したのを悔やみました。

この二作品の美術担当の方が同じかどうかは未確認ですが、ヒルコート監督、独特の映像美センスを持ち合わせていると思われます。これは・・・25年前の『亡霊の檻』からは全く窺い知れなかったこと。いえ、私の記憶が遠くなっているだけかもしれませんが、正直血みどろの壁と吠えまくる教祖様と音楽の印象しか残っておりません。

…もっと密着してフォローしておくべきでしたね。痛恨の極みです。

この2作品はジョン・ヒルコート監督xニック・ケイヴ脚本/音楽 そしてガイ・ピアースが出演。
ガイ・ピアース株も大きく跳ね上がりました。名優だとは思ってはいたけど、ここまでの幅広い怪演ぶりとは!
いやもう、ほんとに厭な悪徳代官で、こっちまで死体を踏みつけてやりたくなるくらいまったくシンパシーの持てないイヤな奴。お見事です。



そしてこの『欲望のバージニア』ですがこのキャッチ、GANGSTERS, BROTHERS, HEROESってそのまま転用できそうではありません? 
なににってあの『レジェンド 狂気の美学』のキャッチとしてですよ。

いえ、このキャッチ、プロポジションにだって使えます。この2作の舞台は全く違いますが(前者:開拓時代のオーストラリア 後者:禁酒法時代のアメリカ)両作品とも実在した荒くれ者の兄弟と警察など取り締まる側との攻防です。そしてこの兄弟たちはどちらも『伝説の○○』なのです。

『欲望のバージニア』に至っては奇しくもトム・ハーディが不死身との伝説を持つフォレスト・ボンデュラントを演じているのです。そして戦い方とかはレジェンド レジー・クレイそっくり。手に何かつけて相手をぶん殴るのです。
こう来るとなおさら、私の身勝手な妄想、レジェンド へルゲランド監督に不満があるわけではないけど(最もゼロでもないけど)この映画をジョン・ヒルコート監督に撮ってみてもらいたかったという妄想がさらに膨れ上がってきてしまいます。

ジョン・ヒルコート監督映画はその暴力度合いもよく取り沙汰されます 『プロポジション-血の誓約』では大半をオフスクリーンバイオレンスにしたという監督。残虐行為そのものは一切スクリーン上に出さないのですが、何が起こっているかは明らかで一気にR-18に跳ね上がります。
オフスクリーンバイオレンスの古典的代表がタランティーノの『レザヴォア・ドッグス』の耳切り落としシーンです。そのものを見せられたわけではないのに、その効果的なことったら!劇場で貧血起こして倒れた人も確かいたはず。
その場を見せられてるわけではないのになぜか受ける残虐性と恐怖感ったら!

これが『欲望のバージニア』に至っては堂々オンスクリーンバイオレンスです。流れる血の量もハンパではありません。バイレオンス度はレジェンドのはるか上を行きます。レジェンド、冒頭トーチャーギャングと言われたリチャードソン一味がグロイ拷問に興じてますが、白かつらのポールベタニーがええ味だしてますなぁ…というくらいで、ベタニさん筆頭に結構いい役者ぞろえ、出演者の名前見るだけで、劇場行っちゃうくらいの俳優揃えている割には、各人いまいちインパクト薄いまま終わっちゃうのですよね。フランシスを語り部にしてしまったのが間違いだったのか…。と言っても誰ならよりベターなのかは思いつきません。

『欲望のバージニア』は当事者でもあるボンデュラント兄弟の末っ子ジャックが語り部になり、禁酒法時代が終わり、平和になり、兄弟たちもカタギになり家族を作り、「世の中は静かになったなぁ」というつぶやきのようなセリフで静かに終わるのですが、これが、なぜか一緒にとても感慨深い気持ちにさせられてしまうのです。カンヌ映画祭でスタンディングオベーションでたというのはものすごく納得。シャイア・ラブーフの声の演技力なのか、脚本の流れが美しいのか。

ヒルコート監督、シーンごとのペース割がお上手なのだと思います。
ボンデュラント兄弟と悪徳代官レイクスの弔い合戦に車を暴走させて向かう末っ子。前世紀的な車を緑豊かな田舎道を疾走させるだけのですが、この緊張感ったら! マッドマックスのカーチェイス級に居住まいをただして見入ってしまいます。字面で見てたら、ふーーーん程度にしか思わないシーンでしょ? でもこれがなぜか心臓バクバクするくらいの緊張感にあふれるのですよ。
この緊張感の盛り上がり方がカメラワークなのか、音響なのか、役者さんの迫力なのか・・・。監督は役者さんたちの力をフルに活かしているのでしょう。明らかにミニマムのモノから最大限の効果を引き出しています。

トム・ハーディ、自身の不死身伝説を信じているフォレスト・ボンデュラント、信条は曲げない頑固で腕っぷしだけは強いやや不器用な荒くれ者、でも実はとってもやさしい・・・を見事に演じています。表情がとても良いのです。
ここから発展してレジェンド レジーをサブタイトル通り(あ、これは日本独自か!)狂気を含めて演じてくれたらさぞ素晴らしかっただろうと思います。
つくづく、ご本人が動物的な狂人ロニーの方により力が入ってしまったこと、監督もそれでヨシとして、レジーを標準的に血の絆に悩むだけのイイ男にしてしまったのがザンネンです。動物的ロニーより レジーの方が絶対狂気も残虐性も内蔵だけさせれるポテンシャルのあるキャラなのに。もったいないです。
レジェンドは大スクリーン当然前売りゲットしてますが、ここでヒルコート監督との比較をするのはあながち間違っちゃいないでしょう。どちらも我が家の47インチでの鑑賞後の感想なので。

