2011年5月15日日曜日

びっくり! フィッツでパンドラがかかるなんて

心理探偵フィッツがまたもや再放送している。 もしかして、ジョン・シムが出てるエピが一話あるから? このところAXNミステリーはまるでジョン・シム祭りだ。

フィッツは確か今年の1月にもやっていたな~。その前2年くらいはなかなかやらず、この時に全部見ようと思ったけど×。 結局DVDを買ってしまった私。(この数年、録画機器がなかったので)
なんか私がDVD買ったら、再放送、頻繁にやるの~?って感じ。その数か月前にステートオブプレイも買っちゃっていたのに。

今回の再放送は字幕でなく2か国語だ。 Ep1は忘れてたけど、子供のために日本語吹き替えを録画してもいいな…と思って予約設定。 でも一昨日は何となく、時空刑事1973 Life On Marsを見た後、そのままにTVをつけたまま、ごそごそ。

これは前世紀中にはじめてNHK BSで放送されたものなんだね。96年頃だった? なんか画像がアナログ時代のままなのか、数か月前に見た字幕付きのより粗い気がする。うちのTVが変わったせいではないだろう。(26型ブラウン管→液晶46V

実はフィッツの日本語吹替版を見る(聴く)のは初めて。すごい違和感だなぁ。
誰がしゃべってんだか、画面を見なきゃ解んないじゃないのさ。でも、全体的にどんな声の吹き替えになっているのか、興味はあるぞ。
クリストファー・エクエルストン、もっと素敵な声にしてあげればよかったのに。 全然カッコよくない。フィッツはどの話も役者がすっごく良かった。 吹替でも同じくらいひっ迫した感情って入るのかしら?

Ep2. To Say I Love You (恐るべき恋人たち NHKの日本語タイトルのつけ方は結構イイと思う)は私の好きなエピの一つである。

始まって十数分、『え、え、え~っ!!!』とTVの前に猛ダッシュ。

パンドラだ!! コクトーツインズの! 私の女神様、リズ・フレイザーの声じゃないか!  Cocteau Twins : Pandora BGMDVDのものと違う。 前回1月の再放送の時も、好きなエピだったから、夜中に観ていたはず。でも、このシーン、コクトーツインズではなかったと思う。

TV放映時とDVDが一緒じゃないのはよくある話。 もとはパンドラだったって話もimdbで読んだ記憶もある。なんでもライセンスの問題らしいけど、いまいち理解できていない。 なぜTV放映時は問題にならないのに、DVDはだめなのか。

ともかく一番最初に日本でフィッツをやった時は全くTV放映のものと一緒だったんだ! (ほんの数話をとびとびにしか見ていなかったけど)  以降の字幕版はDVDと同じ? この時代、DVDはまだなかったから? VHSビデオの時代か。 そういったビデオとかが発売される前だったかもしれない。
話には聞いてたけど、まさか、パンドラの流れるこの話がいまさら見れるとは思ってなかったから、すごくうれしい。 きゃぁ~!! 
その上、フィッツとペンハリガンが行ったパブで流れているのはユーリズミックスじゃないか! これもDVDは違ったかも。 自棄になったフィッツが庭でガンガンかけている音楽もちがうような・・・。

そこでちょっと希望が!

Worried About the Boy である。

このDVDはあの頃の『おお~っ!』っと思う音楽はほとんど削られている。 オリジナルサントラのBBC TV放映時のままで日本でぜひぜひやって欲しい。 TV放映だけならライセンスは問題にならないということなら、絶対オリジナルバージョンを一度流してほしいものだ。

カルチャークラブが結成30周年記念世界ツアーを本当にやればそれに合わせてどこか放送してくれるだろうか? 何かイベントでもなければ、日本で放映なんて理由があまりなさそうだけど。 いや、私の年代ならそれなりに視聴者とれるはず。 コンサードでDVDまで売ってしまうとか。 今でも消費のターゲットになっている世代だ。
ボーイ・ジョージはソロ活動に忙しそうであったが、来日してほしいものだ。 どっちにしろ、まだ先の話だけど。

コンサートはいまさらいかない公算大。(あの巨体を目前にするのは耐えられないと思う)だけど、Worried About the Boy のオリジナルは是非是非とも観たい!

