2016年6月21日火曜日

涙。追悼、アントン・イェルチン R.I.P.

神も仏もいないのかーーーー!!!


悲報を聞いたとたん叫びたくなりました。
嘘でしょう!?
アントン・イェルチン享年27歳。あっけなく事故で亡くなってしまうなんて(涙)
佳人薄命っていうけど、こんなのないーーーー。

3年前、私はこんな勝手な記事を書いていました。勝手にイリヤ候補 アントン・イェルチン
今、もうハマー君に不満はないけど、ことあればいちゃもんつけていた私にはアントン君マッカラムさんイリヤを継ぐ有力候補だったのです。

ターミネーター4のカイルリースをみて、おぉっ!このコいい感じ!と思ったのが最初です。

アントン君、私が勝手に有望株としている89年生まれの俳優のひとりです。

1月の記事でちょっとだけそれに言及しましたが、アントン君については別日に書こうと思ってました。
なのになのに! あたしが記事を書く前にこんなニュースを聞くはめになろうとは!




カイルリースがとってもいい感じだったので、逆戻って子供時代の作品も見ました。

アトランティスのこころ、堂々とアンソニーホプキンスとはっていました。まだ11歳くらいの時だよね。

つまんない学園モノもいくつか見たけど、スタトレリブートのチェコフもめっちゃクチャ可愛くって。


たぶんこのシーンだと思うけど↑、スポック母をテレポートさせようとしてできなかったチェコフ。
"I'm losing her, I'm losing her, I'm losing her, I've lost her." と実況中継?後にできなかったことを悟り、視線を落とすチェコフ。 ロシア少年、言い方もかわいいし、ばっさばさの睫毛の影がきれいで、かなりの胸きゅん度でした。 このシーン、JJ エイブラハム監督もコメンタリーでほめてました。
やっぱ表情が素晴らしいから長撮りしてしまったって。

その後オンリーラバーズレフトアライヴ(私の勝手なレビューはこちら)では吸血鬼に食われてしまうロック青年イアン。

一番直近は君が生きた証(Rudderless)のクエンティン役でしょう。これもまたロック少年。
私サントラCDだって買いました。ビリークラダップの歌にひたすら涙してた映画ですが(そういえばこれも4回は観に行った。毎回大泣きで) アントン君、歌も上手。そして女の子とも話せないシャイな少年、やはり表情がとてもよくて、才能のほどを見せてくれました。今日はCD聴いてます。
この映画について語ってる記事がないのはなぜ?この映画めちゃくちゃよかったのに。(私のレビューはこちら

今のところこの映画が最後だったなんて!
スタトレ3が公開されれば、見れるとはいえ、悲しい。😢 この若さでひどすぎます。

まだ信じられません。でももう、あちらに行ってしまったのですよね。
心から冥福をお祈りします。R.I.P。忘れないから。


2016.06.23 追記
なぜか巷ではあまり言及されていないRudderless 君が生きた証。
私は4回映画館に行きました。
アントン君が歌っているのここに残します。




このふたつめのBeautiful Mess、クエンティン(アントン君)が替え歌的に「サムがいっつも遅れてきらいだよ~」と歌うのですが、これ、サントラの歌詞も2番がそのままこれで、爆笑しました。
・・・・その時には一年ほどでこんなことが起きるなんて夢にも思っていなかったよ。
サントラ歌詞付バージョンもここで聴けます。(見れます)

こんなかわいかったのに・・・・😢
安らかに。


2016.06.23再び追記

Ruderless 君が生きた証 ですが、スターチャンネルで追悼放映してくれるようです。

STAR1 プレミアム 7/17(日)よる9:00 ほか
『君が生きた証』


ちょうど一年、いやもうちょっと前かなぁ、劇場公開してたの。アントン君目当てで一応みとこーくらいで映画に期待せずに行ったのに、大泣きで、結局、放映終了するまで毎週レディスディに行きました。
そのあと、早稲田松竹の2本立てできたときも見に行ったので(子供まで連れて!)通算4回は映画館行った映画です。


2016年6月16日木曜日

マッカラムさん人生を振り返るインタビュー NCIS star David McCallum: Charles Bronson stole my wife, but I never hated him (雑和訳)

あぉ~~ん!昨日アンクルエージェントにアップされていたこの写真!