ヒルコート監督次作『トリプル9  裏切りのコード』の日本での劇場公開日はレジェンドと同日6月18日。(これは当初教祖ニック・ケイヴが音楽のはずだったのに、降りちゃったんですよね)

待てない私はおそらく朝から両映画館走りまわると思いますが、もう待ち遠しい限りです。
DVDリリースは5/31. つまり手配しても劇場公開と1週間ほどしか変わらないのです。

これはもう、このタイミングなので、DVDゲットでなく、待ちます。 
すべての映画がこれくらいのタイミングで初鑑賞劇場となってほしいものです。
トリプル9はやいほうですよね、単館、期間限定上映でも。他国と比べて普通に最後なだけです。
これは快挙ですね!


たしかEddie The Eagleの全米公開と同様の時期の公開だったはずです。そしてEddie The Eagle公開日をIMDBで確認すると、イタリアが最も遅い5月の後に半年遅れての11月・・・・あり得ないですねぇ。
こちらはDVD買いになると思います。 
タロン君出演作、初回鑑賞が劇場だった試しがありません。なぜなのでしょうねぇ?

とりあえずは6月18日の朝からの行動予定を考えながら心待ちにしよっと♪



2016年4月25日月曜日

コードネームU.N.C.L.E.続編を熱望する!明けない夜はない…と思いたい

『コードネームアンクル 続編』で検索して拙ブログにお越しになる皆さま、お立ち寄りありがとうございます。

最初に続編を熱望する!と嘆願記事を書いて5か月。これといった進捗がないのがじれったい限り。
ただし各国でWe Want A Squel 運動、キャンペーンなどは続いております。
本日は閑話休題。続編嘆願運動の各国情報など。

思い出したように、「コードネームアンクル 続編」と孤独にググっていらっしゃるあなた。
あなたは決してひとりではありません。 心を強く持ちましょう。

What do you mean we don't have a sequel yet? 「俺たちの続編がまだないってどういうことだ?」

もう、イリヤのくぐもった低い声がそのまま聞こえてきそうです。

こちらはインスタグラムの続編嘆願キャンペーンサイト@unclesequelcampaign に掲載されたもの。インスタグラムアカウントお持ちの方はぜひお立ち寄りください。

旧シリーズファンから見たらひたすらどでかいこのふたり。(キャビネットの大きさとの対比で実感しますね。帽子くらい撃たれちゃいそう)
このふたり、カップルと呼ぶには程遠いですが、ちゃんとバディぐらいには昇華しています。
「2-3か月延長許可出たぞ。トルコだ」だけで終了するなんて、しつこいですがあり得ません。
新スパイコンビがうまれ、これからの成長ぶりを作り上げることこそ、制作者の醍醐味なのではありませんの?
このふたりの成長発展ぶりにともない旧シリーズのソロイリヤのように添い遂げる姿を見届けずに終わるなんておてんとうさまに申し訳も立ちません。

お手紙も書いたし、他にできることがあるなら教えてよーーーーっと夕日に向かって叫びたい気分。WBさまの声は全く聞こえてきません。
続編を望む声はこれほど高いというのに、なぜか数字には反映されてはいないようです。
boxoffice mojoによると世界中での興行収入が1億9百万ドル。BD/DVD売り上げが1600万ドル。製作費が7500万ドルなので、(かつ公開前に宣伝に8000万ドルかけたとの話)まぁ、まだまだ赤字なのでしょうねぇ(ため息)

似たような予算のキングスマンが4億ドル超えと思えば・・・いたし方ないのでしょうか(涙)

もはやファンが資金を出し合い続編制作という奥の手に行くしかないのではという噂まで・・・・
そうなった暁にはぜひとも協力したいとは思いますが、そのような話なら、ガイ・リッチー監督が音頭でもとってくれた方がストンと来るというもの。そう、監督にもそのくらいの熱意をもっていてもらいたいっと思ってしまう。

ですがリッチー監督シャーロック・ホームズ3の準備に入っているとの話くらいしか聞きません。私的にはこちらはまったく好みではなかったのでどーでもいいのですが。(ファンの方ごめんなさい)
アンクル続編、リッチー監督が資金繰りから走り回って権利者のWBさまに話をするくらいのことしてくれればもう、思いっきりリッチー監督株上がっちゃうのですが・・・とんと聞きませんねぇ、そんな話。

昨年2月、ちょうどトレーラーが全米解禁になったあと、私はこんな記事を書いておりました
ソロとイリヤでぐぐったら・・・

あの当時Solo Illyaでググって新コンビがちらほら混じるのがなんだか納得がいかない気分でしたが今、ソロイリヤでググってごらんなさい。もう、英語版は新ソロイリヤの写真が先に出てきます。
2016年4月ソロとイリヤでググったら 左:英語 右:日本語 

日本語はまだ旧シリーズが気持ち多い・・・くらい?これはちょっと意外。あれだけお若い方がファンアートとか作っておられるのに。
昨年2月からブログ書いててた身としてはちょっと責任も感じてしまいますねぇ。 布教が足りない? 最も私は自他ともに認める旧シリーズのハードコアファンなのでたまにどでかいふたりにケチつけたくなっちゃう(でもこれも愛情です)。これがいけないのかしらん? クチが悪いだけで愛情はあふれるほどあるのですが自重いたします。

