2016年3月29日火曜日

キングスマン ハリーxエグジーはソロxイリヤだった・・・! (愕然)

昨年初夏、Asteroid Cowboy さんの質問を受けて脱線しまくりのこんな記事を書いておりました。
キングスマン Kingsman: The Secret Service ピンキーリングがせつない


本編視聴前、まだトレーラーまでしか知らない頃です。簡単にいうと現代版アンクルのようなキングスマン、コリンの優雅なスーツ姿はかつてのナポレオンソロのよう。オマージュ満載、共通点を見つけるごとに、エグジーがナポレオン・ソロ演じたロバート・ヴォーンをパパだと信じて来るのを待っていた少年マシュー・ヴォーンのように思えてせつない・・・というものでした。

ただ、実際キングスマン本編を見ると、キングスマン単体であまりにも完成されていたので、気のまわし過ぎだったかも…と気にならなくなっていました。

ですが・・・その時点で知らなかった衝撃の事実を、お世話になっているショートパパから教えてもらいました。ショートパパと勝手に呼んでますが、旧シリーズナポソロに数エピお姉さん(マッカラムさん元嫁ジル・アイアランドのスタント担当)とエキストラ登場したのにはじまり、今も現役で活躍中の映像効果のプロ、ロバート・ショート氏です。オスカー受賞歴もあるし、コードネームアンクルにも携わっておられます。ナポソロ2も然り、これまで上がっては立ち消えてきたすべてのアンクルリメイク話には関わってこられてると思います。

昨日一昨日にぞろぞろ上がったキングスマン2 ゴールデンサークルの記事を引き合いに、
キングスマンはマシュー・ヴォーンの書いたアンクルリメイク映画にプロットが似ている、危うくソロが殺されて、イリヤがマーリンと新天地に行っているところだった…と。

ええええ~~~~っ!!なんなのよ、それ~~!と思わず絶叫。
いや、これまで候補になった大勢の監督の中にいたこともある…くらいならわかるけど、あらすじが出来上がっているくらい本格的な話があったの~~~!?
私はむしろ、この因縁があるからヴォーン監督絶対アンクルはやらないと思っていた。失礼だけど、ガイ・リッチーのコードネームアンクル、ヴォーン監督が作ってたら、もっとシャープに完成度上がってたよね、きっと…と思ったことがあるくらいなのだから。

それって何???第一世代じゃないと知らないことっていっぱいあるんだから教えて~と食い下がると、
ハイ、教えていただきました。

なんと、ヴォーン監督はカジノロワイヤルの監督候補だったのを、アンクルリメイクをやりたいからと降りたのだそうな!(2005年当時の記事がここに!)

えっと~。日本で特にまことしやかに言われていたのは、ヴォーン監督、カジノロワイヤルの監督候補にはなったけどコンペで負け、キングスマンはそのリベンジなのだ…というもの。アンクルとの共通点見つけてはしゃいでいたのは偏愛主観まっしぐらの私くらいで、公的なメディアがアンクル言及してたのは特に見た記憶…ない。あったかしらん?
こんなお遊びはもちろん海外公式サイト+EMPIRE
おまけに、そのボンド物語が、ボンドは実は庶民でマイフェアレディよろしく学習してセレブもどきの粋なスパイになるまで…というものだったので却下されたのだという話も聞いた気がする。(もっともこれにはショーンコネリーがボンドになるにあたってスーツの着こなしから始めなきゃならなかった云々にもかけてあるらしいけど)

これは…ショックだ。どこまでがアンクルにもあったプロットなのか? 旧シリーズではソロさん何年かは年嵩っぽいけど、ほぼ同世代のソロとイリヤ。
ヴォーン監督が出してきたリメイクプロットではかなりの年の差ペアで、ソロが新人イリヤをリクルートして仕込むという話だったらしいのです。ソロがイリヤをリクルート…というのはファンフィクでは見かけたし、半世紀前の日本語吹替版!原版第一シーズンでは毎回繰り返しだったプロローグ –アンクルの紹介と 「私はナポレオンソロ」に始まり、イリヤがアンクルガン組み立てて〆がウェイバリー課長の最初のシーン - これが日本語吹替は毎回かえてあって、一度、イリヤが「ソロに誘われてアンクル入っちゃったけど、給料は安いし」みたいなことを言ってるのきいて卒倒しそうになりました。 でもソロがイリヤを連れてきた説は昔っからあるのだと思う。↓



『ずっと父親だと思っていた相手に拒否されて殺しちゃうってフロイト的解釈よね』…というのはナポソロ研究家の教授(シリーズコンプリートDVD特典にも登場されてます)
何故ヴォーン監督がアンクル撮る話が頓挫したのかは10年以上前のことだし、皆、なんだったっけ・・・といった案配。
一応過去歴探してくれるそうですが(後進の教育は厭わない素晴らしい方々ばかりなので)私もちょっとググってみた。

するといろいろな話が! 
私ヴォーン監督、そこそこ若いころにもう、ソロさんが実はパパではなかった…というオチは知らされていたのだと思ってました。ふたりは顔だって全然似てません。ですが、それが公になったのは2002年、今世紀なってからのようです。





マシュー・ヴォーン監督のクラウディア・シファーとの結婚式前に、たまたまロバート・ヴォーンインタビューすることになった人が、息子さんが結婚されますねと話を振ったところ思いがけない展開に! ヴォーンさんが「私の息子ではない」「80年代鑑定結果出て裁判で決着している」と暴露したそうなのです。ここで初めて公式になった模様。80年代のうちに裁判で負け、父親ではないと明白になっていたことをヴォーン監督が知らされていたのか、ママが配慮して隠していたのかは不明です。

それと、私は勝手にキャシーママが生まれた子はあなたの子だ認知しろとヴォーンさんに迫ったのかとでも思ってました。でもこれも違うよう。当時同棲してたからヴォーンさん自身、自分の子だと思い、ヴォーンという苗字を名乗らせたいと言ったのはヴォーンさんの方。マシュー監督が生まれたときの出生証明の父欄にロバート・ヴォーン(Robert Francis Vaughn)の名前があり、マシュー監督出生時のフルネームはMatthew Allard Robert Vaughn。 衝撃のインタビューに転じた不測の事態に遭遇したこの方はアメリカの裁判所もマシュー・ヴォーン監督の生まれた病院も確認しに行ったようです。これが2002年の記事ですが、この時点ではお貴族様のGeorge De Vere Drummond氏が父親とはわかってなかったのですね。記事はあとヴォーン監督が考えるのはロバート・ヴォーンでないなら誰が父かということだけ…と結んでいます。

監督のお貴族様の実パパですが、なんとジョージ4世が名付け親だったなど、ハンパじゃなく由緒正しいお貴族様。そういえば監督ったら、ハリーの潜入カバーの名前にしっかり実パパの名前拝借してる…! Mr. De Vere って、最初に見たときあれっとは思ったけど、あ、よく考えたら今はご自身の本名なのか…と気を取り直してたのですが、ここまでフクザツな背景があったとは。
・・・ハリーの講和(生まれは関係ない、とか昨日の自分自身に勝つこととか)に今まで以上に重みを感じてしまう。

キャシーママの話によるとヴォーンさんはマシュー監督の一歳の誕生日前くらいまでは手紙やプレゼントをしょっちゅう送り、パパ然と振る舞っていたと。その頃に今の奥様リンダさんと付き合うようになり、その後全く無視されるようになった。キャシーママは息子をまるでなかったことにしたと憤慨していたらしい。マシュー監督が最後にヴォーンさんに会ったのが11歳の頃。それもママと芝居を見に行った劇場で偶然居合わせてしまい、かつ、まわりも驚くほど、ヴォーンさんは二人を無視しきったらしい。(>。< 聞きたくなかったそんな話!私おじいちゃま大好きなのに!)

