2012年2月13日月曜日

シャーロック Sherlock S2 とりあえず一回め視聴完了

と言っても、合間あいまに一気に観ただけなので、かなり欲求不満。やっぱりきちんと通して観たい。
なんか観たうちに入らない気分も (-.-)  でも、待てなかったんだもん。

それにしても、いろいろな意味で、完成度の高さというか、話の展開のドキドキ度も、音響もカメラワークも
素晴らしくって、製作された方々にうんっと、うんっと大きな拍手を送りたい気分。

おおざっぱな感想は:

★ シャーロックのサイボーグ感が減った・・・・というかとっても人間らしくなっちゃって。 
ジョンの躾が効果を・・・いや、良い影響を受けた? S1でのメタリックなシャーロックよりも、パイロット版シャーロックのその後と言った感じ。 あれだけ傲慢だったシャーロックが(と言っても傲慢にジョンをこき使うところは変わらないけど)
ジョンの機嫌とったりする。すっごい進歩進歩。ちゃんと謝れるようにもなったし。(^^)

★ ブロマンス要素を狙ってるようですが、ジョンとシャーロックは共謀してイタズラをする少年のようです。
(ほら、ひとんちのブザー鳴らして走って逃げるようなガキ) じゃれてるようにしか見えず、かわいい。 
一緒に子供返りをしているジョンはとっても楽しそうで、微笑ましい限り。

★ ハドソンさんは完全にお母さん代わりに。 そしてBaker St.221bはアットホームで楽しそう。

★ ジョン命!(?)のはずのシャーロックを惑わすアイリーン・アドラー登場でゲイティス&モファットに『裏切られた!』と
憤る方々を見かけましたが、これなら、全然裏切ってないですね。 なんて賢い演出、賢いオチの付け方だろうと思いました。

★ ジョンのブログのおかげでどんどん有名人になっていく二人。 ブログに文句垂れるシャーロックに
「このブログのおかげでお前は食っていけてるんだ」というジョン。「自分のサイトがある」と反論するシャーロックに
「だれも読まないよ、240種類のたばこの灰の分析なんか」とイジワルなジョン。

・・・ S2が始まるらしいと聞いて、ジョンのブログは少し前に読みました。
でも、シャーロックのScience of Deduction、一度も見てない、確かに。(←ひどい。でもみんなそう?)

そこで、シャーロックのScience of Deduction(BBC製作)を見てみたら、『たばこの灰の分析Analysis of Tabacco Ash』が
DELETED!! と削除済みになっていました。 ジョンに言われてイジケたから? いや、消される前にはちゃんと存在してたのでしょうか? どんな分析だったか余計に見たくなるじゃない!! あ゛-!!!

★ モリアーティ、S1の時にはややチンケな感じがしたのですが、とんでもない! 
演じるアンドリュー・スコットAndrew Scottのポイントが大きく跳ね上がってしまいました。コワすぎます。 
こんなとてつもないサイコをよくぞここまで怪演してくれました。 素晴らしいです。 あまりの異常さに、
久々にゾワゾワしてしまいました。 凄いわっ。 BoBの、化けて出そうな顔で死んだ兵士しか覚えてなくて失礼しましたぁ。

★ 言葉の謎解きが増えてます。ストーカー モリアーティの『借り』っていったい何なのでしょう? 
わからないままに終わってしまい、気になってしょうがありません。異常さについていけてないだけなのかしら?

★ あえて文句をつけるなら、モリアーティとシャーロックの対決シーン、Andrew Scott映す、カメラショットの角度、
もうちょっと何とかならなかったのでしょうか。 どアップの顔の、おでこの途中で切れてるから、ビジュアル的に、
その切れた先のおでこがそのままびょーんと伸びた、エイリアン的物体が勝手に思い浮かんでしまい、気が散るのです。
真剣勝負のさなかに不謹慎ですが・・・。

★ それにしても、S3もあることだし(ですよね?)、あちこちで見聞きして続きは知っているのだけど・・・。

お願い!! 早くジョンをシャーロックに会わせてやってー!!

と絶叫したくなりました。

一人ぼっちに戻ってしまったジョンがあまりにも悲しそうで、辛そうで、見ていられません。
あの一番最初にジョンがひとりぽつねんとBed&Sitらしい部屋にいるときと同じ音楽(ジョンのテーマなのでしょうね) 
あの最初の時も何気に涙を誘うほど、ひりひりとした淋しさが突き刺さってくる感じだったけど、もう、今回は辛すぎます。
最初の比ではありません。その後をわかっていても泣けてきますよ。 18ケ月の冒険で、命を吹きこまれたかのような
ジョン。 それなのに、いきなりまた孤独に突き落とされるなんて。 ずーっと一人ぼっちのままより辛いでしょ。 
ほら、一度温かみを知ってしまうと、その後は以前と同じでも冷たさが堪えるじゃないですか。

最後のシャーロックに語りかけるジョンの姿は悲しすぎます。 喪失感と悲しみにこっちが呑まれてしまいます。

S1の時の「こ、ここで終わるかぁーっ!」状態で放っておかれるよりも、気が狂いそうです。 
だから、S3製作を繰り上げて欲しいです。 誰か! ジョンを助けてやってー!! (涙)

・・・うるさくって、スミマセン。
次回はもうちょっとマシな考察でも上げます。 もうちょっときちんと観てからね。

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    昨年のBBCシャーロック以降、ようやくシャーロック・ホームズに興味を持ち始め、今チャンネル銀河で視聴中です。
    カンバーバッチさん版のS2はその終わりなのですね。
    それはツライです。
    銀河の放送は2話連続で、最後の事件の後にすぐ来ちゃいましたのでかわいそう感に浸る暇がありませんでした(笑)。
    ジェレミー・ブレットさんのすごさに圧倒されながらも、どこかでカンバーバッチさんとマーティンに変換させて見ている自分に気づいて怖くなる時があります。

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  2. カクテキさん!こんにちは。
    私も実は昨年8月からハマり続けている遅まき組です。もともと、クリスティとか古典的なミステリーに萌える方ではなかったので、いかにも某局が吹替えも制作しそうなシャーロックは子供と一緒に観よう…なんて思って放置してたんですよ。でも、今や待ち切れないヒトになってしまって(笑)
    ジェレミー・ブレットさんのもやってるんですね。うちは銀河はないのですが、観てみたいなぁ。
    一番有名なシャーロック・ホームズですよね。
    べネさん&マーティンのコンビは強烈にイイ感じなので、今後、シャーロック・ホームズを作る人は大変でしょうね。 アメリカでも現代のシャーロックホームズ話を作るそうですが、身の程知らずのチャレンジだなぁ…と感心してます。

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