そしてファンアートと言えば! 私がこの数年お世話になっているFBサイトのアンクルエージェンツ! 
こちらにも素晴らしいアーティストが日々、コラージュや壁紙、カレンダーなどを作ってくれているのです。先週末のヒットはこれです。ジャーーーーン↓

とっても素敵だと思いません?アンクルの女まで含めて主要エージェント勢ぞろい。
このポスター最初はカヴィルソロ(左)のものが上がってきたのですが、あ~~~~ん!センターはロバートヴォーンがいい~~という旧ファンの声にこたえてヴォーンソロ(右)も作ってくださいました。

どっちが好き・・・なんて言おうものなら、旧シリーズファンが創設したアンクルエージェンツその他私がお世話になるグループでは圧倒的に右!となっておりました。
年代別アンケートなんてとってみたら面白いかもしれないですね。

ナポレオンソロが登場してから半世紀。次の50年後にはボンドよろしく歴代ナポレオンソロを並べて、どのソロこそ本物のソロか…なんて喧々諤々やっている若人たちを日向ぼっこでもしながら眺めるおばあちゃんになっていたいものです。

こうやって見ると…あってもよさそうですよね?

皆さま、動きは見えておりませんが、着実にファンは増えております。今日はまだ月曜日。
ですが今週はもうGWも始まります。
さぁ、皆さま The Man From U.N.C.L.E. : We Want A Sequel と唱えながら、あと3日を乗り切りましょう。 GW楽しみですね♪




余談: こちらのページ昨日一旦完成させたのが何をどう押してしまったのか、UPしようとした途端きれいに消えておりました(泣) こちらは再筆です。 これも、呪いの復活(いまさらかっ!)それともやはりクレジットに忘れられたサム・ロルフ氏の祟りなのでしょうか。
リッチー監督! 続編はちゃんとイントロとエンドロールにノーマンフェルトン氏のお名前だけでなく Developed by Sam Rolfeって1スクリーンいっぱいに出して下さい!
ホント私監修役に立候補したいくらいだわ。

追記: 2016.04.27
コレかわいくないですか? 舞台裏↓

2016年4月17日日曜日

ニック・ケイヴぷち特集 私の教祖様 Nick Cave

先日思い立って、途中でやめたっきりになっていたらしい、ブラピ主演のジェシージェイムズの暗殺を再度見直しました。お目当ては…何のことはない、これ、音楽担当がわが教祖様ニック・ケイヴだったのです。(サントラがこちらに昔のビデオからは想像もつかないほど、涙ぐむほど美しいのです。↓のお姿が受け付けない方ほど聴いてみて)

教祖様に出会った10代の頃。教祖様もお若いのでノイズに合わせて野太い声で叫びまくっておられました。(↓こんなの見つけましたが、ほとんど35年前ですね・・・)


その昔、教祖様の彼女だったリディア姉さん(Lydia Lunch)はステージ上でガラスを食ってだらだら流血パフォーマンスという人離れした方。お姉さまのパフォーマンスを見に行くには生まれるのが遅すぎたのが残念でした。 教祖様がBirthday Party として来日されたことがあるかは知りません。私はブリクサとくっついた以降のしかコンサート類行ってないし。

富士ロックフェスティバルで酔っ払って暴れて楽屋を叩き壊してしまった教祖様。プロモーターに訴えられ数百万賠償請求されてましたが、決着した話はとんと聞かない。きっとそのまま踏み倒されたのですね。なので、教祖様が日本の地を踏むことはこの先きっとないと思っています。(それでも一緒にバンドにいたはずのブリクサはおとがめがなかったのか再来日してるんですよね)
そんな教祖様も年齢を重ねすっかり落ち着かれ、(スクリーン上とかで見る限り)人間らしくなり、「私は人間であることをやめた」という20,000 Days on Earthのセリフに教祖様は何を人間と呼んでおられたのだろうかとかなりの数の?が頭の中を飛び回りましたが、落ち着かれた教祖様は素敵になっておられます。でも実際に眼前に来られるとやっぱりこわいのかなぁ。昔はめちゃくちゃ怖かったです。怖くてフリーズしてました。
美形のブリクサですらもう、目に入らなくなるほどキョーレツなオーラのあった教祖様。
左:ブリクサ 右:ニック・ケイヴ 
30年くらい(以上?)前。 萌えより先にコワっ!

この細いブリクサが巨漢となる日も、教祖様の豊かな御髪が消えさる日も想像だにしなかった少女時代。
身長188センチ、黒づくめでマイクにかじりついて叫ぶブリクサを姫のようにエスコートできるのは教祖様しかいませんでした。


昔このT-シャツ持ってた。
着倒したあほな私














つい思い出話に走ってしまいました。元に戻りましょう。
ジェシージェイムズの暗殺は映画化もかなりされてるのですが、この教祖様が音楽担当された直近のが一番史実に近いのではといわれています。ジェシーを暗殺した少年に焦点を当てたものです。それで…映画よりも私は終盤、酒場で暗殺者の少年を茶化した歌を歌う奏者が出てくるのですが、これがなんと!教祖様自らギターを手にお出になられているではないですか!よく通る野太い声で朗々と…! 酒場の歌手にしてはよすぎるお声!


ブラピもなんやらを受賞したらしいケイシー・アフレックも吹っ飛びもう、教祖様に釘付けになる私。お声まで聴かせていただけるとは思っておりませんでした!やっぱ持ってるDVD最後まできちんと見ないといけませんわね。

その勢いで、以前にBDまとめ買いだけしてまだ見ていなかったThe Proposition-血の誓約-もビニール破って観てしまいました。
…これ教祖様が脚本書いたのは知ってたけど、音楽も担当されていたのね! おまけに…監督が昔っから教祖様を映画に引っ張り出す、ジョン・ヒルコートだったのでした。それはそれは!