・・・それはやはり監督が可哀想すぎる。ヴォーンさんにしてみれば迷惑な話だったかも知れないけど、子供だったマシュー少年は何も悪くないのに。監督にとって父親って悲しいか不快な思い出しかないのかもしれない。どっちの親にも。なかったことにされた子供は父親をなかったことにしたいのか・・・。だからハリーはあっさり映画の半分くらいで死ぬことにされてたの・・・?と私でもあらためて思い始めてしまいます。

ヴォーン監督のアンクルリメイク話がなぜ頓挫したのかは知りたい。でも頓挫してくれてよかった。
キングスマンという映画が出たおかげでこれまでとは違うコリン・ファースの素晴らしい姿を観れたし、タロン君のような逸材を大体的に世に出してくれたのです。
そう、これはキングスマンという優れた映画を世に出すための運命だったのよ、きっと。

こけたアンクル話…コードネームアンクルの怪物級大男のイリヤや元泥棒のソロさんに最初は抵抗あったけど、リッチー監督の映画はこれはこれでヨシ。十二分に許容しています。続編も欲しいと心から思う。
こう見るとかわいいソロ+イリヤ。真剣にじゃれてます。
でも、イリヤが小僧っこでそのイリヤの成長物語なんぞにされるのはちょっと…どころかかなりひくかも。
やっぱアンクルはフツーにペアじゃないと。
 
これをソロ+イリヤと思えってのはいくら何でもあり得ん!!!
ソロ + イリヤ

  












だからすべて成るようになっているということで、これで良いのだ。そうよね?
・・・でもショックでした。

そうだ! あのキングスマン日本公開直前のインタビュー。なぜキングスマンがクレジットで『母キャシーに捧ぐ』になっているのかと監督に聞いたアホなヤツ!目が点になりましたよ。絶句。そんなことわざわざ訊くかー? ああいう場で親に感謝を捧げるって人になぜ?ともきかないでしょう、そもそも。
ヴォーン監督がひとり親なのはウィキにも書いてあります。一人で育ててくれた母に並々ならぬ感謝があっても不思議ではありません。そして、キャシーママは2013年、監督がキングスマン撮り始める直前くらいに亡くなってます。
監督はにこやかに「そんなこと初めて聞かれたよ」と返してましたが…配慮がなさすぎるにもほどが(怒) 

そして007リベンジ説はなんだったのか? 確かに海外記事で007へのオマージュのことは書かれていたけど、リベンジ説は日本の記事でしか知らないと思う。たしか町山氏の論説だ。(講演つきの上映回行きました。)
これも、公式さんの出してたあの教会ファイトはワンショットで撮られた云々(DVD特典観ればウソはバレバレなのに)と同様の広告宣伝、マーケ戦略だったのでしょうか?
私個人的にそういうでっち上げすぎる宣伝って、モノがいい時ほど侮辱してるように思えてしまうのだけど…。効果はいかほどのものなのでしょうか。

2016年3月28日月曜日

キングスマン続編 Kingsman: The Golden Circleに一喜一憂 プリクエル(前日譚)の夢破れたり。


ついに正式に続編タイトルが出ました。そしてヴォーン監督の談話も・・・。
もう、ジュリアン姉さまのニュースが出る頃まで(確定でいいのよね?)進展有るたびにまだ嬉々としていたのですが、もう、ハル・ベリーが2と3の続き2作で打診されていると流れるあたりから…だんだんションボリうつむくようになってきてしまいました。

ふたりとも大好きだけど…>.<
だってだって! このままコリン・ファースのガラハッド復活はナシのままで、Kingsman 2とKingsman3まで話が上がっているということは 最後に一縷の望みをかけていた前日譚の可能性は当然しばらく有り得ず、2017年に2、そのあと2019~2020年に3(気が遠くなりそう…>.<)と思えば、コリン・ファースはすでに60歳。この後いくらなんでもプリクエル(前日譚)なんて出ないですよね。できたとしても、60歳を過ぎたコリンが再出演して若ガラハッド演じるとはまず考えられない(泣)。ほかの人がやるくらいならいらないし。

そう思うとやはりうなだれてしまいます。でもまぁ、こうなってしまったからには仕方がありません。気を取り直して次作Kingsman: The Golden Circleを見つめるしかないのです。いっときKingsman : An Unnecessary Follow-Up が次作タイトルと言われていたけど、やはりこれは気乗りのしてなかったヴォーン監督のやけっぱち創作だったのかしらね。 まぁ、ご自身でメガフォンとる気になってくださり、立派な(?)タイトルに変更されて良かったというものです。

そしてこの The Golden Circleですが・・・キングスマンが円卓の騎士からコードネーム拝借し、現代の騎士と謳っていたように、The Knights of the Golden Circle(KGC)ではないか説が・・・。日本語のウィキではKKKへの発展疑惑とありますが、英版ウィキにはそのような記載はないけど。

ですが・・・このメンバー疑惑のある方々の名を見ると…公的には犯罪者で、なんとブラピも演じたことのあるジェシー・ジェイムズの名前まである。 アーサー王に仕えた円卓の騎士とは格違いにも程が・・・!リンカーン大統領暗殺容疑まであります。

あ、もしかして・・・これは今回の悪役、ジュリアン姉さまがそのゆかりの人なのでしょうか。ところでジュリアン姉さま演じる悪役は本当にポピーちゃんという名なの?思わずタイムボカンシリーズ、ドロンジョ様を思い浮かべてしまったのですが…そういう系統の笑いはとらないですよね、いくらなんでも。
ハル・ベリーはCIA長官ではないのね。こちらのお供がカウボーイチックなジャック・・・ではやはりこっちがKGCゆかりなの? どっちなのでしょうね?

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こんなことが許されるのかっ!?
そもそもキングスマンHQが破壊されるなんて! 

あのサヴィルロウの高級店を廃墟のようにするなんてひどいと思う。(この絵の左端看板は確かにサヴィルロウに下がっていそう) 

ううっ!私の大好きなあの白髪の紳士、番頭さんもいなくなってしまうのね(泣)。 ひどいわっ!!



