2015年8月7日金曜日

コードネームU.N.C.L.E. イリヤのマッカラムさんも絶賛!最新インタビュー!

デヴィッド・マッカラム最新インタビュー!!

マッカラム(David McCallum)さんがひと足先に、コードネームアンクルをご覧になりました。
現在、NCIS ダッキー、かつてTVシリーズ、0011ナポレオン・ソロのイリヤだったマッカラムさん。
皆に愛されるマッカラムさん

プライベートスクリーニングでご覧になったそうです。2日くらい前にRadio Timesにも記事が出ていました。 

昨晩(8/6)アメリカでFOX 411が行ったインタビューが放映されたようです。これ、ホントに最新インタビューですね!おまけにマッカラムさんがご自身のナポレオン・ソロと新作コードネームアンクル両方の話をしているのです!! なんて素敵。
こんなのが出てくるなんて夢のようだわ!

インタビューをしたFOX411Throwsback Thursdayのサイトはこちら

でも、どなたかがユーチューブにもインタビュー映像、アップしてくれてました!
もし↓ブロックされたら、FOX411の方から見てくださいね。




マッカラムさんのお言葉をざざっと注釈すると・・・・。
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①アメリカはベトナム戦争だ冷戦だと皆が怒りをためているような時代だった。
そんな中でナポレオン・ソロはちょっと皮肉ったような、特にそのころにはあり得ない設定のドラマで皆がちょっと現実逃避できたこと。人々はロシア人がアメリカ人とチームを組んでるなんてそのころにはあり得ない物語に逃避しちゃったんだ。コレがほかのドラマとは大きく違っていたのだ思う。

②どんなドラマでも成功した評判の番組には必ず登場人物間のケミストリーがうまくいっている。NCISなんてあれだけの大所帯だけど僕らはとてもいい関係だ。ナポレオン・ソロでも、レオ・G・キャロル、ロバート・ヴォーンにぼくは本当にいい仲間だった。 プライベートでの付き合いはそれほどなかったけど、とても楽しかったし、素晴しい仕事ができたと思う。

③ロバートヴォーンはナポレオン・ソロの前にルテナントというドラマに出ていて、カメラやほかのクルーなど製作チームはほとんど同じだった。だから、彼にとってもアンクル製作チームはもう家族のようだったと思う。 彼は本を書く勉強をして、学位も取ろうとしてたからいつも本の虫だったよ。僕はイギリスでいつもアメリカ映画を見て育って、自分が映画で見ていたあこがれの人たちと一緒に仕事できて、大興奮だった。僕はアクションも好きだし、いっつもああしようこうしようとロバートをひっぱリまわしてたよ。

④フレッド・コーネカンプがMGMで斬新なカラー映像技術を生み出して、アンクルもカラーに変わってぐっと素晴らしいモノになった。

⑤悪役で一緒に仕事ができて素晴らしかったのはジョージ・サンダース。彼は何エピソードかに登場したけど人生についていろいろ話してくれた。そして彼は自分の言葉に忠実に生きた人だった。 ジャック・パランスも素晴らしかった。

⑥女性に関しては時代も社会もが今とは全く違っていたと思う。昨日もテレビ番組で若い女の子になんで大学なんか行くんだ、どうせ結婚して子供を産むだけなのに・・と言っているモノを見かけたけど、古い話。 アンクルではとても美しい女性キャストがたくさんいた。
だけどね、新作のアリシア・ヴィカンデルがアンクル関係の女性では一番ゴージャスで魅力的だと思う。

⑦もうずっと色々な人がアンクルの新作を作ろうとしていた。タランティーノなんかもそうだ。だけど誰も冷戦時代でかつ皆を納得させるキャラクターのいい脚本を書くことができなかった。アクション映画なんてもう他に山ほどあるしね。

⑧今回、ガイ・リッチ―と脚本のライオネル・ウィルグラムは素晴らしくエキサインティングな、僕たちが60年代には踏み込めなかったような映画を作ったと思う。それでいて、サム・ロルフやノーマン・フェルトンがナポレオンソロで作り出した、多くの要素を踏襲している。素晴しい作品だ。

⑨新作で僕の一番のお気に入りのセリフはヒューグラントが言った最後のセリフ。つまり少なくともこの続きが一作はあるってことだろう? 絶対そうだよ。

⑩(アーミーハマーはイリヤの後を継ぐのに十分ハンサムだと思う?と聞かれて)
新作はソロもイリヤもかつての僕たちに似せて見せようなんて全くしていないよ。だけどアーミーの身長(196cm)はうらやましいと思うな。(マッカラムさんは170cmそこそこ)