先日、レジェンド見て、ジョン・ヒルコートが監督として撮ってたらもっと面白かったかも…と思っていたのでこの発見には思いっきり盛り上がってしまいました。
ついでに、未見の欲望のバージニア、これも教祖様の脚本だったのですね!これは絶対に見ないと!

ジョン・ヒルコート監督、初監督作品はなんと教祖様を主演にまで迎えての 亡霊の檻 The Ghosts of Civil Dead という刑務所の囚人の暴動物語。教祖様はメイナードという、いかれた囚人でこやつが新たに収監されてきて日々叫びまくるので、皆おかしくなって行くのです。
両手首リストカット、房内の壁に血を塗りつけながら叫ぶ教祖様。こんなやつが隣にいたらそりゃ皆狂っていきます。 教祖様の叫び声をBGMで支えてたのが昔はパしりにされていた弟分でノイバウテンのブリクサ。フツーの方々が座って観ていられるには意味不明かつ気色悪い映画であったろうと思います。でも今のようにユーチューブなんてない時代。80年代頃の教祖様がMTVなどに登場することはまったくなく。。。この映画も2回以上は観に行ったかと。

見っけ!


で、このヒルコート監督の最新作Triple 9、Imdb 見てたら6/18日本公開と書いてある!まじ――?と思って日本語でも検索したらちゃんとあった! ヒューマントラストシネマ渋谷!またか! この映画館そこそこ近場にあるのに、どうも相性が悪く、ここで公開されると行きそこなうこと多し。

6/18ってレジェンドと同日じゃない! あ、でも土曜日だから両方ともいけるわね。終日放映してくれればの話になるけど。
どっちも私が割引効かない映画館…前売りちゃんと買っとかないと。

これはちょっと面白い。どっちを先に見るべきか。理想はトリプル9を挟んでレジェンドの2度観か? これは終日放映があってこそのオプション。この辺の映画館って夜一回のみとか、一週間の期間限定とかそーいうことを平気でやってくれるからさーーー。見落とすと大変なことに!

今回教祖様はトリプル9には全く不参加!でも出演者面白いです。
このメンバーに教祖様も加わったら最強だったのに。
でもすっごく楽しみだわ。♪


2016年4月16日土曜日

タロン君(タロン・エジャトン)には稀有な才能がある。

数日前に書いた前記事ですが、私、自分で書いた記事やそのソースを見直して、こんなに大爆笑したことってこれまでに一度もありません。はじめてです、こんなこと。

タロン君の言葉を鵜呑みにして、DVD特典挿入をずっと待ちわびていたものが、時間や編集の都合上やむなくカットされたのではなく、「誤解される」から除けという、実質NG同然に監督に却下されたボツ部分であったという事実。 もう笑いしか出ません。おまけにそんな話の記事を一年以上スルーして、さんざんぎゃぁぎゃぁわめきたてた後、今になって知ったという事実。やはり笑うしかありません。腹筋痛いです。


マシュー・ヴォーン監督、別インタビューでは「ロキシーもたくさん撮ってたのに、最終的にはかなりカットしてしまい、悪かったかな…」なんて話してましたが、監督がタロン君にボツ理由を正直に言えず、別の理由を言い訳したというのにも爆笑。もう涙が出てきます。(だってそんなの2時間って決まってるんだからしょうがないだろう・・・でも済むのにねぇ)

そう、山ほどあるカットシーンの中でなぜカットのウソの理由を言わなければならなかったのか。
・・・当事者のタロン君が無邪気に聞いたのでしょう。なんであのシーン入ってないの?いいシーンなのにと。 

「おまえが男と寝たように見えるからだ」とはさすがに言えず、そらぞらしい言い訳↓をするヴォーン監督。 
おこちゃまはまるめ込んだようですが、私はタロン君の話しか聞いていない時に思ってましたよ。

悲劇の前に幸せなお話ある方が悲痛さももっとドラマチックに倍増されるのになぜ省く?…と。

ちなみに時経に沿えば、世界がドラマチックな危機の中にあるというのが判明するのはこの二人で過ごせる24時間よりあとです、明らかに。なので「世界危機の真っ最中にのんきに座って食事してるのは違うだろう」なんてことは絶対ないのです。そんな言い訳をわざわざ監督にさせてしまったタロン君のこの天然っぷり!

結局問題だったのは食事云々でなく、「寝たように見える」→「寝たようにしか見えなかった」こと。
コリン大好きだったタロン君。火星から見たって恋してるのがバレバレとまで言われておりましたが、確かに流出写真のエグジーもそれを100%納得させる表情しちゃってます。→
↑の写真だってうれしそうな視線の先はコリン。

そしてタロン君がこのシーンの話をする発端はコリンの胸筋。トレーニングで鍛えたコリンがジャケット脱いだらすごい胸筋。タロン君が、「ねぇ胸筋すごくついてるよ」と言ったら、コリンも「そうか?ついてるか?」と、とてもうれしそうだったと語っていたタロン君。

多少優しげに和らいだ表情してもクールにすかしたままのコリンを、キラキラした瞳で見上げ、その上アイロン効いたシャツの下の筋肉盗み見たりしてたのでは、それはもう、すっかり身も心も虜にされてしまったお手つき少年。