Sol Madrid - 邦題:追いつめて殺せ!(1968)の舞台裏写真です。
マッカラムさんとSol Madridの競演相手ステラ・スティーヴンスです。
台本の読み合わせでもしているようですが美しい!

あまりの美しさに・・・眼福です♡

この映画自体はまぁまぁ…★3.5~4未満くらいな感じでしたが、見栄えのいいカップル登場の映画でした。(視聴感想はこちら

もう昔の映画なので、あまりこの映画に関して拾えるような記事はググってもあまり出てこないのですが、そういえば、書く書くと言って放置していたマッカラムさんインタビュー記事に再会しました。

なのでせっかくだからご紹介。 ずばり
「NCISスター デヴィッドマッカラム:チャールズブロンソンは僕の妻を奪った。でも彼を恨んだことはないよ」 
NCIS star David McCallum: Charles Bronson stole my wife, but I never hated him

というタイトルの英ミラー紙。今年の2月末の記事ですね。こちらはぜひともリンクをクリックして元記事もご覧あれ。なぜかというと、記事の量の割には写真のオンパレード。ちょっとした集大成なのです。マッカラムファンもナポソロファンもうれしいラインナップです。あ、たぶんNCISファンも。


さすが英国紙!リアルタイムでは英国とオランダでした放映されたことのないSapphire&Steel もしっかりと記事に入れてくれています。↑ 実はカルト人気を誇る70年代終わりから80年代初めに制作された子供時間枠放送のこのドラマ。 私ももれなく信者、フォロワーでございます。
私はスティールって一番好きなマッカラムさん演じたキャラです。ちなみに米映画のソルマドリッドの紹介は全くスルーされてました。(笑)

さて、本題!インタビューの紹介ですね。

まずは周知の話、マッカラムさんの最初の結婚の元妻(ジル・アイアランド)は、マッカラムさんを捨てかのチャールズ・ブロンソンと結婚。逸話として知られた話がチャールズブロンソンが大脱走の撮影時すでに「俺はお前の嫁と結婚する」と宣言した…といううものです。すでにブロンソンの方は有名でした。

記事は続きます。(【  】がマッカラムさんの言葉)

若い俳優として、共演した有名な俳優に妻を寝取られたことで知られた俳優になるなんて、普通なら一生決して許せない出来事のはず。だがデヴィッドマッカラムにはそうでもないようだ。あっけらかんとしたもの。

【僕は彼を恨んだことはないよ。彼はずっといい友達だった。色々な問題が起こってとき、そのことについて心配して不安になって卑屈になる必要はない。問題は解決できるものだよ、それも友好的にね。起こったことは起こったこと。】
82歳の俳優が何につけてもポジティブなその姿がそのままにじみ出ている・・・とのこと。

上述のブロンソンの『宣言』に関してマッカラムさん。「僕はまったくその話は知らないよ」とのこと。
【ジルとの離婚がつらく大変なことだったのは子供が3人いたからね】

【僕の人生は素晴らしいものだったよ。82年間の99.9%は素晴らしく、いいことばかりあった。ここに座って一週間はそのことを語れるよ】

一番つらかったとき、それは1989年、養子だった息子の一人が27歳で薬の過剰摂取で死んだこと。しかももうすぐ父親になろうというときに。
【彼の死が僕の人生の中で最低最悪の出来事だった。間違いなくね。】【愛する人に先立たれるってこれ以上にないくらいひどい瞬間だ。しかもそれがこんなに早死にだと余計に】【いつも思い出すんだ。誕生日とかにその失ったことを。でも起こったことは変えられない。彼は戻ってこない。だから僕はそこにとどまろうとはしない。今が人生で一番素晴らしいんだ】

彼は明らかにいいことを数えて生きるタイプ。離婚後、ジルは乳がんで54歳の若さで逝去するまでブロンソンと添い遂げ、彼はキャサリン・カーペンターと結婚。以来ふたりの子供にも恵まれ、48年間おしどり夫婦として幸せに暮らしている。