キングスマンやはり解体…というには語弊があるのかもしれないけど、コリンが演じるハリーを消してしまったことで、人が無くなってしまったのですね、きっと。 

だって、マークミラーがコリン復活云々言い出す前には思ったもの。誰がハリー相当のキングスマンやれるのかと。
(こちらはもう、会議頭数用キングスマン。戦闘はきっとムリ→)

ポッシュでアッパーミドル以上の風格があり、優雅に武闘ができる人。

ジャック・ダベンボートだってランスロットとして、ほんの数分の登場で退場させたのはもったいなかったとか、勝手に考えてましたよ。


アナザーカントリー仲間のルパート・エヴェレットがコリン程コミットするのは想像できず、ヒュー・グラントは腹も出てるし、すでにウェイバリー課長
唯一、先の条件に合いそうなのがちょっと若いけどベネディクト・カンバーバッチ。でもあれだけキョーレツなシャーロックがあるし、忙しすぎるからキングスマンになんか今更なるわけ絶対、ない。
 …と考えるとヒトがいないのよ、だれも。 

タロン君は素晴らしい役者だけど、紳士役というより「コリンのおふざけバージョンを演じてるつもりだった」と本人がいったように、コリンが(コリンのようになるには)「まだまだ道は長いぞ」とタロン君をからかったように(このFanvidの01:40-1:45ですね)、やっぱあの、コリンのキングスマン感の再現は逆立ちしてもムリです、タロン君だけじゃ。体格もかなり違うし、佇まいとか、身のこなしとか。

だからいっそのこと土俵をかえてしまうことにしたのですね、ヴォーン監督。 
正直、この週末にわさわさ上がってきた記事の字面を見てると、え~~まじぃ~?と言いがかりつけたいことはそこそこあるけど、何しろ相手はマシュー・ヴォーン監督。

これまでのヴォーン監督がメガフォンとった映画はレイヤーケーキに始まり、私が鑑賞済みの作品はどれもこれもまえ期待値を超え、ハマることになっているので、言いがかりを大いにつけたいキングスマン続編も、どう出てくださるのかめちゃくちゃ期待しています。だって、キングスマンだって、コリンの撮影風景だけで夢膨らんで待ち続け、トレーラー出てからその面白さにさらに期待値はあがり、まえ期待値だけで500%以上になっていたであろう本編鑑賞(初回はうちのテレビでのBD)。届いてから数日、毎晩リピート見しました。

まえ期待値が上がりすぎると、実際見てう~ん、悪くないけど、思ったほど・・・になるケースの方がずっと多いですよ、ふつう。 ですが、ヴォーン監督は見事にただの撮影風景→トレーラー→本編と毎回期待値以上のものを見せてくれたのです。 この度もヴォーン監督自身、もう教会ファイトはないけど、誰も見たことないようなのは用意してるから・・・と。

なので、ある意味ヴォーン監督には絶対的な信頼もあるので、どう、裏切ってくれるか(いい意味でよ、もちろん)、ものすごく楽しみではあります。
せっかちなのに(泣)、気長に待たざるを得ない間(欧米公開が2017年6月厳守できたら驚くぞ、私は)、そのゴールデン・サークルの勉強(こじつけもいいとこ!)ということにして、ブラピ主演の『ジェシー・ジェイムズの暗殺』でももう一回見てようっと。なんとこれは音楽を教祖様ニック・ケイヴが担当されたのです。この公式サイトクリックしてみて!音が聴けます!って興奮するのはアタシくらいよね。(恥) 実はそれだけの理由でBD所有。

ちなみにジェシー・ジェイムズの話は山ほど映像化されてますが(おじいちゃま、ロバート・ヴォーン氏も昔、ジェシー暗殺する少年やってました、私が生まれるよりも前ですが)このブラピ主演版は一番史実に近いと言われているそうです。

最後に余談ですが、私日本版のキングスマンロゴ、とっても嫌だったの。(ごめんなさい、尽力していただいたのに)
オリジナルはシックにシルバーゴールドだってのに、白地でも黒地でも映えるのに、日本だから日の丸を尊重でもないだろうに、赤! 
おまけにキャッチフレーズが『キレッキレのアクション』とか、もうガゼルしか念頭にないかのように、スパッと切れてずらしてあるこの赤ロゴ。


続編でも使うの、これ? 色だけかえて金色にでもするとか? 日本固有のモノ、わざわざ作らなくっていいからオリジナルをもっと尊重しましょうよ。そうしてほしいです。 お願いします。

追記 2016.04.02
公式ロゴ、ポスターのようです。やはり同じようにシックですよね。
日本公開、次の悪役はっきりするまでポスターも作れないから公開できない…なんて言わないでね。



追記2016.04.08
朗報! なんと大進展が!(であることを祈ります)
キングスマン2 ガラハッド/ハリーは生きている!!! Kingsman:The Golden Circle

2016年3月27日日曜日

Virgin Prunesを聴きU2 アルバムのピーター君を思い出す。

最近、懐古癖がはげしくついてきた気がする・・・。
そこまでトシでもないはず…というより今からこんな現象起こしていて大丈夫かっっ!!と自分でも思う。
でも自分が好きだったものってやっぱ大事にしちゃうじゃない。
タロン君のおかげで昔聴いてたものをぞろぞろYouTubeで漁ってたり・・・私の真髄の嗜好はOMDのような健全なポップスではなかったけど。そしてちょっと前にヒュージャックマンが言ってた10代のころに聴く音楽がアイデンティティとなる・・に思いっきり納得、共感。

本日のなつかしの音楽はVirgin Prunes。日本盤も多少はでてたような気はするけどさだかじゃない。ちなみに、Virgin PrunesのメンバーはU2のボノの幼馴染です。ボノって名前つけたのも彼らです。 一緒に活動してたんだよねその昔(きっともう40年くらい前?)。Virgin Prunesがもともと, 別格のアイデンティティを持つべし云々で仲間皆に名前つけてたの。彼らもギャヴィン・フライデーとかグッギとか子供心にもヘンナノ…と思うような名前ばかりでした。そしてこの変な彼らの名前まで知っている人に巡り合う頻度もとっても低いのです。ロンドンにいた時ですら、『父の祈りを』(In the Name of the Father)を観に行って、ギャヴィンの名前をクレジットに見つけて歓喜する私を現地人ですら理解しなかった(シティで働いてた時だったんだけど、まわりは誰も知らなかった!Virgin Prunesを・・・)

それでも私はこういうノイズというか不協和音が見事に調和した美しさにうっとりとトランスに落ちてしまうの。どこか耳じゃなくて、脳下垂体もしくはどこか体の奥の方で聴いているというか感じ取っているような感触。

・・・これは社会的責任など一切なく、物事を考えなくても許される年代のころに浸る分には問題なしだったと思うけど、成人してから浸りきるのは社会生活にちと不便を生じるような気がする…とかなり長いこと封印して来てしまいました。

それはともかく、Virgin Prunes聴きながら、そういえばU2のアルバムの写真の男の子どうしてるんだろうと思いました。 Virgin Prunesメンバーグッギの弟のピーター君。


このポスター昔天井にはってた!今でもそのまま実家に残ってるかも。
この子はU2のファーストアルバムジャケットもモデルしてます。それがコレ。このとき5歳。↑は8歳。
 


Peter Rowen
ピーター・ローウェン氏
もう、ピーター君なんて呼べませんね。
そして今、彼は成長して今なんとカメラマンになってるらしい。5年くらい前の記事ですが見つけた。おまけにキット私が30年前(いやそれ以上前?)に遭遇してたら歓喜狂乱してただろうなと思うようなウラ写真も山ほどありました。備忘録に拝借。 めっちゃかわいい!なんか昔映画に出るらしいなんてうわさも聞いた気がするけど結局出たのでしょうか?その後知らないなぁ…。 U2のPVには出ていた気がする。確かTwo hearts beat as one だったような。







皆さま今でもアイルランド土着で活躍しておられるようで・・・。
そういえば、マイケルファスベンダー主演のハンガー観た時に、なぜかヴァージンプルーンズを思い出したなぁ。(ハンガー真面目?レビューも書いてました)も別にこれは音楽に彼らが関わっていたわけではないけど、なんというか、狂気っぷりが何気に・・・。そう、『麦の穂を揺らす風』とかがまっとうに正面からアイルランド問題に声をあげるU2に重ねるなら『ハンガー』の狂気はヴァージンプルーンズに近いものがあると。

ちなみにこのかわいらしい男の子のお兄様グッギはこちらのヴィデオの金髪のリードヴォーカルです。

それから先ほどあげたTwo Hearts Beat As One あたりでした! PV見っけ!
何度か出てくる少年(0:48~、1:28~、1:50~)ピーター君です。(みんな若いよ、U2メンバー)

そしてお時間のある方、逃避と狂気の世界にうっとりと浸りたいのであればここをお聴きあれ
New Form of Beautyシリーズ。ノイズですが…どっぷり浸ってしまっていた少女時代の私。
調子よくない時に聴くとかなりいってしまうかも。途中、オリジナルGloomy Sunday感の
あるとことか、ちょっと怖いですね、今聴いても。
ちなみに、もしハマって戻ってこれなくなっても責任は取りかねますのでくれぐれも自己責任でご注意を。











2016年3月24日木曜日

0011ナポレオン・ソロ 倒錯スチルの密かな男っ気 - ソロさんが好き!