「勘弁しろよー。寝たようにしか見えないじゃないか。ボツだ!」となっても仕方ないのですね。それでは。大橋教授ゲイ示唆度照らし合わせてもそこそこポイント高かったキングスマン。ヴォーン監督がそう意図したわけではなかったことだけは確かだとわかりました。

と同時にここで元祖メガネをかけた料理もするスパイ、大ボスアーサー、サー・マイケル・ケインが演じたハリー・パーマーへのオマージュという、せっかくのお遊びもチャラになってしまいましたね。

きっと監督はそのつもりだったのでしょう。
こっちの功罪のほうが大きいんじゃない?
ちょっと監督に同情するかも。

ハリー・パーマーも料理して食事したあと、やることやっていましたよね。(女性とですが) 





と思えば、寝たように見せずにハリー宅で食事だけさせるというのにそもそも無理が・・・いえ、
イクプレスファイルとかでも明らかにそういう展開には持ちこまれ、そういうシーンがあります。

ヴォーン監督はピグマリオン(マイ・フェア・レディ)のように、ハリー→エグジーへの紳士教育だけにしたかったはずなのですよね、本来は。


そういっていて気が付きました。
タロン君、もしかして(男の人と)寝たように見せてしまう…類まれなる才能ありません?

レジェンド、マッドテディのような明らかにその設定のものは外しましょう。 いや一言だけ。シャツ一枚脱がずに、実際には何もせずに視線とほとんどないセリフだけでこれだけ仕込まれ感、調教済み感を出してしまうタロン君はもう、天才です。 正直、本来の演出以上に従順なお稚児感あふれかえらせていたのではないでしょうか。実は水を得た・・・だったのかもしれません。

設定外ドラマのことに戻りましょう。
The Smokeの アズボは一見ただのこきたないフーリガン少年なのに、完全に男を惑わす魔性の少年と化していました(制作側の意図は全くわからないけど)。EP1でゴグが飛びかかってきたアズボの胸ぐらつかんで笑みを浮かべた瞬間、「うわっ、このコたち絶対寝たことあるよね?」と思わされたのは、所有物感ありありのゴグのさわり方のせいかと思ったのだけれど・・・

このふたりに関ししては、セットでほめちぎってる記事もあったし、実は若いサム・ギティンスもすごいのよ。ほら、悪党面の目なんて蛇のように冷たいのに、デニスや妹エミリーを見る目はめちゃくちゃ優しいとか。でもねぇ、別にサム君他のドラマ(っても一つしか見たことない)ストレートだったし、ちゃんとストレートに見えてたよ?
ケヴに至っては、絶対そんなことできないのに、えっ!そこでそうなるの!?と何度誤解しかけたことか!ジェイミーバンバーの熱演・・・?ではなく実はタロン君効果?DVD 視聴前、クリップ漁ってたら、パパですら、過去にイタズラでもされたオッサンに見えた。(これはケヴが怒り方のせいかと)

コリンだって、若い頃アナザーカントリーで襲われてたって(←動画見たのだけど、この間DVD見直したらそんなシーンなかった?)、萌えではあってもそうは見えないのだし、シングルマンみたいな指定作品でない限り、別に男の人とできているように見えたことはない。あえて言えば、TTSS(裏切りのサーカス レビューあり)でジム・プリドー(マーク・ストロング)とそうだと曲解する人は居るかもとは思うけど、かなり努力した曲解で、寝たように見えるかと聞かれれば否と即答。(そういえばTTSSはベネさんギラムもゲイ疑惑あったなぁ、しかもかなり正統派の記事で。)

ここまで揃うとやっぱこれはひとえにタロン君のせい、タロン君がすべての要因としか思えない。
タロン君には共演者(♂)と寝たかのように見せてしまう不思議に稀有な才能があるのだ。

この後Eddie The Eagleと金持ち坊ちゃんクラブ(The Billionaire Boys Club)があるのだけど、これらでも、は?と思うようなことあるのでしょうか? 少なくともこの2映画、前者はモデルもいる、実話に基づいてるはずのスポ根。いくらヒューがかわいがってくれてたとしても、そう見えたら大いにNGでしょうねぇ。後者坊ちゃんクラブは彼女つきなので…大丈夫・・・かな?
今後思わずチェック目線でキビシク見てしまいそう。



ついでなのでそれますが、先月のEddie The Eagleのあの一連の怒涛のようなプロモ行脚を見ての感想。
続々上がる動画の数に見る方もフォローしきれず疲れるくらいだから、当事者は疲れ果ててただろうなぁと心底思います。ほんとお疲れ様。タロン君最初の方は気を使ってるのも見え、大人になったなぁ…と思ったけど、あとの方、疲れがたまってきてたのか、ふてたりすねたり・・・(タロン君、それでもかわいいのでトクですよね。) 一緒にいてくれたのが、甘えさせてくれるヒューで良かったね~と思いました。ヒュー・ジャックマン、ほんと、大きなあったかい人なのだなぁと。すねるタロン君を抱きかかえて手をにぎにぎしてなだめてあげる様子、完全に子ども扱いですが、本当に優しい。よかったよね。
それなのにまたふてて、「また次共演したいよな」というヒューに「次なんかないよ」と無愛想気味になるタロン君。「できるわけないじゃない、僕ほんと忙しいのに…」って、あ、甘え過ぎだ・・・いくらなんでも。相手悪いと怒らせちゃうよ。心外そうな顔のヒュー・ジャックマン、それでも、「わかったわかった、次はないけど、そのうちな」と収めてくれるし、ヒュー・ジャックマンの温かさ、器の大きさに心打たれることの多い視聴でした。