70年間にわたるキャリアの中でデヴィッドはいまだにアメリカで大人気TV番組NCISの検死医ダッキーマラードとしての成功を謳歌している。おまけにOnce a Crooked Manという小説も出版した。
【僕の年でね、こんな素晴らしい役を演じられて、小説を書いたらどんどん売れる。これ以上何を望めっていうのさ】【NCISはね13シーズンもあって300話突破したところなんだ。世界でNO.1のTVドラマで。。。こうなったらもうテレビの歴史の一部だよ】

デビッドが13年間もNCISに出演しているとはいえ、年配の世代は彼のその前の栄光もしっかり覚えている。
グラスゴーで中産階級の家に生まれ、1950-1960年に一躍キャリアで躍り出た。大脱走でスティーヴ・マックイーンとも共演した後、アメリカ大ヒットTVドラマナポレオン・ソロでロシア人エージェント、イリヤ・クリヤキンを演じたのだ。70年代にはアメリカで透明人間に出演する少し前、戦争ドラマ、コルディッツに出演した。その後また大ヒットドラマに出演することになる。1979-1982年に放映されたSFドラマ、サファイア&スティールでまだ若いジョアナ・ラムリーと共演した。
【若くて美しい女性が微笑むってすばらしいよ。彼女の第一印象は笑顔が信じられないくらい素敵だったこと。彼女は美しくて、才能にあふれ、とっても会話が上手な人だった。たった一つ残念だったことは僕らの間には大西洋が横たわっていたこと】

デヴィッドの最初のショービズ体験はロンドンの王立演劇学校(RADA)でジョーンコリンズと机を並べていた時の事。
【ジョーンと僕は同じクラスでね、フェンシングの授業も一緒に受けていたんだ】と笑い転げた。
【彼女は体にぴったりと張り付いたスーツを着て。。。とにかく印象的だったということにしておこう。フェンシングも上手だったけど・・・とにかくスタイルが・・恰好良すぎて】(目のやり場に困ったのでしょうね)

卒業後、テレビなどで小さな役を演じいぇいたが1963年の大脱走は一気に彼を世界中の観客に紹介した。トンネルを掘った土をズボンの中から捨てることを考え着いた海軍将校、アシュレーピット役。当時を面出してデヴィッドが語る。
【ドイツのスタジオの外側で警察がいっつもスピード違反のネズミ捕りをやっていて、僕やドナルドプレザンスはよく引っかかったんだ。】
【だけどある日、警察がスティーヴ(マックイーン)を止め、車から降ろしていったんだ。他にも仲間を何人も捕まえたけど、彼が一番早くって一等賞だって】
【彼らはスティーヴを警察署にまで連行したので、何時間か全く撮影ができなかったんだ】
映画は彼の結婚に終焉をもたらしたけど、キャリアはうなぎ上りとなった。翌年、29歳で決定的なキャリアとなったナポレオン・ソロで、ロバート・ヴォーンの相方、イリヤクリヤキン役に付いたのだ。番組は1968年まで続いた。
そのふさふさの金髪とともに即セックスシンボルとなったが、そのイメージはスタジオが作り出したものだとデヴィッドは言う。

【スタジオのライトで撮影すると、本当にブロンドに見えたよ。謎めいたイリヤのキャラのためのルックスだよ。ミステリアスな雰囲気を出すためのね。とっても効果的だった。】
MGMによると歴史上、最多のファンレターを受け取った。デヴィッドはロバートも同じくらい受け取っていたというが。二人ともいつも取り囲まれていた。

【セントラルパークに散歩にでたら、人が一気に集まってきて、押し合いへし合いになったんだ。武装した警察官がやってきて僕を持ち上げ、そのまま公園を連れ出したんだよ】

ガイ・リッチーの新作にカメオ出演依頼がなくてがっかりした?
【全然。彼らは昔のシリーズからキャラクターを映画に引っ張り出しただけで、もっと凝ったエンタメだったよ。ある意味彼らが僕らが60年代にやっていたことをそのままやらなくってとても安心したよ】