4 件のコメント:

  1. ドラマでコクトー・ツインズかかるんですか。
    さすがイギリス。
    映画TrainspottingでHeaven 17がかかってちょっと喜んだってことありましたが。

    と、また書き込んでしまいました。

    話はフィッツに戻りますが、これって主人公はギャンブルだかアルコールだかが大好きな(やんわり)、太った人(やんわり)でしょうか。
    というのも、以前読んだ本の著者がCrackerのモデルと言われていたので、見てみようと思ったものの、邦題がよく分からなかった事がありまして。フィッツはフィッツでタイトルだけ知っていたんですが。

    で動画サイトでちら見したんですが、音楽までは気が回らなかったです。

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    1. あえらすさん!何度もお越しいただきうれしいです!
      フィッツは心理探偵フィッツというタイトルで、97年ころかなぁ、NHKが吹き替えまで作ってやっていたんですよ。それで、コクトーツインズがかかるのはテレビ放送分を吹替え化したNHKのはかかるのですが、英版DVDとAXNとかで再放送やってる字幕版は別音楽なのです。どうも著作権の問題が絡むようで、TVで一時ながすのはオッケーだけど、DVDはだめのようで、TV放映分とDVDとで音楽違うことあるんですよね。もし、日本版DVDがNHK版そのまま収録だったらコクトーツインズはいってるかもしれません。パブでアン・レノックスかかったり、TV放映分の方が音楽はいいんですよ。
      そーいうのがあるので、DVD持っててもNHKとかが気合入れてくれる分はできるだけ見るようにしようと思ってます。
      フィッツをやっていたのはロビーコルトレーン。今やハリポタのハグリッドで有名な太った人です。フィッツはよかったですよ~。重くって衝撃的で。(調子悪いとかなり落ち込みますが)クリストファーエクルストンも前半レギュラーで出てるし、やはりハリポタの魔女になってるジェラルディンサマーヴィルもレギュラーで出てます。ロバートカーライルが出てる回もあるし、ジョン・シムなんかも出てました。結構泣ける話多いです。ツタヤでも今は借りれると思います。ぜひぜひ。

      私が映画で一番感動したのはレイヤーケーキでオープニングがカルトの She Sells Sanctuaryだった上に音楽担当がデッド・カン・ダンスのリサ・ジェラルドだったことかなぁ。デュラン2もかかったし。マシュー・ヴォーンとまぁ似た世代だからなのかもしれませんが、感涙でした。

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  2. また書いてしまいました。
    音楽著作権はDVD化では大きなネックみたいですね。それでDVDでは別の曲とか、別アーティストのカバーになってしまうとか。
    米ドラですが、Cold Caseが日本でDVD化されないのも(もしかして今はされた?)その辺りだそうで。
    あのドラマは事件当時の曲が流れるのが売りの1つだから、それが差し替わっちゃったら台無しですよね。

    先日CSでみた横溝正史の鹿賀丈史版金田一耕助の悪霊島?(長い!)だったかな、冒頭でビートルズのレット・イット・ビーがかかるところも、別の人がカバーしたLet It Beでした。難しいんですね〜。


    >私が子供の頃、TVで観る洋画は必ず吹替版だった。 ずっと日本語にかえてあるだけだと思っていた。
    フィッツはそんなに違うんですか。ロバート・カーライルやジョン・シムもでてるんですね。
    ジョン・シムは最近Code of a Killerで久々にお目にかかりました。

    昔見たStingray(Jerry Anderson Studioの人形モノ)を英語で見たら、全然違うのに驚きました。
    そりゃそうですよね、吹き替え版じゃ「ガチョ〜ン」とか言ってますから。イギリスでガチョ〜ンなわけないし。これはこれでノリが良くて好きですが。
    Mr.Booなんかもぜんぜん違うこと言ってたんでしょうね。

    >レイヤーケーキでオープニングがカルト
    いいなぁ、カルトですか、いいなぁ。 

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    1. フィッツは、なんかNHKが独自のナレーション作ってて、お話を誘導してたのですよね。私が両方しっかり見たのは、Best Boysというまさしくジョン・シムの出てたやつで、ジョン・シムがまだ若くてかわいいのとリアム・カニンガムというアイルランド俳優が圧巻だったのですよ。その20年近く前に観た時にすごく印象に残ってたので、余計に吹き替えにへ?って感じでした。 ナポソロも何話か両方みましたが、吹替え日本版は独自感あったかも。まぁ、50年前の話ですからねぇ。でも、うまく吹き替えにしてるよなーと思うのもありますよ。翻訳として見たら違っていても、話の流れは上手にしてるなーみたいな。

      私マシュー・ヴォーンの選曲は好きです。キングスマンはダイアーストレーツだったし。

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