ティナママが泣いてしまったというガーディアンの記事。去年に比べたら顔つきが変わっちゃってきてるし、戸惑ってるのかリラックスしてないのが明らかで・・・。どう見ても疲れてるよね。(修行が足りないのかもしれないけど)

若ハンソロ、受けてもいなかったという話は正直拍手してしまいました。 いや、見た目的には似合いそうだなーと思ったけど、やっぱ本人はこういうのってステイタスだしやりたいのかなーとは思ったけど、なんとなくバリバリのハリウッドで穢れてほしくない気もあったので。穢れるっていうのは言い過ぎかもしれませんが、アンチ米国の私には、ハリウッドのセレブが必ずしも特上のすばらしい俳優ではないと思っているところもあるので、そっちに行かせるのはもったいないわ…と。
私はタロン君最初にいい役者なりそーと思ってた時に思い浮かべてたのはイアン・ハートやジョン・シムのような実直路線の先陣だったので、あっという間にユアン・マクレガー路線・・・?みたいなのはちょっと、え~~~って気持ちがありました。勝手ですが。

でもね、一つだけ確かなのは振り回されてつぶれてしまうにはあまりにももったいなすぎるほど、タロン君は多才な逸材であるということ。

思わず、「もう何週間もみんなをハッピーにしてきたんだから休んでいいよ」と書き込んじゃったけど、ガンバレー! 何百万、何千万という人がキミを応援してるよ。

2016年4月12日火曜日

キングスマン 未公開シーンの削除理由はヴォーン監督の弁だったとは!

今更ですが2015年1月のMTVの記事。もう、これは私の備忘録用の記録として記します。

タロン君がDVD特典に入ればいいのにと熱く語ったこの未公開シーン。

巷のうわさで「二人が寝たように見えるから削除された」というのは聞いたことありましたが、スラッシャーの方々の創作話のひとつかと思ってました。  

すると…なんとコレ、ヴォーン監督自身の発言だったのですね! 今の今までそうとは知りませんでした。
あらためて爆笑。 そしてこの記事のタイトル ”The Kingsman: Secret Service Cast Talk Unintentionally Sexy Deleted Scenes”にまたもや大爆笑。セクシーなカットシーンって。 そんなにやらしく見えたの・・・? 特典にも入れられないほどに? 今までこの記事スルーしてたとは!不覚にもほどがあるわ!
(タイトルのTheの位置がオカシイから、引っかからなかったのかしらん? 本国では公開直前の記事ですよね、、コレ)

こちらの記事によると、『撮影だけしてカッティングルームの床に残され日の目を見ることのなかったシーンなんて山ほどあるだろう。ただし、該当シーンが全く意図しないこんな爆笑モノの理由で削除されるのはめったとないこと』

この記事の中にマシュー・ヴォーン監督のインタビュー動画があります。(このビデオが私の携帯では見れたのになぜかPCでは再生できなかった!)
司会者の質問は「これだけの大がかりな映画ではカッティングルームに残されたままになるシーンが必ずあると思いますが、削除してしまったけど、DVD用に残しておきたいような良いシーンはありましたか」というもの。
これに対しヴォーン監督は「とても気に入ってるシーンで、コリンがエグジーにカトラリーの使い方とかダウントンアビー的に、紳士の食事の仕方を教えるというのがあったんだけど、これがちょっと悪い効果が出てしまって・・・。階下に降りてきてコリンファースはエプロンつけてるし、エグジーはチビシャツ姿。まるで彼らがその前の晩一緒に寝たかのようで、誤解を招きそうだったから省略することにした
(追記:「省略」と書きましたが、ヴォーン監督が言ったのはget rid of なので、「除いた」といったほうがより正確。つまり、このシーン、編集段階で仕方なくカットすることにしたどころか、ヴォーン監督的には「オレそんなつもりでこの映画つくってねぇよ」と実質ボツになったシーンなのですよね。それでは特典には含まれませんよね)

この司会者はタロン君にもコリンにもその件に関して質問してます。(この動画は上がってるの他では見つけられずここのみで閲覧可能のよう?)

その話を聞かされていなかったらしいタロン君。(え~~!っと言わんばかりのびっくりリアクション)
「彼がそんなこと言ってたの? 僕は聞いてないよ! でも僕たち本当にいい友達だったからそんなふうに見えることもアリかもしないね。 彼が僕に言った理由は、世界がドラマチックに危険にさらされている状態なのにのんきに座って食事してるシーンはそぐわないってことで削除したって。まぁそうなのかなぁ・・と。僕はその撮ったシーン見せてもらってないし。 でも本当にいいシーンだったからDVDに入ってて見れたらいいけど」

同じ質問をされたらしいコリン(失笑しながら)
「映画の長さの問題もあるし、別バージョンにも成り得て、削除されたのは残念だと思ったシーンはあるけど。そういうこともあるかな・・・と」

パパコリン











・・・・コリンがあの赤いローブのまま、エプロンでもつけてりゃ、もしくはエグジーが赤ローブ借りて着てるのであればどこから見ても疑いもなく…でしょうけど、こんなネクタイまで締めてきちっとした格好の上にエプロンしててもそう見えるのは・・・

コリンはどっちかっていうとパパ面↑してるし、やっぱお目目にお星さまキラキラ状態のタロン君のせいで、そうみえたのでしょうね。 だから監督もはっきりタロン君本人には本当の理由↑を言えなかったのでしょう。(笑)

ですが、監督~~!質問はDVDに入れたいようなシーンということに対してこのお返事。
DVDに残しておきたいシーンではなかったのですか!? なのになのに・・・!
なぜ入れて下さらないのでしょう? DVD発売時(2015年6月)には今更、誤解もへったくれもない状態にタロン君本人が種まき散らしてしまっていたというのに・・・。ケチっ!