久々にさわがずにいられないものに遭遇! 
昨日、久々にUncle Agentsで見たことない写真が上がってました。(もう、3年近くお世話になってるので大抵のものは既知になってしまうのですが)

それがコレ↓

これは第4シーズン The Gurnius Affair からなのは明らかです。でも、こんなシーンは見た記憶がありません。
カットされたシーン?にしては本エピとつながりません。
このエピは、簡単に説明するとナチ残党がまたもや第3帝国復活をたくらみ悪さをしているのですが、そこに奉られているユダヤ人拷問虐殺犯の息子がイリヤとうりふたつ。この息子は格闘の末死んでしまうのでイリヤがその息子に成り代わり敵方に潜入しているのです。

イリヤにはしっかり追跡装置がつけてあり(過保護なソロさん、大事なイリヤを一人で敵地になんて送り込めません)、ソロさんとカメラマンの美女がイリヤを追い、敵地を探るのですが囚われてしまいます。
サド男の息子に化けてるイリヤはサド男レプリカになり切り、ソロさんを拷問します。

何がつながらないって、イリヤは確かにこのステッキみたいなのでソロさんの顎下突き上げるけど、その時のソロさんはネクタイ締めてました。 

その後拷問台に縛られ拷問されます。お若い方にわかりやすいように言うなら新作コードネームアンクルのカヴィルソロの拷問と似たような感じです。その時には皮ベルトのようなので固定されてます。

なので・・・こんなシャツはパリッとしたままで導線みたいなの首にかけてるシーンなんてなかったの。 そもそも第4シーズンはカメラ機材も一新したらしく鮮やかなカラー。白黒ではありません。

だから…これは宣伝用スチルだったのですね、きっと。

前にも思ったのですが…ナポレオンソロ制作陣の中にちょっと(いえかなり)倒錯した方がいらしたのでないでしょうか?

なんでわざわざこのようなスチルが・・・?と思ったのはこれが初めてではありません。
前にも書いたことあるけど…サド心をくすぐられてしまうこの写真。→

これもカラーの第二シーズン、The Virtue Affairです。もうじき衛星劇場で放映されるんじゃないかな。

でもイリヤは後ろ手に手錠をかけられ、弓矢の的にされ、走って逃げるので、こんなふうに手錠で木につながれているシーンなんてないのです。

こうやって言葉に書き落としていくと・・・半世紀も前のお茶の間TV番組にしては随分と倒錯入ってますねぇ。

・・・・とはげしく脱線しましたが、↑の白黒スチルを見た時にやっぱりあたしはソロさんが好き!と改めて実感したのです。それが言いたかったの!

私、確実にイリヤファンだと思われております。
もちろんイリヤも大好きなのでそれは間違ってはいないのですが、ソロかイリヤかと問われたら、絶対ソロさんなのです。

でもなぜか拙宅で駄文をつらねる量は確かにイリヤ関連のほうが多い。コレクションもたしかにマッカラムさんのもののほうが多い。これはマッカラムさん出演作のほうが欧州かぶれの私には肌に合うものが多いせいだと思います。Saphire & Steelとかほれぼれするほど好き。 でも明らかな起承転結がないと理解できないアメリカ人なら怒り出しそうなちょっと不可解なお話です。

AXNの再放送時、第一シーズンの時タイトルと一緒に写っていたこの小さな写真(うちのテレビじゃ5x6cmくらいな感じ)のソロさんに惚れました。第一シーズン、イリヤが登場しないエピでのソロさんのかっこよさ。S-9や鳩のソロさんはそれはそれは素敵でした。(他にボキャが見つけられない自分が恨めしいけど、わかって~~~)
それにソロさんってとっても優しい。人妻がちゃんと夫と元のさやに戻れるよう、でっち上げの祖父の話を語り、夫のもとに返るきにさせちゃうソロさん。(The Green Opal Affair) このソロさんのでっち上げのお話がまた心に染み入る素敵なお話なのよ。ただ50年前制作の日本語吹き替えは残念ながらつくりかえられてました。衛星劇場の字幕は見てないのでわかりません。

The Neptune Affair で大変なことになるとパニクッてるイリヤを何だまだ72時間もあるじゃないか・・・と大人の笑みと余裕で落ち着かせてあげるソロさん。

ソロさんの鷹揚さ、やさしさに心底惚れてしまいました。

もちろんイリヤだって大好きです。きれいでかわいいし、なんか面白いし。
でも私イリヤにはものすごく嫉妬してしまいます。だってこんなに素敵なソロさんが、もう、イリヤのためなら何でもやっちゃうんだもの。こんなに思われているイリヤがとてもうらやましいのです。

奇しくもおふざけが激しくなっていった第二、第三シーズンをすっ飛ばして第一シーズン、第四シーズンと観てしまった数年前。第四シリーズでシリアス度が増した中、華奢な男のコだったイリヤが輝くばかりの美青年に成長。
同時にソロさんのイリヤに向ける真剣なまなざしはさらにカッコよさを増していました。いつだって王子ソロが仕える姫はイリヤ。ソロを狙う悪党にイリヤは拉致され、その救出に向かうソロさんの真剣な顔。イリヤを取り戻した時の安堵してるとてつもなく優しい顔。操られてるイリヤに銃撃されても絶対イリヤには銃口を向けないソロさん。そういうソロさんのあまりのかっこよさに何度うるうるしたことか。

そうなの!冒頭の倒錯スチルはそれを思い出させてくれたのです。
このソロさんの表情! イリヤのためなら何でもやる、イリヤのためなら何でもされてやるさ…という鷹揚さとコミットメントにあふれるこの表情。決してマゾヒズムではない、イリヤへの温かい愛情にあふれていて、その男っぷりに惚れ惚れとしてしまいます。

このエピを見てた時も、ひとしきり殴り「この世に生を受けたことを後悔させてやる」と凄んでみせる変装イリヤに、「おーう、たのしみにしてるぜっ」とでも言いたそうな余裕の表情を返すソロさんにノックアウトされました。 

そう、イリヤはソロさんの男っ気やカッコよさをさらに倍増してくれるスパイスなのです。このイリヤの持つスパイス効果、ゲストスターとして登場した数多くの美女たちの誰と比べてもダントツで抜きんでています。
なぜかソロさんはイリヤに真剣な目、この上なく優しい目を向けてるときが一番男らしくてカッコいいのです。そしてソロさんをさらに素敵に輝かせてくれるイリヤが好き。