デヴィッドは8人の孫にも囲まれ、幸せの理由は尽きない。NCISにはアメリカだけで2200万人の視聴者がいる。それなのに
【あれは僕じゃないよ、僕が演じてる役なんだよ】
【ある日ね、人々がやってきて握手をして言うんだ。ありがとう、NCISが大好きですって。でもTVの中のぼくはNCISの素晴らしいライターが作り出したものなんだよ】(…どこまでも謙虚なマッカラムさん)
少なくとも彼はアメリカとイギリスで出版された彼のクライム小説 Once a Crooked Manくらいは自分の実績としていいはずだ。
【15年くらい前にね、ジャックヒギンズの小説を読んで思ったんだ。僕でもできるって。でもどうやって書いたらいいか知らなかった。だから自分でペンとノートで何かしら書くようにしたんだ。】
【突然僕は出版した作家だよ。信じられないしおかしいと思った。書評も良かったし。】
出版社がすでに2作目をせがんでいるが、デビッドの弁はこう。
【僕はやることがたくさんあって、僕が二人いたらいいのにと思うよ】

以上です。

以外と真面目に和訳してしまいました。今日はここまで。
おやすみなさい。

2016年6月10日金曜日

タロン君(タロン・エジャトン)は犬がこわい② JBを語る

さて、前回に続きタロン君と犬の逸話総まとめ続きです。あとの方でJB語っているインタビュー類も紹介しますね。

エグジーに合わせて同じ表情、一心同体。なかなか役者のジョージ君

もう、一体いつの事だったやら・・・キングスマン日本公開よりははるか前のインタビューでタロン君が相棒のパグ犬JBのことを聞かれていました。どのインタビューだったかもう私も覚えていません。きっとユーチューブを全部探せばあるのでしょうけど…んな根性がない~~~。

キングスマンで共演したJBについて語っていたタロン君。私が最初に見たのはこんなの。

「うん、とってもかわいい犬だったんだよ」
司会者が聞きます。「じゃぁ、今も一緒に飼っているの?」
タロン君の顔が一瞬こわばり、笑みが消えます。そして即座に応えていました。
「NO」と・・・・! とりあえずそのあとすぐにフォロー。
「だって彼には素敵な飼い主がいるんだよ。」(にっこり)

このインタビューのリアクションを見た時、あ、犬キライなのかも…と思っていたらやはりそうでした。
一応、建前で相棒JBをほめ、社交辞令としてかわいかったと言っているものの、想定外の質問にはついつい顔を引きつらせるタロン君。

その後続々上がってくるインタビューでタロン君、腹を括ってかJBとの撮影ライフの真相を語ります。ちなみにパグ犬JBの成犬を演じたのはジョージ君、子犬の時はちっこいのが2匹いたそうで、こちらはタロン君もかわいいと思ったそうです。下二段、中央に対角線上にパグ2匹いますね、確かに。


ブーツサイズならオッケー。でもそれ以上大きくなると…ということなのでしょうか。

それにしてもちっこい!
うっかりふんづけてしまいそうです。





チャーリーたちにいじられるエグジーですが・・・この夜中にバケツの水ぶっかけられたあと、JBを優しくなだめるエグジーのこの表情。
滴る水も加担してか、めっちゃセクシーでした。セクシー度ではキングスマン映画中のショットの中では一番なのがこれでしょう。

こうやって見るとちゃんと堂に入ったなでなでのしかたしているのにねぇ。 犬好きのお兄ちゃんにちゃんと見えてます。


11014734_10203761427227379_1570195600_nタロン君、キングスマン全英公開の二週間後に故郷ウェールズ、アベリストウィスのアートセンターにてキングスマン上映会が開催され、喜々として出席したようです。この上映会のためにわざわざロンドンからすっとんできたタロン君。その時の記事がローカル紙The Tabに出ていたようですね。

こちらはタロン君がサポートしているMNDAのチャリティ上映会、タロン君のおばあさまがこの病気(ALS 筋萎縮性側索硬化症と一緒)で亡くなったたのでサポート活動に熱心です。
11005711_10203761421787243_3247158_n
ウェールズ語で書かれてるスクリーン
さっぱりわからないのですごい違和感



それはともかく、故郷に帰ったタロン君、「ベルリンもNYもくそっくらえ!ここが僕の居場所、僕のルーツ」とかなりリラックスしたのか言いたい放題、クチも悪くなっています。

そして記事も同胞の、地元少年には全然遠慮がなくずけずけ、desperately single (絶望的にシングル)などと書いています。うーん、一年たってeternally single(永遠のシングル)に進化してどうするんだ、その若さで!