キングスマン続編、3年経って大人になったタロン君。やはりコリンはわんこのような瞳で見上げてしまうのか、Puppy Love 状態は卒業してフツーの視線を向けるようになってるのかも興味津々です。(笑)


追記:2016.09.17
お立ち寄りありがとうございます。当記事の続編チックなこちらもよろしければどうぞ。
タロン君(タロン・エジャトン)には稀有な才能がある
駄文満載ですが・・・

2016年4月8日金曜日

キングスマン続編 ハリーは戻ってくるのよね!? Kingsman :The Golden Circle

今朝いきなりのニュースにもうウキウキ♪
このところいい話もあんまりなく、滞りがちだった筆が一気に!

とはいえ、落ち着いて続々と増えていく同種ニュースを見るにつれ、だんだん不安になってきた。
やっぱり、一喜一憂しすぎである。 どーみても冷静な判断能力を欠いているとしか思えない。
あ、これはアタクシがよ。 えっ、そんなもの元からなかったじゃん!と言われればそれもそうなのだけど、ちょっと嬉しすぎてフライングしたか…と心配にも。

なので、ぞくぞく上がって来てるのもある程度ざざっと見てみた。
ちょっと心配なことその一: 発端はすべてタロン君のツイート。。。のよう?信頼性が高いとされているTHRもこのタロン君ツイートだけが元ソースのよう?
そうTHRの若もんがコリンファース出るとツイートしてたのだけど。
・・・・タロン君の発言で期待させられるだけさせられて(*)…というのはこれまでもあったので…要注意か??? と一抹の不安が(汗) 

ポスターの文言、私は朝イチで見た時には当然、ハリーのセリフよね!ともう勝手に二人の再会妄想モードに入ってしまったけど、Reports of my death have been greatly exaggerated...
これはマーク・トウェインからの引用らしい。(これちょっと楽しいですよ↓ただし最近USナレーターでエガートンというのもちょくちょく耳にするのがなんだかなーと思う。去年はエガートンと言ったのは衣装のアリアンヌ・フィリップスだけだった。皆気を使って?エジャトンって言ってたのに)

マーク・トウェインなんて子供のころのトム・ソーヤーの冒険とか読んだ記憶くらいしかないのであまり馴染みはないの。おまけに本より小原乃莉子さんが声やってたアニメのほうが印象強いわ。
でも本人が書いたノートは各種バリエーションとなって引用されているらしい。

1897年に書かれたというオリジナルメモも拝借。↓
death note

こちらはマークトウェインは病床にあると騒がれたが、実際病人は別人だった。その後、死亡説も出たがこれもまた別の人間だった・・・・といった騒動があったらしい。
なのでこちらの原文、前半は『いとこのジェームス・ロス・クレメンス2-3週間ほどかなり深刻な病気であったが今はもう快復した。』のあとに"The report of my illness grew out of his illness、this  report of my death was an exaggeration."(僕の病気説は彼の病気が発展し、僕の死亡説は大ぼらだ)とあるのです。

でもこの死亡説云々はちょこっと形態を変えてはあちこちで使われているらしい。

けど、これだけ文体違うんだから、実はこっそり物陰からエグジー見守り続けてた(何か追跡装置体内もしくはスーツに仕込んでいたとか)ハリーがエグジーに再会していうセリフだと思いたい!

前作でヘミングウェイの引用があったから(ってもそう言われているけど、こっちはそんな記録ないらしい)、今回はマーク・トウェイン引用して…うーん、トム・ソーヤーしか思い出せない私にはヘミングウェイとは格違い過ぎません・・・?くらいのことしか頭に浮かばないわ。(恥)

でもいい!もう私もハリーは戻るものとして、↑のレポーターさん同様心待ちにしてるからね!
世界中の何百万人がそう思っている。
コリンがいてこそあの(多くの中毒患者を生み出した)キングスマン引力が生まれ、ゴールデンサークルもシークレットサービスと同じチカラのある映画になるのだという、ナレーターさんに200%に賛同しますわ。

これで実は大ぼらだったら、・・・刃物や火器を手にするアブナイ人が激増しちゃいます。絶対に!

だから、だから、だから絶対やめてよね。



* タロン君話を鵜呑みにして期待だけしてしまったこと・・・何を隠そう、未公開映像、タロン本人ががすっごくいいシーンだからDVDの特典とかに入るといいんだけど・・・とインタビューで言ってたので、絶対どこかで入ると信じて、今やBD3枚持ってます。
そういえばレジェンドの性的度も・・・これは温度差なのかなぁ?


追記: 2016.04.09
日が変わり、夜が明けたら・・・
なんと、コリンがキングスマン撮影に行ったフランスで撮られた写真があちこちに・・・!!!
ブラヴォー!!!

激ヤセも解消済みの模様。ありがとう!
これでもう安心だわ❤️


キングスマン2 ガラハッド/ハリーは生きている!!! Kingsman:The Golden Circle

またやられたーーーー!?

でも今回は大いに許します。 ただしこれ以降変わったら殺す!!!
今朝一番で飛び込んできた記事!


キングスマン2の最新公式ポスター! 
そしてタロン君のツイートも!

