昔っから、聴き取り能力は高かったワタシ。
あくまでの音の違いの聞き分け、聴き取りが得意なだけで人の話をしっかりきいてるってわけでは、ない。 念のため。
字幕が字数制限ゆえに省略多いのはわかってます。 内容半分くらいな時もあり。 それはいいんです。
でもね、耳から入ってくる音と、目から入ってくる文字情報が違うと、あれ?あれ??と考えて、ムダに脳細胞が
ショーメツしてる気がするのよ~!!
私の記憶に残っている古いもので、あれれ?? だったのは 『あなたが寝ている間に』(While You Were sleeping)
サンドラ・ブロックが出ていたほのぼのコメディ。 なさけない男専門だったビル・プルマンが初めて主役の女の子とくっつく、めでたい映画でもある。
ビル・プルマンと年の離れた妹との会話。( )内は日本語文字数。
原語
妹: Don't eat my cereal!
BP: I know it's special.
私的直訳
妹:「私のシリアル食べちゃだめよ」(13)
BP:「わかってるよ、特別なんだろ」(13)
字幕(異訳されてた)
妹:「朝ご飯は自分で作ってね」(11)
BP: 「サービスの悪い妹だな」(10)
直訳でなんか問題あるかしら? 字数が問題とも思えないでしょ?
ストーリーに関係ないかもしれないけど、へっ??と思っちゃうじゃん、こういうの。何か聞き違えたかと。
もちろん、おお~、この字幕のあて方かしこい!って思うようなのもあるのよ、感じ出てるな~って。
比較的直近で覚えているのは、フィッツの悲しい出会い。
リアム・カニンガムが泣き崩れながら叫ぶ、グレイディの言葉
原語 ’I would give anything to be like him. Anything!’
字幕 「彼のようになりたかった! 彼のように!」
原語セリフとのかぶさり方もバッチリ! すごいわ!
(直訳はこんな感じ「彼のようになれるなら、なんでもくれてやる!なんでもな!」)
・・・と思って感心していたら、数ヵ月後に再放送した古い日本語吹替え版は
「あいつと一緒にいるためならなんでもやる!」という、ホモオヤジの戯言に置き換えられていて、卒倒。
先週のMad Dog/マジョルカの罠。 お互いトゲトゲしくなってきた4人の中年オトコ達。
マーク・ウォレンがいじけてはぐれて行くんだけど、どうしたんだと聞かれたいじめた張本人(と言ってもお互い様)、
ジョン・シムが一言、'He's got a girly sulk' と吐き捨てる。 おまけに 'He will be back when he is hungry.'
このふたつのセリフ、私、結構笑ったんだよなぁ~。 大した意味ないけど、ひどいな~と思って。
それぞれの字幕
「ふてくされてるんだよ」(10)
「すぐに戻ってくるだろ」(10)
私的直訳
「女々しくすねてんだよ」(10)
「腹が減れば戻るだろ」(10)
ねぇ、後者の方が、イジワルでもっと可笑しいと思いません?
ど~でもいいって言えばどうでもいいけどさ。 無駄にアタマ使ってる気がして。
聞き落とし、聞き違いアリでも、原語だけが一番ラクな気がしてきた。(アイルランド映画だけはNGだけどね)
耳の不自由な方用原語字幕がついてだりすると、モノによるけどって大体95-98%セリフそのままだしさ。
多国語字幕付きは原語もすっごい省略。 ← これも不思議ね。
あ~、そういえば、Mad Dogs も今週で終わりだね。
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