イリヤの美しさかわいさにきゃーきゃー言っていても私、実はソロさんっこなのです。

そして、50年の時を経て復活…というのではないですが、新作コードネームアンクルで、ムキムキ暑苦しいカヴィルソロ君をヨシ!と思えたのは…ひとえに新ソロもかつてのソロさんの優しさを持ってるんだ…と思えたとき。 姫どころか、さらにどでかいキレ男、新イリヤの父の形見らしい時計を覚えていてそれを取り戻し返してあげるソロさん。それも双方どっちが先に拳銃を抜くかという緊張のさなかに。
今思えば、元ソロはヨメの様なイリヤの安全と無事をいつも最優先していたけど、元イリヤはあまり感情も表に出さないクールなスパイ。おかしくなるのは薬打たれたり、催眠術かけられたりしたときだけで、(欠落気味には見えても)情緒不安定感はない。
新イリヤはフィジカルには最強、大抵のものはなぎ倒して猛突していくが、そのExteriorの最強ぶりに反比例するかのように内面はボロボロ。脆弱なのですぐキレる。 その見た目に反して脆いイリヤの心中を思いやり心を満たしてあげる新ソロのやさしさ。今回新ソロの優しさだってどでかい新イリヤにだけ向けられたものでした。

私は絶対的に旧シリーズのファンではあるけれど、半世紀を経て蘇った新作、実はコレはこれである意味芸が細かいと思う。なので彼らの進化が楽しみなの。旧シリーズのソロイリヤコンビには適わないにしても。

そしてこの豪胆で鷹揚でとてつもなく大きな心を持ったナポレオン・ソロというキャラクターを語り継いでいってほしいのです。

だから、だからどうしても続編は欲しいのだけど…いまのところ何の進展もなく…ただ叶うまで続けるのみとなっています。 はぁ・・・・。

私にお金が有ったらWBの株全部買い占めて、続編だって、日本版DVD発売だってやらせちゃうんだけどなーーーー。





2016年3月21日月曜日

NCIS13 Ep18 Scope 記念すべき300話 ダッキーバイクで走る!

先週アメリカ時間3月16日、NCISの記念すべき第300話が放映されました。
Ducky is the NCIS team’s pathologist, often revealing leads for the characters to chase. Picture: Channel Ten.何故私がそれをわざわざ取りあげるかっていうと・・・       

一昨年度のナポソロ50周年記念に合わせたとしか思えないNCIS12 Ep.4 So it goes(ダッキーの帰郷)にてエレベータに乗るビショップ追いかけて猛ダッシュする姿がかつてのイリヤそのもので、81歳というご年齢でいきなり猛ダッシュという行動にも驚愕、イリヤ時代のマッカラムさんのスタントをされた方は数年前に亡くなられているので、50年前もこの時もこれは両方ともマッカラムさん本人が走っておられたのね!と実感して感動。

そして今回さらに驚きの行動(演技)が!

このエピもことし中か来年早々には放映されるでしょうから、本筋にはふれないで起きます。でもとても美しいエンディングでしたのでお楽しみに。NCISは質といい本当に安定してますね。
私の当座の関心もマッカラムさんだけなので。NCISは定年後にゆっくり全部見ますから許してね。300話以上あっても観れるように長生きするぞー!

今回、マッカラムさんがバイクに乗ったとファンサイトで話題になっていたので、それだけを見たさに視聴したのです。本筋とは別筋の部分なので言っちゃいますが、皆でバレンタインデーに、トニーパパの計らいで、ちょっと遠方のパスタが絶品と有名なレストランに行くのですが、場所が場所なので、バイクを借りていくぞーということになるのです。

先に準備してトニーを待ってるダッキー
パーマー君はバイクの免許持ってないので
ダッキーのサイドカーに乗ります。
トニーを先頭にしゅっぱーつ!
部下を見守りながら最後尾を走るのはヴァンス長官

バイク走らせたのがマッカラムさん本人だったのか、スタントさんなのかは不明ですが、シリーズが始まった時に60歳の設定だったダッキーだって72歳のはず。それを82歳のマッカラムさんが70歳以下に見える容貌で演ってるだけでも驚きなのに・・・!だから革ジャンブルージーンズ姿だったのですね!

マッカラムさん、凄すぎる・・・!
ちなみに、なんと呼ぶのか知りませんがキカイダー(古!)がのっていたこのサイドカー付きのバイク。今でもあるのですね!

terbf200.jpgそういえばナポレオンソロ 第一シーズンのThe Terbuf Affairでも出てた!でもあれはもう半世紀以上前のドラマなのでキカイダーよりもさらに昔。

これですこれ! ギャラリーで見つけたのですが、なんとサイドカーに座っているのはこのエピの脚本も書いた元スパイ(本物のよ)のアラン・カイロー氏!(後ろ左) 初めて気づきました。




それから、NCIS第300話記念特典も上がってました。


マッカラムさん、ナポレオン・ソロは昔ものすごくヒットしていてその時は104話続いたシリーズというのもそうそうなく、100話超えるっていうのがひとつの基準になっていったけど、300話というのは素晴らしいと語っております。

それからまたNCIS第300話記念なのか、マッカラムさんインタビューまたもや上がってます。結構しょっちゅう出てるんですよね、最近。
そのうちでちょっといいなーと思った(かつ短い)のをご紹介♪
デビッド・マッカラム大ヒットにレギュラー出演していることについて語る」と謳われた3/15付オーストラリアの記事です。 

NCISは毎エピ、2千万視聴者がいるTVシリーズ、13年間続いた中でも最も愛されるキャラ、ドナルド・ダッキー・マラード博士。82歳のマッカラムさんはますます快調…と続きます。
ここは文字で見れるし、詳細はまた後日にでも何かと抱き合わせで。

やはり昨日の卒業式~謝恩会、二次会、三次会の疲れがまだとれておりませんわ。
本日は閉店させていただきます。
 







2016年3月18日金曜日

Eddie the Eagle "Fly" は同時リリース! アマゾンに感謝

今回はアマゾンに感謝!3/18にCDゲットできるとは思ってなかったよ!
日本の映画配給会社も見習ってほしいっ!!! 

帰宅したら来てた!


ブックレット。
歌詞カードなしだったのはザンネン
さて、待つのが嫌いな私、辛抱のない私。
見たい映画は価格と早さで各国アマゾンをチェックして購入視聴…ということをこの数年繰り返してきました。その中で驚いたのは、欧州アマと米アマアカウントは連携して情報共有しているけど日アマは別だったということ。(旅先で財布をすられ、クレジットカードの再発行したときにわかりました。) さすがガラパゴス、ニッポン。
とは言いましたが、各アマゾンそれぞれ進化しています。新聞ではアマゾンの特急配達の話題もよく聞きます。

私が各国アマ利用し始めてから気づいた良くなっているとこ。

★米アマは最近、日本出荷分は佐川急便と組んで、日本国内配送を委託している模様。以前は船便でも使ってるのかと思われる破格の遅さでしたが(ふつう便で1か月前後)、出荷されてから届くまでにかかる日数がかなり短縮。欧州アマと遜色なくなりました。
★欧州アマとひとまとめで言いますが、各国送料も違えば、同じように掲載していても値段も、出してくれるものくれないもの、皆違います。英アマは以前、マーケットプレイス品を国外配送してくれず、独アマか仏アマ経由で買ったものですが、今はマーケットプレイス品も日本まで送ってくれます。
★権利関係気にするのか、テリトリー違いの新品BDとかを出してくれないのはゲルマン気質の独アマです。そういった場合は仏アマを使います。おおらかなラテン系、大概出荷してくれます。
★日アマ、欧州アマとの間でも連携ができつつあるようです。今回EddieTheEagleサントラ兼としてガリー・バーロウが集めた’80アーティスト曲CD-Fly. 英アマ予約した後で日アマでも予約受け付けているのを発見。発売日は英独アマ同じ。推定配送日までなぜか同じ。そしてプライム扱い。(つまり欧州アマも日アマもみな翌週~10日前後と記載されてた)
転売屋同様、代わりに発注手配するだけなのかとも思いましたが、『Amzon.co.jpが発送』と書いてある。ってことは日本で発送、アマゾン間でブツは発売日以前にそろって発売日に出荷してくれたっていいよね?と思い、英アマキャンセルして、日アマでの予約に切り替え、試してみることにしました。ちなみに今回値段も日アマ2000円切っていたので、どう見ても独英アマ(17ユーロ+送料)よりおトクな価格です。
すると、アタリ!でした。

