2015年10月26日月曜日

Legend みんな観たいよね!

さて、またもや我儘女の無いものねだりの様相になってしまうのですが…。
今回は確信的に同じ思いの人は多いのではないかと考えてます。過去記事へのお立ち寄りが増えてます。 またもや数か月吠えてますが・・・Legendが観たいです!

製作はStudiocanal. 大手製作か、英国ローカルなとこが作ってるかで、持ってき具合は全然ちがっちゃうので、過去になんかここが作ったので思いつくかなーと思ったら裏切りのサーカス(Tinker Tailor, Soldier, Spy)がそうでした。 私の記憶では映画は本国秋場に公開、DVDが翌年2月に届いて日本公開がゴールデンウィーク周辺だったような・・・。
Legend英国での興行収入は上々。評判も上々。

他国でも公開され始めてますが、日本公開は未定。少なくとも公式系は一切上がってないし、Imdbにも載ってません。(もっともキングスマンは2月22日ともっともらしく書いてあったのに、半年以上あとの9月でした。Imdb さん、この恨みは決して忘れませんぞ)

Mad Max トム・ハーディの一人二役だけでもウリにならないの~? キングスマンのタロン君だって出てるのよ~?
まだ上映中だからか、公式トレーラー以外、思ったほど上がってきません。インタビュー類がちょこちょこと。

実在のクレイ兄弟自身がカリスマになっており、諸説多いのと、クレイ兄弟の映画はこれまでにも数作あるので、レビューは珠玉混合。みなさん、どれの方が良かった、話が違う云々、トム・ハーディの二役のこなし方まで色々です。

で、私の一番の関心ごとである、お話はいったいどこまでなの…?というのが未だよくわかりません。どっかのメッセージボードで聞いた記憶があるのですが、書き込み数自体が多く、自分がどこに書いたのかもわからなくなり・・・。
トレーラーで裁判があるし、クリストファー・エクルストンもそこそこ大きく扱われてるので、逮捕まではされるんだと思ってますが、そうなると、お稚児さんタロン君のMad Teddy Smithは殺されてしまうのか…とびくびくしてるのです。

ネタバレ配慮なのか、タロン君もそういう意味では多くを語っておりません。
 

相変わらずじっとして話の出来ないタロン君。白い手にほそい腕時計。ビミョーなカラーコーディネイト。
りっぱにお稚児さんです。囲われもの感ありすぎです。

実在のMad Teddyは議員とか使えそうな有力者と関係を持ち、金持ち宅に強盗に入るという、実際サイコパスの悪党だったそうですが、タロン君お稚児さん感が強すぎて、そこまで根性はいったコトやるように見えません。
実在さんの方は、時にはクレイ兄弟とも対立したりもし、ロニーの愛人ではあったけど、一人でも食っていけるだけの悪党でもあったようですが・・・。(だから、殺されちゃうんですよね。)
タロン君の話ぶりだと、愛人ロニーの庇護下で虎の威かって、のうのうとした奴のような…。

この映画の解釈がクレイズボーイはお稚児さんなのか、もう一人の金髪の子だって侍らされてるような様相。タロン君のLegendスチールはモノクロで美的にきれいなものが多いですが、コリン・ファース似の実物はずっと目つき悪いです。 とてもグッドルッキングだった…というのはどこででも言われていることですが。(そりゃ、コリンに似てるんじゃ男前ですよね)

ちなみに、Legendももう、BD/DVD予約始まってます。もしリージョンフリーで吹替えもあるBDが出るなら、そっち買っちゃうけど、今のとこ、英アマのみで、欧州言語版は何も出てないのと、権利元が小さいので、そんなにグローバル最初から狙ってまとめて製造・・・なんてないかもしれません。