ポスターの文言は『私の死亡報告書は随分と誇張されたようだな?』というもの。 
教会でハリーはサングラスでなく普通のキングスマンめがねをかけていたとは思いますが、そんなことケチつけないからそういうことにしてちょーだい!! 
エグジーがハリーにそう↑言われて大ジャンプで抱き着いたりするのよね・・・・!?

いえ、コリン・ファース、ガラハッドの復活の前には、どんなバカげた話でも文句は言わない!

ただしこれ以降の変更は許しません! わかってるでしょうね、ヴォーン監督?

今日は良い天気!そして子供の入学式。朝イチのこのニュース。
最高の日になりそうです。



2016年4月2日土曜日

コードネームU.N.C.L.E.続編を熱望する! その後・・・  エイプリルフールの夢

みなさま、昨日は楽しいエイプリルフールを過ごされましたでしょうか。
最初にコードネームアンクル続編を熱望!と呼びかけて早4か月半。


皆さま、ツイッターでもお手紙でもなんでもいいから続編希望’We Want a Sequel'の意思表示はなさいましたか? 無事DVDも発売、ファンの方々はリピート見に走っておられることと思います。最後にイスタンブールの光景をチラ見だけなんてずるいですよね。そんなことするならぜひともイスタンブールの話をださんかいっって暴れたくなってしまいます。
怖いよ~、旧シリーズからのファンは。

WBさまの動きは全く聞こえてきません。日本同様3月末が期末ということはないと思うので、ここで何か出る、う~んイースター休暇の後、いやその前のエイプリルフールにおちょくられるのが一番あり得そうな按配です。

いまだにこの続編希望運動は続いております。

ロシアでは過日キャンペーンまで行われた模様。



イリヤというロシア人がリードだったのが利いたのか、ハマー君がロシア系だったのが効いたのか。コードネームアンクルの興行収入、アメリカ(4500万ドル)を除けば1位が英国(976万ドル)、ロシア(910万ドル)はその次の第2位。そのあとの3位が、いきなり数字は半分未満に落ちるのですが、なんと我が日本(424万ドル)です。(Box Office Mojoによります)

う~~~ん・・・こんなに私の半分くらいのトシと思われるお若いファン層も増え、中毒患者としか思えない病人も現れ、山ほどのファンフィクもファンアートも出ていて人気がないわけ絶対ないはずなのですが、なかなか、我々下々の声はWBさまには届かぬようです。
こんなかわいいものまでありますよ。こんなのキャラグッズで売ってもひと儲けくらいできそうですのに。
ソーイングキット
The Siberian Affair シベリア事件


そしてあつかましくも一縷の望みをかけていた(!)英ナショナルフィルムアワード、ベストアクション映画ノミネート!
哀しいかな、予想通り受賞ならず。 受賞したのは言うまでもなく日本未公開、まだ聞いたこともない、Chasing Robert Barkerというアイスランド/UK合作映画です。

投票にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。結果はこちらでご覧いただけます

そして今朝、携帯アラームを切るついでに開けたフェイスブック。目に飛び込んできたのが、ショートパパの投稿! 

赤字は私の落書きです。
おおーーーー!朝一番のニュースがこれとは3年前、土曜の早朝にリメイクソロ候補の大スター様が降板してくださった以来の感動の週末朝イチニュース! と小躍りしたとたん、気づきました。

なんだよ~、あっちまだエイプリルフール始まったとこじゃん・・・!きいぃいい~!
そうなのです。西海岸と日本では17時間の時差あり。
あちらは4月1日金曜日が始まったところだったのです。 がっくり・・・・!
このポストは現地時間で4/1が過ぎたら誤解を招かぬよう削除する・・・とパパが言ったので、スクショさせてもらいました。 あたしの目だけじゃなくって、スクショにも残したからね、パパ。

内容は下記のとおり:
ワーナーは0011ナポレオン・ソロ(The Man From U.N.C.L.E.)をベースにした新シリーズをオンラインネットワークで提供すると発表。新シリーズは現代と舞台とし、60年代へのフラッシュバックを定期的に入れ、オリジナルシリーズにも言及するというもの。 ロバート・ヴォーンがナポレオン・ソロ、しかもアンクルのトップとして復活することに同意、サインした。元トップフィールド工作員、イリヤ・クリヤキンのもとで訓練を受けた、新エージェントたちが世界征服を企む犯罪組織 スラッシュの悪だくみを妨害する。 NCISシリーズのダッキーとして知られるデヴィッド・マッカラムはレギュラーの合間にできる限りの出演ということで交渉中。新シリーズの製作はシューラー/ドナープロダクション。ワーナーブラザースのリーサル・ウェポン新作映画の製作も担当している。その他のキャストは近日中に発表。ワーナーブラザースプレスリリース。問い合わせ:広報部マーク・ウィットセット。

↑ これを大喜びするのは旧シリーズファンが大半(よね、やっぱ)。
新作コードネームアンクルからのファンの方々は激怒かもしれませんが、まぁ、笑って大目に見てやってくださいな。

あとちょっとで地球上すべての2016年度エイプリル・フールは終わります。
さあ、これから上がるニュースは信じて良いのです。
朗報を心待ちにして、The Man From U.N.C.L.E. : We Want A Sequel と叫び続けましょう。 
お手紙は何通書いてもオッケーです。


余談:2016.04.04 追記
ずばりMan from Uncle- we want a sequelというFBサイトがあります。そこで紹介されていたのですが、AgentsSpeciauxというコードネームアンクルマグサイトがあるようです。1個当たり16ドルくらいです。いかがですか?