発売に3/18の朝、どうしても待てない数曲だけ独アマだけ販売のMP3で先に買おうかと思ってチェックしていたら・・・日アマからも発送済み案内が届いている。それも日本郵便の追跡番号付きで明日着…。
おっ!!やっぱ同日各国発送だったのね!と狂喜乱舞。
もう一度日アマを見ると…ええっ! 
なんと!!発売日となった本日お急ぎ便指定で当日中に配送してくれるって書いてるじゃないですか! えっ!じゃぁ予約なんかしないで当日朝手配するのが一番早かったってこと!?  

それはちょっと悔しいっ!!と思ったので、即お急ぎ便でも注文してしまいました。2重に発注したわけですが、一枚返品すればいいやと。(相手が日アマなら返品もカンタン)
昼過ぎ、今朝注文した当日お急ぎ便もヤマトの追跡番号と共に発送案内が届きました。
これ、ちょっと感動です。アマゾン内部で連携してこのFlyの各国発売日合わせてくれたのですね!
素晴らしい!

おおっ!欧米の友と同時に同じものがゲットできるなんてそうそうありません。DVD類予約して同日に発送されたとしても着日は約1週間余分にかかるのですもの。

アマゾン、素晴らしいです。さすがです! これぞグローバル企業の鑑!
余談ですが、独アマMP3は日本時間きっかり午前8時に、つまり現地時間3/18午前0時にMP3の販売に画面が変わりました。 そして午後試しに米アマのぞくと、まだ日が変わっていないPST3月18日より発売の表示のままでした(笑) ってことは日本が一番早かったってことになるのね。

こういうのを日本の映画配給会社さんも見習って欲しい。
えっ?距離があるんだし有り得ない? 後進だとばかり思っていた(失礼!)他アジアの近隣諸国でも同日/同月公開しているような映画が何故日本だけ半年以上あとに公開??? 理解できません。
好きな映画、見たい映画ほど、初回視聴が大スクリーンであればさぞ…と思う虚しさ悔しさ。
映画ファンなら皆わかるはず。よいものをリアルタイムで届けようというお心はお持ちでないのですか?

それとも私のような輩に騒がせておいて、広告費でもケチろうって魂胆なのでしょうか?
映画ももっと世界同時公開やるのがフツーになってほしい! 

えっ??日本以外ではそこそこフツーかもしれない・・・。 
もうどこかに侵略されてくれてもいい…なんて非国民なことを考えてしまったわ。

配給会社さん、みんな外資に買収されちまえーーーーーーっ!!!


だけどだけど、アマゾン本当にありがとう。おかげさまでThrill Me 子供の卒業祝い曲リストにまぎれこませました。
思っていた我が女神マークアーモンドは他曲とのバランスでどうも情念たっぷり過ぎて浮くので断念。(←子供向けではない) ニック・カーショウ御大、どこへ入れても堂々たる美しさ。さすがです。Ei8htからは3曲頂きました。 ややロコツに’80sしているThrill Me はThe Sky's the Limit とYou are the Bestの間に入れさせてもらいました。非常にきれいに馴染みました。

映画の宣伝もしておくけど、11月公開じゃ誰も忘れちゃってるわよーーーー。



追記: 2016.03.21
サントラサンプル集大成が上がってました。 こんなのです。十分買う価値ありだと思います。
番号ボタン押すと聴きたいののサンプル流れます。

2016年3月13日日曜日

キングスマン花火につながる原点!?・・・のケン・アダム氏逝去


奇しくも私が15回目のキングスマン鑑賞に出かけようとしている金曜日のその朝、訃報が飛び込んでまいりました。 昨年夏、初鑑賞した時にキングスマン花火の原点か!?と飛び上がった(あくまでも個人的見解です)、『博士の異常な愛情 または私はいかにして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか』のセットをデザインされたケン・アダム氏(享年95)が亡くなったとのこと。(日本のニュースでも上がってましたね)
その前にもイカレ具合とかで漠然と思っていたけど、この映画を見て、さらに、やっぱマシュー・ヴォーン監督、キューブリック好きなのでは?・・・と思ったのです。
下の絵を見比べたら…納得でしょう?

『博士の異常な愛情、または私はいかにして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか』 Dr.Strangelove(1964)

ケン・アダム氏はその後歴代の007シリーズのセットも出がけた方なので、そちらの方でさらに高名な方です。
でも私の関心は、ええ~~~~っ!!!なにこれ-!と思った『博士の異常な愛情、…』のペンタゴンセットをお創りになっ方というのが大きい。 ちなみにアダム氏が1964年にこれを設計されてからこのデザイン(三角天井の下に巨大円卓なのがミソ)はペンタゴンの定番仕様(?)となったようです。
キングスマン(2015) あの花火が上がる直前のペンタゴン


0.15~からペンタゴンの花火です。この映像は後世に必ず名を残します。絶対。

前にも紹介した世界初でキューブリック x M.ヴォーンに言及された方のサイトより拝借した画像。
私はたぶん世界二番目。左:X-Men 右:博士の異常な愛情・・・
今後これに気が付いたら逐一メモってしまいそうです。
つまり、それくらい後世に影響を与えたセットのデザインをされた方。ウィキにも載ってますが、各種受賞も燦然と輝いております。ちょうど前世紀終わりにアダム氏インタビュー映像があります。ジェイムズボンドファンに囲まれてドクター・ノオのセットについてなど話してくださってます。(インタビュアーはアンクル仲間なのです。)このころはまだ80歳前。お元気ですね。

ところで、ウィキにすら載っていない事実がひとつ。 いえ、単にボツになった過去プロジェクトの話なのですが・・・。

アダム氏はなんとやっとコードネームアンクルとしてリブート新作が20年ぶりに去年出た0011ナポレオン・ソロ(The Man From U.N.C.L.E.) の80年代初頭、お流れになった映画化案でやはりプロダクションデザイナーとして、UNCLE HQデザインをするべく、契約書にサインまでしてくださっていた方なのです!!!

この時の映画化案は最終的にボツ。(監督候補が、おじいちゃま以外のだれそれをソロにしたいとほざいてコケた話かしらん?)