⑪ストーリーの事とは別に、新作の彼らのバックグランド、イリヤの振る舞いでわかるどんな人間なのかとか、ソロの過去とか僕たちは残念だけどまったく言及しなかった。彼らのバックグランドはとても面白いし、この点に関しても素晴らしい出来だと思う。

⑫10-12年くらい前に本を書いてみたいと思って書き溜めたんだけど、あちこちの引き出しの中に押し込んだきりになっていた。いいかげん何とかしなきゃと思ってこの度 "Once a Crooked Man"
という本になったんだ。来年1月12日から発売で、なんともう、Amazonで予約までできるんだよ。
自分でもすごすぎる!と思ったよ。

⑬書いてるのはとっても楽しかった。おまけにありがたいことに出版社が2作目を書いてくれって言ってくれた。 なので今僕は執筆活動に励んでいるよ。
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ここからはアタクシの感想と思惑。

個人的には⑥のアリシア・ヴィカンデルの話でおおーっと思いました。私もガビーちゃん好きなのでとってもうれしい。(でもあたしはルチアナ・パルッツィが一番好き♡)

⑧の当事者がサム・ロルフやノーマン・フェルトンの創りだした要素を持っているって言ってくれるなんてすばらしいじゃないですか!ガイ・リッチ―監督も感涙なんじゃない?これでまだまだかたくななままの旧ファンの心の氷も緩むかしらん?

⑨のウェイバリー(ヒューグラント)が言う映画の最後のセリフって何なのでしょう? トレーラーには未放出よね? あの「コードネーム、アンクル」だけじゃないわよね? とってもとっても気になります。 ヒュー様、お願いだから、脱自しててね!

もう、公開まで1週間切ってる国もあるのですね~。独身貴族だったら、どこか近場のアジア圏に格安航空券のキャンセル待ちでも狙って・・・というオプションもアリかと思うけど、子持ちはツライわ、こういう時・・・。

あと3か月、長いわぁ…。

4 件のコメント:

  1. ブログの方にコメントありがとうございます。

    批評家のレビューをざっと読んだ感じ、あまり役者について良いように書かれていなかった印象を持ています。
    一般の人もそんな感じだったのかなという風に捉えました。

    さて、新しいトレーラーが出ています
    ・The Man from U.N.C.L.E. - "You Work for Me" Music Video performed by Laura Mvula
    https://youtu.be/N6SGCT0yTA0

    トレーラーよりも「007」でありそうなメインテーマソングが印象に残りました。

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    1. Asteroid Cowboyさん!いらっしゃいませ~。
      なんだかこの2-3日でYoutubeにずいぶんと新たな(?)トレーラー出てませんか?
      この教えていただいたのもそうですけど、WB Pictures とあるのは公式?と思いつつ、なんでこう、今まで出てきたのと数シーン違うだけ…なのがいっぱい上がってるんでしょうね?
      最後の追い込みったって、ヘンなの。 
      WBって当初予算減らしたり、なんかsecondary 扱稲野にムカついてたのですが、最後の1か月ほどで巨大ポスター類の広告も凄いですよね。日本のWBはまだ全然やる気見えないけど、ラストスパートかけるのでしょうかね。映画館のトレーラー―は一番最初に出たトレーラーの短縮版なので、これまであまりにも数多くのトレーラーを観てしまったあとだと、え?なんでこれ?と思ってしまいました。なんでこんなにアップされてるトレーラーの数多いのでしょうね?全部数えたら二桁いってるのでは?

      まぁ、そこそこに平等な評価が見られるのは明後日くらいなのでしょうね。

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  2. このトレーラーのラッシュがどうなるかは週明けの興行収入でわかると思います。
    記事によっては「この勢いだと制作費+広告宣伝費は越えられそう」と詳しく書いている所もあります。

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    1. アンクル製作費が概算7500万ドルで、スペクターのイタリア(オーストリアだったけ?)ロケのみの予算と一緒…という話は結構前からあったけど、広告宣伝費は製作費は別計上なのですね。どれくらい使ったんだろう? なんか不思議なほど派手にやってたけど。
      アンクルの予測が1600万ドルで、木曜までのチケット売上が90万ドル。予測通りでも第一週で1/5ってのどうなんでしょうねぇ。全映画そんな風にチェックしてきてるわけじゃないのでイマイチ感覚つかめないですけど。まぁ、キングスマン(こっちも製作費は8000万なのでまぁ、いい勝負?)の予想が当初2000万でふた開けたら3500万超えてたって例もあるので、アンクルももしや・・・?みたいな(笑)
      昼間の時間帯は第一世代のシルバーの方々が列をなしてるようですよ。

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