なので、私は英アマとりあえず予約いれます。あまりにも何にもなくてかなり失望気味です。



追記:       2015.11.24
お立ち寄りありがとうございます。Legend特に新しい情報もなく、1月末のDVD待つしかないんかい!と憂さ晴らしで買ったThe Smoke 大ヒットでした。 タロン君、大きく扱われてないけど実質準主役級に登場してます。登場頻度においても期待以上。(ちょっと驚きました)
タロン君はただのラッキーボーイでなくぺーぺーでも表現力豊かな実力派なのだというのがすごくわかります。いまのとこリージョン2 PAL DVDしか存在しないので、ぜひとも買えとまで言えないのですが、このドラマも日本放映、各所でリクエストしましょう。
詳細はこちらで。あ、ちなみにキングスマンより以前の作品です。トム・ハーディファンの方ごめんなさい。トムも好きですが、タロン君には代え難くって。タロン君はたぶんLegendより、このThe Smokeのほうがしっかり出てるんじゃなかろうかと思ってます。

さわりだけご紹介♪

DVD鑑賞後(^^♪
The Smoke ドラゴンタトゥーの少年 The Boy with the Dragon Tattoo


2016.02.07 追記
結局DVD買って観ました。日本公開は6/18と4か月以上先なんですもん。感想文アリ。
レジェンド 狂気の美学 やっと視聴Legend - Sexually Aggressive...?

『レジェンド 狂気の美学』 関連記事はこちら





2015年10月25日日曜日

BBCシャーロック Sherlock お正月スペシャルに!

またもや海の向こうの話なのがうらめしい。

シャーロック スペシャル、放映日も確定したようです。なんとクリスマスではなくお正月それも元旦に!タイトルはThe Abominable Bride.


トレーラーはこちら!


おまけにイギリスとアイルランドでだけ、1月1日同日公開の映画館バージョンが登場。なんとメイキングその他の特典映像まで一緒に放映されるそうなのです! う、うらやまし過ぎます。




フェクイスブッのシャーロックページにアップされるな否や、世界中からどこどこでも上映して!という嘆願が! 
皆様もダメもとでもひとこと希望地を書き込みましょう!世界巡映でもしてくれたら儲けもんです。

年末にかけてイギリス旅行をされる方、ぜひともご鑑賞ください。
劇場リストはこちら。 前売り発売は11月2日からです。

ちなみにもう、BD/DVDの予約はもう始まってます。発売日は未定ですが、アタクシはこれが一番現実的なのかなぁ…。はぁ~。ちなみにBDは以前はリージョンコード抜けてたらしいのですが、昨今ではUSリリースも大きい市場なので、USだけブロックしたBCバージョンだったりするようです。
USと同じリージョンA の我々はマルチ持ちでもない限りリスク有りです。
まぁ、一応うちはDVDは見れるし・・・。

ここでどこか日本の会社が劇場だけでもいいから同日公開!なんてやってくれたら一生ついていっちゃうんだけどなぁ。 アメリカでも外れてるんだから、それは絶対ないですね。

シャーロックはとにかくインターバル長すぎて待ってられません。ヴィクトリア時代もの…よりは正直現代版の方が私は好みですが楽しみは楽しみです。♪


追記: おまけです。   2015.10.26

Sherlockologyでシャーロック宿敵モリアーティ、アンドリュースコットの最新インタビューを紹介してました。 Spectre 007スペクターの公開もせまってるからですね。スペクターの1シーンもあります。



追記2:      2015.10.27
なんとアメリカでも劇場公開されるようになりました。500か所ほどで1月5日と6日の2日間。
お正月にアメリカ旅行をされるシャーロックファンも要チェックですよ!USでの前売り予約は11月6日から。USでのチケット取り扱いはこちら。 Sherlockology は新規情報早いので、海を渡ってでも見てやる!という方はこちらをチェックしておきましょう。

そう、日本も、元旦じゃなくてもUSのそのあとの週でもいいから劇場公開してほしいです。
皆さま、各種SNSで日本は?日本も来て―!と書き込みましょう。数が多けりゃ…と淡い期待を持ちながら。

追記3      2015.11.01
シャーロック劇場公開国が増えました。英語圏のみですが。


追記4   2015.12.06
ブラヴォー!日本でも劇場公開されるようになりました. ご確認はこちらで! 12/12より前売り発売ですって!