アダム氏にアンクルHQをプロデュースしていただくことも叶わなかったのでした。きっとお話はイマ三歩だったとしても素敵なビルだったりしたのかもしれません。デルフロリアのアップグレードバージョン? もしくは斬新な何かだったのでしょうか?昨年のキングスマンテーラーの衝撃以上のものを与えていてくれていたかもしれません。(余談ですが、コードネームアンクルはもう、テーラーショップ案使えなくなったと言われております。そんなことした暁には旧シリーズを知らない若人がキングスマンのコピーだと思うからだそうです…絶句。何の話か分からない方、参考までにどうぞ

嗚呼、そのような裏秘話まで伺っては、もう黙っておれませぬ。

ご逝去されてからすべてを知ったひよっこですが、末席から心よりご冥福をお祈りいたします。黙祷。



2016年3月9日水曜日

Nik Kershaw : Ei8ht を聴きThe Legendary Pink Dots の幻影を見る。

うわぁあ!
やってしまいました! 無意識に冒涜としか思えないことを!
あいもかわらず、ニック・カーショウのEi8htを聴いていたのですが、ふと流れる音楽に合わせて口ずさんでしまったものは・・・・!

なんとThe Legendary Pink Dots(LPD)の曲だった!!! これはショック…!
有り得ない、こんな失礼なこと。天罰が下っても文句も言えない~~~~~~!
曲名もすっと思い出せず、多分Golden Ageに入っていた曲のはず…と思ってCDのブックレットをめくる。
今どきのCDはみんなちゃんと歌詞つき。
つい歌ってしまった“why she left without a word, it seemed like such an ordinary night.♪”  がどこかにないか探す。

・・・あった! Lisa’s Separation という曲でした。(She じゃなくって正しくはHeでしたけど)

かかっていたEi8ht収録曲はEnjoy The Ride。この曲のあるべき歌詞は↓。
You don't know why you left the station
You don't know when your journey ends
You don't know what your destination is
You never know what lies around the bend
You might as well look out the window
.......♪

ニック・カーショウ御大の正統なポップ音楽に合わせて筋違いにもほどがある他曲を歌ってしまうなんて!
おまけにそれが、私個人の嗜好はともかく絶対的にかなり格下(ごめんなさい、でも事実)のアングラバンドのかつ20年以上前の歌だなんて! ちょっと確認してみた。LPDのThe Golden Age, 1989年のリリース。四半世紀以上前の歌・・・!
それよりも私の脳細胞にこの何十年も前に聴いていた曲の歌詞がインプットされたままなのもある意味脅威だ。
それだけ古いものが脳内ハードディスクに残っているのでは今更新しいものが覚えられなくなるのも当然!? 

さて、私が無意識に取り違えをやってしまった曲は言い訳ができるほど似ているのだろうか?くらべてみよう。


 該当部分は01:15~01:30とそこに続くリピート部分。

私が歌ってしまったLPDの曲はコレ。


01:10~01:18のところwhy he left without a word, it seemed like such an ordinary night. を私は↑に合わせて歌ってしまったのです。

それにつけても正統ポップ音楽とは全く違うけどLPDの音のやはり美しいこと!
ヴォーカルのエドワード・カスパルの声は決して美声の類に入らない気がする。
音だってプリミティヴだ。さほど洗練されていないと思う。だけど、この融合でなんと美しくなるのだろう。
これはどうやらPVでなくFanVidのようであるけど、この孤独感の伝わり方。身を切られるよう。
このモノクロ映像は涙が出てくるほど美しい。
これの後にそのままHotel Noir が流れるのだけど、もう泣けてきます。

・・・だけどずっと浸っていると確かにウツくらい発症しかねない・・・。不健康さとセットなのは否めないけど。
最初の出会いはコレ。この色彩感覚。
レコジャケサイズだと壁に飾りたいほどステキでした。
そうだ!私はLPDのライヴも行った。 昔はユーチューブもインターネットすらなったので、顔はほとんど知らず、レコジャケに惹かれて買った海外盤の音にすっかり憑りつかれ、その昔は日本ではあまり見つけられず、アムステルダムのレコード屋さんで数枚買って帰りました。
ハンブルグのミッシェルというレコ-ド屋さん(今は当然CD屋さん)はとても充実していました。
もう四半世紀前、前世紀の話ですが。
ブレーメンに3か月ばかり語学留学をしてたときに、近いからオランダでも観に行ってやる!と息まいてたら、なんとあっちがブレーメンにライヴにやって来てくれました。
カスペル兄さん、なんかホームレスみたいなこぎたない格好ではだしで歌ってました。ライヴハウスのバイトのお兄さんが写真撮ってもいいよーと言ってくれたので遠慮せずに結構とった記憶あり。どこかに残ってるだろうか? そう、フラッシュが眩しそうでとてつもなく申し訳ないことをしでかしていたのよ、今思うと。
でも、その時にはもう、きっと二度と見れることもないかも…くらいな気持ちでバシャバシャ写真を撮りまくってました。もし写真見つけたら、ごめんなさい、あの時の東洋人ですと写真を送って差し上げたいわ。

話をニック・カーショウに戻しましょう。 Ei8htはどこか知っている懐かしいメロディに聞こえるものも多いのです。
ほかにもこんな感じの見つけたら誰かに聞いてみたい。きづくごとにちょっと並べてみよう。
お立ち寄りになられた方で、ニック・カーショウもLPDもご存知の方いらしたらぜひぜひ
ご意見をいただけないかしらん。
(ここ、コメント書き込みにくいらしいのですが、私何もいじってないので対処もできないのです。)

お待ちしております♪

2016年3月7日月曜日

キングスマン2 ガラハッドのいないキングスマン続編なんて・・・!

嗚呼・・・!


本日も観に行ってきました、2本立て。
とはいえ今日は諸事情で第1回目のキングスマンのみ。1月の時は立ち見でえらい目にあいましたが、落ち着いてきたのかあきもあるくらいでした。

キングスマンは大画面ありと聞けば、行ける範囲であれば行かずにおれません。
働く子持ち女が通算14回目の劇場鑑賞。何やってんだか…ですね。
最終日の金曜、諸事情で会社休む予定なので、朝一で行こうかと思います。15回目になりますね。



そして、やっぱり思ったの。

キングスマンにハリー・ハートが、ガラハッドが、コリン・ファースがいないなんてあり得ないっ!

あの細身の美しいスーツ姿。姿勢の良さ。優雅な動き。完璧な紳士。
哀しげな顔も、厳しい顔も、和らいだ顔も、お茶目な顔もすべて素敵。

Sweet Devil
キングスマンの中毒性は私的にはコリンの美しさだと思う。 バーファイト、チャーチファイトの優雅な動き。それを大画面で見たくて、もう8か月もBD所有していようが、大画面があれば駆けつけてしまいます。

なのに、なのに、なのに・・・

このところのニュースではもう、コリン出演はあきらめろと言わんばかり。マーク・ストロングがタロン・エジャトンとタッグを組んでアメリカへ行く云々・・・・。 一番最新そうなのでコレ・・・?




私マーリンだって大好きです。絶対いてほしいです。

でもでもでも、やっぱりコリンがいないなんて!

マーリン、議長席アーサー昇格は結局しないのかな? 現場に出てるってことはマーリンはマーリンのまま? 
形だけ新ガラハッドがいるの・・・? わぁぁっ、そんな奴、理由もなく目の仇にしてしまいそうだ・・・! あっ違った、エグジーがコードネームガラハッドなの?マジで・・・???タロン君、いくらキミでも私は恨むぞっ。

今回コリンが出なければもう2度と出ないですよね。 だったら私は前日譚で全然よかったのに。
プリクエルとして、エグジー父とハリーの出会いとかでもいいのに。父にタロン君あてちゃえばいいのよ。ジュノ君ほとんど顔見えてなかったし。

はぁ~~~~~。
こうなったら潔いと感心すらしたあの衝撃的なストーリ-展開を恨みます。(涙)

お願いっ!

ガラハッドを、ハリー・ハートを返して!