「マシューはね、キチガイだよ!コリンも僕もスタントは全部自分でやらされたんだから!死んだら困るって保険会社が止めるとこだけ免除だなんて」云々、こんなずけずけ言いたい放題なの、昨年中の他インタビューではみたことありません。(っつーかほとんどコリンに熱い視線を送ってる姿ばかりで・・・)

「あのかわいいパグ犬、JBにまた会いたい?」と聞かれてひとこと。

「あのくそったれ犬!」
 
「ジョージって名前で、見た目はかわいい犬だったけど、全然いうことを聞かないんだ」
「僕はおしっこばっかりされて大変だったんだよ。とにかくあのバカ犬、もう無法状態!やることなすこと頭おかしくなりそうだったよ」
「子供と動物とは一緒に出演するなっていうけど、子供はまだ何とかなるでしょ。パグとは絶対に出演しない方がいいよ。」

ここまで言われちゃうとジョージ君、かたなし。同情しちゃいますねぇ・・・。よっぽど相性が悪かったのでしょうか。何もそこまで言わなくったって(涙)

この後タロン君は各地でJBのことを聞かれるのですが、ちょっと言い過ぎたと思ったかどうかは知りませんが、一応、それなりにさしさわりなく受け答えしてるのがほとんどです。

ちょっと事細かにジョージ君の何がどう嫌だったのかを語っているのが、前にも紹介した昨年6月のMeet the Actor の公開録画です。この公開録画30分以上とちょっと長いのですが、結構面白い話満載なのです。


 
次の質問があるんだと17:03からキングスマンの犬を選ぶシーンが流れ、エグジーの”Shit”でうまくカットされて会場に戻ります。
「JBは何匹か犬がいたんだよね?」ときくクリス氏に「そう、でもおとなのパグは一匹だけでジョージって奴だった」と答えるタロン君。(17:57~)
このあとタロン君のジョージとの撮影秘話が続きます。

「だけど、ジョージは・・・僕にはもう、ジョージっていっつもソーセージの匂いとセットなんだ。トレーナーの人がいっつもジョージ用のソーセージを手に15本くらい持ってて、ポケットにまたそのまま入れてたりして、そのにおいが・・・・なんかソーセージがポケットにぐちゃっと入ってて…ちょっと僕はね。子犬の二匹はほんと可愛くって好きだったんだよ。でも・・・とにかくジョージは大変だったよ・・・」 

そして話題は会場の人々からの質問へと移ります。
質問がキングスマン続編と今後どうなっているかというものなのですが、タロン君、「うーーーん、何かあるとは思うけど、僕だって正式に依頼されてないし、マシューはどうなってるのっていくら聞いても教えてくれないし」「たぶんインターナショナルな話になっていくと思うけど、ウェールズがいいな!そしたら僕遠くまで行かなくって済むし」「続編はあるはずだけど全然知らないよ。もしかしたらJBが主役かもしれないし」

このインタビュー、クリス氏の振り方がうまいのか、タロン君、いろいろなことについて語り、とっても面白いです。今回はJBが主題なので割愛しますが、ぜひともじっくり見てください。

タロン君、JBには本当に苦労したようですね。
ですが、キングスマン2ではすでにジョージ君も撮影現場で目撃されております。3年たって二人とも大人になったでしょうか? がんばれ! キングスマン2に期待しましょう。

そしてとりあえず、キングスマン2でJBとのタッグが復活するまで、密接に犬とは共演せずに済んだ様子のタロン君。ですが、犬との縁は切れません。

以下は番外編となりますが・・・。

幸か不幸か、この後出演した、レジェンド、Eddie the Eagleで共演した先輩たちがみんな犬好き。

レジェンドももう来週にはやっと日本でも公開されますが、タロン君は愛人の驚異的なふたご二役演じたトム・ハーディ。犬が大好き、撮影中も犬と戯れ、愛犬と離れられません。
このうれしそうな顔!