キングスマン エグジーの隠された過去 The Smoke

ってのは全くの冗談、言ってみただけです。(身を乗り出しちゃった方いたら、ごめんなさい) 
あっ、でも全然関係ない話しではなく、タロン君のキングスマンより前の作品に興味がすごく行ってしまって。

せっかくマルチの買い替えもしたので、またもや英アマのお世話になることに!3-4年くらい前も全く同じことぼやいていました。あぁ、成長しない私。

今、私がDVD到着を心待ちにしているのは、The Smokeという消防士さんの話です。YouTubeでも多少はこま切れで見れます。が、ほんとこま切れの数分のシーン、全部繋げてもたぶん2割程度?しかありません。

Skyで2014年初めに放映された8話ものドラマ。評判は上々でシーズン2も期待されている模様。私、タロン君はルイス警部のように数話のゲスト出演なのかと思ってたのですが、The Smokeはレギュラー出演だったのですね。

以前出動した火災の消火活動中に事故があり、全身に重症を負って9か月休職。その後復帰したベテラン消防士ケヴ(ジェイミー・バンバ―)のトラウマと恋人、家族、友人関係、葛藤云々がテーマのドラマなのですが、タロン君の役どころはそのベテラン消防士ケヴが率いる消防団チームに配属された新米消防士のミステリアスな少年。

ド新人のタロン君自身がキャラクターについてインタビューで語っているのもありました。



見た目が短髪のパンクなので、Asbo(アズボ)というあだ名をつけられてます。このアズボというのはAnti Social Behaviour Order の略でして、1999年にイギリスで制定された『反社会的行動禁止命令』元はフーリガン取締のための法令です。フーリガン系の容貌からそう呼ばれている模様。長年の悪ガキ仲間(こっちはフーリガンそのもの)に(変なあだ名に)「お前なめられてんじゃねぇのか」と言われるものの、本人は全く気にせず、もしくはそこそこ気に入ってるのか、最初は「上司にはきちんと挨拶しろ」と叱り飛ばされてたりしますが、ややコミュニケーション能力に問題ありとは言え、素直に仕事はするし、先輩消防士にも可愛がられ、チームに溶け込んでいきます。

いきなりかわいそうな気もしますが、脱いでるシャワーシーン紹介してしまいます。



鍛えて腹筋作ったエグジーと違って、まだキューピー感残ってます。ってもタロン君、23歳くらい?
先のインタビューであるようにアズボは19歳。ですがタロン君自身そんな子供でもないはずなんだけど、なんか見ちゃいけないもの見たような気分になります。子供っぽすぎる・・・。まぁ、それが良さでもあるけども。

昔、心理探偵フィッツに出てたサマンサ・モートン思い出してしまいました。当時18歳で、まぁ、いわゆる体当たりの演技が圧巻だったのですが…のちに彼女は施設育ちで性的虐待受けてた云々告白してます。そういうコでもないと、十代のうちから脱がないですもん、あそこのお国は。なのでなんとなく痛々しさを感じてしまうのですが・・・まぁ、タロン君は成人なのでちょっと違いますね。

このキューピーちゃんが数か月でこうなるのかとおもうと・・・・



エグジーへは確かにトランスフォーメイションの域ですね。よく頑張ったよ!

キューピータロン君はなんにも作り上げてないだけに余計に無垢なわいせつ感があります。色白いよねー。
ところで、このおしりのドラゴンのタトゥーが問題となるのですね。

実はこのアズボ、ケヴが生死をさまようほどの大けがを負った大事故に密かに関わっており・・・そうとは知らず、ケヴはアズボをかわいがってくれるのですが、アズボは事情があって告白もできず悶々としつづけます。そしてある日嘘をつき続けていることに耐えきれなくなって爆発します。 

これが・・・見ものです。おそらくキングスマンのオーディション受けたころには撮影していたかどうかはわかりませんが、放映されたのが2014年初めと、キングスマンも撮影終了後です。ヴォーン監督だってこれを採用前に見てたわけはないのですが、タロン君、すごいです。凄すぎます。表情豊かだし、芸歴ほぼナシの新人とは思えない迫力です。つくづく才能ある役者さんだと思います。

タロン君、18歳で演劇学校応募しまくって全滅。その後8カ月ばかり地元のスーパーでバイトして過ごし、翌年再挑戦。それでも入学許可もらえたのがRADAだけだったそうです。
何でも最初に受験した時には、もうちょっと大人になってから来なさいと言われたそうでが・・・。

そしてThe Smokeのファンの方が作ったFanvidに結構いいのがあるのです。アップされてるのが2014年。視聴回数多くないのばっかり。特にタロン君の名前も出てないのも多いので今までスルーしてたようです。 

The Smokeはコアなファンがいるようですね。 S2とかできた暁には、タロン君出れるのかな?

