2013年6月29日土曜日

爆笑! The Magnificent Eleven

しばらく、野放図なDVD買いを自粛する予定でしたが・・・早々に挫折!
ゲットしたのは、愛しのおじいちゃま、ロバート・ヴォーン(Robert Vaughn)出演のThe Maginificient Eleven  です。

なんか聞いたことあるようなタイトルですって? 
もちろん!数字違いのThe Magnificent Sevenは、かの大作『荒野の七人』ですから、良く聞くタイトルだと思います。
そして、リメイクと言う前触れでした・・・。
いえ、リメイクったって、『荒野の七人』自体、本家(総本家とでも言った方がいい?)は『七人の侍』。
この範囲でリメイクって呼ぶのー?ってのが正直な感想です。

このハデハデシャツを着たオヤジたちとおじいちゃま!


いやー、英国ワーキングクラスのオヤジたちがこんなお揃いのピンクのシャツ着てるってそれだけで笑えます。
その上、オヤジたち、脱ぎます。 はい、たくさん笑いました。ストレス解消に良い映画でしたわー。

お話は・・・シンプルです。スポンサーもつかず、存続も危うい地域のフットボールチーム。
(注:間違ってもサッカーと言ってはいけません。あくまでもフットボールです、英国では。)
策を練り、地元のインディアンレストランにPRを依頼(ってバンにチーム名のせてくれ・・・程度のもん)。
代わりに労働力を提供することになるのですが(ピンクのシャツはレストランのロゴ名前入り)、このインディアンレストランが、地域を仕切るアメリカンマフィアにみかじめ料の値上げ等、圧力をかけられ、オヤジたちは共に闘うのです。

んなもん、そもそも英国にいたんだっけ?と言う気はします。 私がいた90年代は新興のロシアンマフィア等東欧系が台頭しつつあったの記憶してる程度です。なので私の疑問は全くアテにはなりませんが・・・。

このアメリカンマフィアのドン、アメリカンボブと呼ばれているのがおじいちゃまなのです! 
時代錯誤な御衣裳ですが、とっても似合ってます。 齢80にしてお元気なんだもん。うれしい限りです。
そして、悪者の時は、私が大好きな、傲慢で威圧的な話し方をしてくれるので、きゃ~~♡ とゾクゾク大喜び!
オヤジたちも、見たことある顔ばっか・・・。ワーキングクラス訛りも懐かしい限り。レストランオーナー妻がいい味出してます。こういうおばさんって好きだわー。有事の際にはチンピラくらいやっつけちゃうたくましい賢母、そして賢妻。実は重要人物。

そして一番爆笑したのはBGMです。

トーゼン、本家『荒野の七人』へのオマージュなのか、バーンシュタインのテーマ音楽拝借してます。ボリウッドバージョンまで登場して『踊るマハラジャ』よろしく踊ってます。 『チャーリーとチョコレート工場』もそうだけど、笑いたければボリウッド挿入は定番なのかしらね?

そして、何故か、日本風・・・と言っていいのか悩みますが、必殺シリーズを思い出させる(ちゃららーーちゃららららーらら、ちゃららーと歌いたくなるような)トランペットで始まる音楽。
黄門様のテーマ?と一瞬思うような、じゃん、じゃじゃじゃじゃん、じゃじゃじゃじゃん・・・といった感じのリズム。

こ、これはもしかして、総本家へのオマージュとして和風(?)にしてるのでしょうか?
といっても総本家、『七人の侍』はダークな画面が印象的すぎて、音楽の記憶があまりありません。
でも、間違っても黄門様や、必殺シリーズ風の音楽ではなかったと思います。(というかそれはあり得ないもんね)

こーいう音が和風もどきのBGMが流れるたびに笑いころげてしまいました。
もちろん、悪者は成敗!最後に正義はスッキリ勝ちますし(笑)。

この映画、日本上映されるかな? ハリウッドじゃないからナンですが、曲がりなりにもあの、『荒野の七人』のリメイクですし
(語弊がある気がしてしょうがないケド)、『荒野の七人』出演者の中でただ一人存命のロバート・ヴォーン出演!

と思えばいつか来ることは来るかな? 
映画館行った日にはひとりで笑う(カルテットもひとりでくすくす笑いがとめられなくって!)迷惑な客になりそうな私。
誰かカモフラージュで誘って観に行くことにしますわ。おじいちゃま!次の映画も楽しみにしてるからね!




0 件のコメント:

コメントを投稿