おちゃめだね!
撮影中にタロン君がいぬに近づけたかどうかは知りませんが、トム・ハーディ愛犬のウディ君、レトリバー系の雑種のようですが、でかいです。そしてご主人様のそばをかた時とも離れない様子。

レジェンドプレミア開場前
そしてウディくんとひとときも離れられないトム・ハーディ。
なんとレジェンドのロンドンプレミアもウディ君を伴って登場。
ラブラブぶりを世界中に見せつけました。








それを知っていてかはどうかはわかりませんが、タロン君、レジェンドのプレミアは欠席してしまいました。
いけなくってごめんねーとツイートだけして・・・・。

お稚児片割れを演じたチャーリー君はちゃんと出席してたのにね。↓

ウディ君、パパのトムハ-ディ以上に皆の注目を集めていました。
タロン君負けたくなくって不参戦にしたわけでは…ないよね?
























その後のEddie the Eagle で共演したヒュー・ジャックマン。

タロン君はめっちゃくちゃかわいがってもらってましたが、ヒューも犬が好き。

ヒューのお宅にお邪魔させてもらい、ワンコちゃんたちともご対面。犬好きのヒューはタロン君も洗脳したそうでしたが・・・このわんちゃんたち、トイレトレーニングがなっていないようで、お散歩に連れて行ってあっても、お外に出してあげても、おうちの中でところかまわず💩をするそうなのです。
一瞬、犬もかわいい気になりかけた(ヒューの手前、振りだけかもしれませんが)タロン君、これにはドン引き、やっぱり犬はやーめたと、洗脳作戦はみごとに失敗に終わっておりました。
これもどこかでビデオ見たのですが…どこだったか失念。発見したら貼りますね。

さて、このあとはもう、BBCの金持ち坊ちゃんクラブ(The Billionaire Boys Club)・・・犬はいるのかしらね? 日本公開あるのかすらもわからない映画がまた増えています。

とりあえずはキングスマン2(KGC)にてのタロン君と相棒JBの成長ぶりをたのしみにしましょう。
おすわり!以上のことをしてくれるといいですね。
↓はKGCの撮影現場、待ち時間中なのでしょうか。左のでかいシェパード、チャーリーの犬のようです。あのヘタレ小僧、ちゃんと犬は連れて帰って世話していたのですね~。
右にいるのがジョージ君、JBです。待て・・・をしているのでしょうか。(笑)







2016年6月8日水曜日

タロン君(タロン・エジャトン)は犬がこわい①The Smoke 編

いつも一緒(のフリだけ)
先日ちょっと慣れてきたツイッターでThe Smokeの走ってくるシェパードに
ビビって逃げるアズボ(タロン君)を紹介したところ、好評だったので気をよくして
タロン君と犬の逸話の総まとめをしてみようかと思います。(←単純な奴)

キングスマンにて映画デビュー。
パグ犬JBとばっちりバディを組んでいた(ように見えた)エグジーことタロン君。
実は犬がこわくて猫派というのは知れた話ですが…あいにく猫とは共演のチャンスがまだないようですね。最も猫派と本人言ってましたが、犬よりは猫のほうがマシなだけなのかもしれません。

あ、私が知る限りなので、もし猫との共演、舞台とかでもあったのをご存知の方いらっしゃったら教えていただけたらとってもうれしい。

せっかくなのでおさらいも兼ねて時系列でタロン君と犬の逸話集。
そうなると・・・重複ですが、初レギュラー出演にて主役をしっかり喰ってしまったThe Smokeから始まります。
(ルイス警部と近未来チックなHereafterの共演者はヒトのみでした。よかったね。)