↓のFanvid、結構気に入りました。アズボも巣から落ちたひなの世話したり、実は心優しい少年のようです。



似たようなパンク少年がもう一人いますが、コレがGog(ゴグ)というアズボを振りまわす悪党です。このコもちょっと興味あるなぁ。実年齢タロン君より4歳下、元アマチュアのボクシング選手だそうで、義務教育しか学校も行ってない、まぁ、筋肉の方が発達したホントに荒っぽそうなコですねぇ。運動し過ぎで背が伸びなかったのでしょうか?小柄です。 目が冷たいけど、きれいな顔してます。

アズボもお母さんとカウンシルフラット(低所得層用住宅)に住んでるのですが…ほんとにカウンシルフラットです。四角いただのビルのような、誰が見てもアグリーでしかない建物。こっちはかなりリアリティ有ります。
キングスマン、ヴォーン監督の美意識が優先されてるのか、エグジーんちはカウンシルフラットにしちゃデザイン凝ってるし、ライティングでえらくきれいに見えるよなーと思ってました。
原作コミックThe Secret Serviceも四角いカウンシルフラットでしたが、この四角い建物じゃ、エグジーもパルクールできないし、飛び降りたら直線落下しかなさそうなので、つかえないわね、確かに

The Smoke はSpooks MI-5 英国機密諜報部とか作った人の作品ですが、日本で公開されるかしらん?もっとも私はケーブルも解約してしまったし、たぶん月曜には届くと思われるDVDを心待ちにしているのですが、AXNとかも、言葉が出なくなるほど暗いイギリスドラマ放映してきてますからね~。シャドウラインもちゃんと来たし。来年あたり来るかもしれない? あ、BBCか否かでもかわるかな?

取り合えずは来週には届くはずのDVDがすごく楽しみです。


追記:        2015.11.23(もっとさっさと追記すればよかった。すみません)
DVD鑑賞後(^^♪
The Smoke ドラゴンタトゥーの少年 The Boy with the Dragon Tattoo

2015年10月21日水曜日

キングスマン2(続編) 2017年6月16日公開!(日本じゃないけど)

ちょっと当たるも八卦当たらぬも八卦の気持ちだったのですが・・・

今日見つけたキングスマン2(続編)2017年6月16日公開ってのです。
でもその時は他に何にも上がっておらず、この自動英文翻訳・・・らしい中国語何よ??っと思って。(赤丸の中)

そしたらもうちょっと一般みたいなのでも上がりました。 あ、でも英国の話なので、日本は・・・未定です。でも、これならもっと信憑性あるかも? とはいえ最初のだって2014年10月のはずだったのに、翌年2月に後ろ倒しになった経緯もあります。

でも、とりあえず、日本もそこそこ、せめて7月くらいには持ってきてほしいものです。カ○カワさん!お願いしますよー!(って配給続けてくれるのかしらん?売れたらFOXジャパンになったりして)

これはこの間見つけたもので別にキングスマン2とは関係のないお遊びです。
タロン君の調整が肝だったくらいなので、Prequelでは絶対ありませんので(笑) あ、意外とほんとにタロン君が父役で前日譚だったりする? でもこの二人がここまで若返るのは無理だしそれはないか。

私コリンはアナザーカントリーとかこのくらい若い頃のも見てたけど、マーク・ストロングはここまで若い姿、全然記憶にありません。彼はイタリア―オーストリアのハーフのはずですが、髪があると肌も浅黒いし中東の方っぽく見えるといつも思います。
なんかトゥルーライズのテロリストに似てるなーと思ったり。
イミテーションゲームは金髪のヅラだったので、若い頃のプーチンのようでした。でもこれ、結構カッコよくって好き!