ほかに言うことはありません。(涙)

2016年3月6日日曜日

Eddie the Eagle やっぱOMD だったタロン君ヴォーカルThrill Me.

またもや脱線いたしますが、タロン君には感謝でいっぱいです。
独アマでならEddie the Eagle サンプル視聴があると教えてもらい見てきました。

ここでなら確かにちょこっと視聴できます。


独アマの表示ではこのThrill Me のクレジットにはOMDの名前が入っています。(13番目のThrill Me)
ガリー・バーロウ(Take That)とアンディ・マクラスキー(生粋のOMD)で作ってOMD? (Orchestral Maneuvres in the Dark)

とはいえやっぱそうかー。OMD曲に飛び入りでタロン君とヒュー・ジャックマンがOMDメンバーの振りして歌ってるようなものなのね。

であれば、あのあまりのOMD感にもすべて合点が行くというものです。 
Enola Gay - 邦タイトル『エノラ・ゲイの悲劇』(というのをこの度カラオケで探してて知りました・恥)とかと並べて聴いても違和感まったくゼロのOMD感。
80年代少女は思わずうるうるしてしまいます。






























おまけになんと!独アマは同日でMP3でも発売する模様。 こちらもやはりVon OMDと書いてあります⤵ 


ということは何が何でも1日でも一秒でも早く聴きたい!と渇望している人は独アマのMP3での購入が一番早く聴けるということですね。

音のOMD感で100%納得してるものの、どこかでこれ間違ってるわけではないのね??とも思ったり。
タロン君メインヴォーカルなのに、名前は載せてもらってない~~。このMP3シングルだと。 だけど、あのレミゼのヒュー・ジャックマンの素晴らしさを思い起こせば(どれだけ泣いたか!)タロン君、すっごい贅沢!ヒューがサイドヴォーカルしてくれてるなんて!おまけに演奏がOMD・・・!

実は私は英アマで予約していたのを日アマに切り替えました。このところ英アマ遅かったのと(あ、でも直近のシャーロックは8日だったので悪くない) 発送時に為替が上がるかもしれないと思い、送料その他考えればとんとんの日アマに切り替え。日アマが同時発売することでちょっとでも早く着くのなら、今後こっちで買ってもOK.
日アマならCDケースが割れててムッとしたりすることはまずないと思うので。(あ、でも一回甘酒のビンが割れてたことありました。)ちょっと様子見で今回は日アマに変更しました。

MP3どーしてもって思うのだけ数個だけ買ってもいいかなと。
ちなみに私、6番目のニック・カーショウのThe Sky's The Limit がですね~、どうもキングスマン同様の中毒症状が出るようになり、CD、Eightを買ってしまいました。
サンプル視聴はオフィシャルサイトのアルバムコーナーでもできます。ユーチューブはここ

Nik Kershaw Ei8ht

これが・・・・もうなんと美しいことか!
ウン十年前の少女時代にニック・カーショウのCD(当時はレコード)を買う日が来るなんて夢にも思わなかった。私が今リドルを懐かしさにやはり中毒にかかりつつあるのは、この曲が一時毎週のようにMTVで流れていたから。

そう自分の音楽の嗜好で考えると、私はやはりバウハウス、ノイバウテンとかだったので。
リドルの中毒性をのぞけば、ニック・カーショウはちとポップすぎて外れてました。

The Sky's The Limitを聴いて,あたし、この曲子供に子守歌として歌ってあげたかった!ってものすごく思ってしまいました。 いえ、今からでも遅くはないの!
この世知辛い世の中で未来ある子供や若者に手向けるのになんてぴったしな曲。
と思ううちに、あ、この曲ちょうど子供の卒業式に送りだすのにもぴったしじゃん!と衝動的にEi8ht購入してしまいました。コレ、画像がFight(ファイト)のように見えるのも意図的なのでしょうね。エイト(8)なのは単純にニック・カーショウの8番目のアルバムだからだそうですが。

メロディがとても美しく、The Sky's The Limitもなのですが、3節目くらいでわずかに転調(?)するそのラインがあまりにも美しくて毎回涙がこぼれそうになります。
Cover Image
こんなこと言ったら大顰蹙かもしれませんが、RunawayやEnjoy The Ride, You Are The Best のメロディに私の少女時代の神様のような The Legendary Pink DotsのThe Crushed Velvet Apocalypse やThe Golden Age をちょっと彷彿とさせ、軽くトランスに落ちてしまいます。

ああ、そしてあの美しいレコジャケ達  ⇒
(絶対CDじゃなくってレコードサイズが映えるの!)
ここがちょっとしたレコジャケ博物館です。 

Cover Imageあぶないわ。 ニック・カーショウ御大様にピンクドッツを見るなんて暴挙としか思えない。こんな失礼なこと言ったら許されない気はする。もちろん、ニック・カーショウの声、メロディともにプリミティヴ(私はそこが好きだったの)なピンクドッツと違い、ずっと洗練されています。100%誰が聞いても御大音楽のほうが美しく完璧です。

それは疑いもないのですが、なぜ、私はニック・カーショウにピンクドッツを重ねたのか(両方知ってる方なら理解できると思いますが、全然タイプ違います。) 
そんなことが起こりうるなんて全く想像したこともないし、今でもなぜ、なぜ、なぜ、私はピンクドッツを見る・・・?と自問してしまいます。
いつか答えは出るのでしょうか。

Cover Image御大ニック・カーショウのテーマは生、飛翔と前向き、ぜひとも子供に語り聞かせたいものですが、私が好きだった頃のピンクドッツのテーマは往々にして、死、孤独、退廃…と自閉気味、間違っても子供に推奨なんてできません。(といいつつ母が歌うのをマネしてくっらーい曲をサビ部分だけ歌っていた保育園、小学生時代の我が子)

今もEi8htを聴きながらこれを書いてます。
衝動でこのEi8htを購入してしまったラッキーにとても感謝。

私、もう、タロン君にはどんなに感謝しても感謝しきれません。


これはマーク君(マーク・ウォレン)のおかげでHustle 華麗なるペテン師たちを観てて、おじいちゃま(ロバート・ヴォーン)にそうと知らず再会、おぼろげな記憶しかなかったナポレオン・ソロに再び引き合わせてもらったおかげで今やどっぷりはまり、駄文ながらウィキ代わりに使っていただけるような記事も書くに至ったのに相当します。

いや、このEi8htにたどり着けた喜び、感謝はそれ以上かも。

スポ根もオリンピックも興味のない私はEddie the Eagle タロン君が絡まなかったらまったくスルーだったと思う。最近は音楽は特に追っかけてるわけではないので、80年代懐古のFlyだってスルーしてただろうと思う。

タロン君めあてのインタビューでヒュー・ジャックマンがOMD話など始め、思わず身を乗り出したのがコトの始まり。

子供にはThe Sky's The LimitとYou are the Best を歌ってあげたい。
理解なんかしちゃいないがいつの日か、母が歌っていた歌として理解したらそれで十分だと思うの。

The Sky'sTheLimit 何にだってなれるよ、不可能なんてない(空だけが限界)、下を見ないでとびこんでごらん…と語り、最後にタロン君がThrill Meで僕のやりたいことにたどり着いてる僕を見て…と歌う。なんて素晴らしいの!

若者に夢を希望を与えるためにも絶対見るべき映画よね。年齢制限なんて関係ないっ!
母判断でよいものは必ず観せます。

タロン君ありがとう!キミの応援は必ずアタクシの孫の代までさせます。