The Smoke EP2 下記クリップの00:20から↓



タロン君演じるアズボ、ことデニス・セヴァースも犬がこわい。信用ならない獣(ケダモノ)だと思ってます。
新米消防士のアズボ。火災の発生したジムにやって来ますが、オーナーの飼い犬シェパードのモーリーンが走ってくるやいなや飛び上がってよけてます。…はしご(?)があってよかったですね。

モーリーンはしっかり訓練されてるから大丈夫!と言われても怖いものはこわい。演技不要、マジとしか思えない慌てぶりで逃げてますねぇ。アズボは少年感たっぷりなので、かわいい限りです。

ステーションに配属されたてのアズボは暗い顔してちょっととげのある子どもです。ブルーカラーの消防士集団、みんな大きな子供。アズボの先輩になるヤンパパ、リトルアルは大将ケヴが新人アズボを連れて現場に行けば「ガヴ(大将ケヴ)は俺を嫌いなんだ」とぺーペーアズボにちょっと八つ当たり。

無事負傷者のレスキューが終わったあと、ちょっと一服、上司ケヴに犬に飛び上がった理由を聞かれます。↓00:28~アズボがケヴの傷の手当てをしているところです。


3歳の頃、パパの飼っていた犬に噛まれたのです。しかもその犬は首を狙って襲ってきました。
それがトラウマになって犬なんて野生の獣だから人間のいうことなんか聞かないこわいもの…とずっと大嫌いなのです。

アズボのあまりの犬憎し!のもののいいようにケヴがたしなめます。「お前、根に持つんだなー。死刑復活論者みたいだぞ」と言うケヴに「あんただってそうだろ?チャーチルのあと首に縄かけてやりたい(絞首刑にしたい)やつがいるだろ?」と無遠慮に言うアズボ。
これが火事で起こったことを誰にも理解されなかったケヴにはとっても功をなしてしまい、ケヴはアズボを連れまわし、
共依存の沼にはまっていきます。

ちなみにThe Smokeでは不幸なことにもう一匹犬がいるのです。ケヴに「こいつは俺のだ」とタンカ切るアズボ幼馴染ゴグの飼い犬なのですが、ジャックラッセルっぽい小型犬。成犬JBと同じくらいか気持ち少し大きいくらいでしょうか。EP4クリップですが、00:37~に登場する女の子犬です。↓



犬を「嫌な感じ」というアズボに「悪い犬なんていないさ、いるのは悪い飼い主だけ」というゴグのセリフ(01:58~)は名言ですが、ケヴがジギーという別の部下(♀)にかまけている間のこのあと、夜遊びに出かける二人の奇行をぜひご堪能ください。アズボは「NO」が言えない巻き込まれタイプの少年なので、幼馴染ゴグにいいようにされています。

この犬なのですが、数少ない英語のThe Smoke ファンフィク A Perfectly Normal Reaction to Fear  では、サド少年のゴグがデニス(アズボ)を痛めつけるかのように、かつてパパが飼っていたのと同種の子犬を連れてきた…ということになっております。(あくまでもこのファンフィクの話ですからね。)

EP1でこの犬はゴグが嗾け、ケヴに襲い掛かります。これもまさしく喉狙っていそうな勢いでしたが、このクリップのゴグとアズボの奇行満載の翌日、チャーチルに立ち寄ったケヴが保健所に持って行ってしまいます。ケヴのゴグへの密かな復讐でもありますが、結局アズボの仇も取っているのでしょう。

アズボパパとゴグは、こっちが親子の方が自然じゃない?と思うくらい似たタイプ、どちらもアズボに人殺しのツケを背負わせ苦しめる・・・ロクデナシですねぇ。そしてケヴがアズボをこのふたりから解放してくれます。

今回はタロン君共演の犬特集、とりあえずから始めたら長くなってしまったので続きは後日。次はもちろん 
『タロン君 JBを語る』特集にいたします。

ちなみに犬の話が目的だったので、The Smokeの説明は主観バージョンでのみ記しております。
色目をつけてない(はずの)解説はこちらでどうぞ。
The Smoke ドラゴン タトゥーの少年 The Boy with the Dragon Tattoo