キングスマンに触発され、マイケル・ケインの出てるIpcress Fileをまたケチって英アマで購入。壊れてお釈迦になってたマルチまで再度購入(なんと7500円!前のは2万円弱だったのに)
その勢いで・・・Ipcressの続きが見たくてのマイケルケインコレクションまで頼んでしまいました。
あぁ、またカモに・・・。今、昔と違ってそんな散財できるほど稼いじゃいないので・・・自制しなきゃ。
そこで英アマ漁っていて見つけたものなのですが・・・
Midnight in St Petersburg
国際諜報員ハリー・パーマー三重取引




















同じポーズに似たようなコートのたなびかせ方! 私このポスターはFor Your Eyes Onlyのパクリだとだけ思ってたのですが、それだけではなかったのですね。



マイケル・ケインの若い頃のはほとんど見たことなかったのですが、イプクレスに触発されて・・・
なんかハリー・パーマー、地味な割には不気味な凄みと卑猥感(よく言えばセクシー?)があって。
なんでもIpcress File(国際諜報局)ハリー・パーマーはその後のスパイものでは基本のようにもっともパクられ続けてるのだそうです。まぁ、古いのは誕生前なので全然見たことなかったのですが、この機会に全部さらってみようと思っています。

とりあえず、キングスマン2、多少遅れることあっても、ヴォーン監督タロン君のおしりが決まってるんじゃ、早々に脚本も仕上げて(FOXは監督に脚本完了させるために、かなりサポート体制ひいてしまってるそうです)、こだわりはわかるけど、そして妥協なんてらしくないこともしてもらいたくないけど、あまりよそ様に迷惑か掛けないように、早急に完成させてくれるかな?待ってますよーん(^^♪

あ、そうそう!私事ですが、今日届いたのです。
  
しばしアンクルから浮気します。iPhone の良さはコレ(だけ)ですね。お遊びオプション対応が幅広くって。





2015年10月18日日曜日

0011ナポレオン・ソロ vs コードネームU.N.C.L.E 対決ができる日。

数日前に衛星劇場さんの宣伝があがってるよーと教えてもらって喜んでいたのですが・・・
なんかユーチューブ見ても5日間で視聴回数たった150回ほど…ととっても少ない(なんか凹みますねぇ)

でも私的にはとっても気に入ったのでここに貼ります。ぜひぜひ見てね♡
0011ナポレオン・ソロxコードネームアンクルセットの宣伝です。


とりあえず、ナポレオンソロは第一シーズンから始まるので、黒白の第一シーズンからの抜粋シーン。これ、日本未公開のVulcan Affairとかも入ってます。私実はこの黒白の第一シーズンが一番好き。

ソロさん(愛しのおじいちゃまロバート・ヴォーン)のあまりのカッコよさにくらくら。
子供のころに夜中にこっそり見たらしい、おぼろげなイメージしかない記憶はたぶん第二シーズンなのですが、この第一シーズンはそのおぼろげな記憶を全く覆すほど、クールでした。 
ソロさんの声とやや威圧的な話し方をする時がもう、ぞくぞくしてしまうのです。

おぼろげな記憶ではイリヤを可愛いと思った程度なのですが、もう、数年前の再放送で最初から見て、断然ソロさんに惚れこみました。そういえば、そんな記事を書いた遠い記憶が・・・

その上、これ初フル字幕です。

ナポレオン・ソロの吹替えは名作として世界遺産登録してもいいくらいなのかもしれませんが、やっぱオリジナルのソロさんの素敵な声をぜひぜひ聴いてほしいわ。

今回WBジャパンは11/14のコードネームアンクル公開に合わせて、この字幕版公開をするので、上のクリップには映画版の宣伝もセットです。

この映画トレーラー見てもスーパーマンカヴィル君がソロさん風に話し、ソロさんスマイルを踏襲してるのがわかります。

っても新作映画はガイ・リッチー監督の趣味で、オリジナルソロさんが、祖父は大使と海軍提督・・という由緒正しい紳士だったのに、新作カヴィル君ソロは戦後の美術品泥棒。CIAにとっつかまり、刑期と交換にその盗みのテクを活かしてスパイ業に甘んじる・・・という、旧シリーズの狂信的ファンとしては、なんだかなぁ…の設定ではありますが、泥棒が良きスパイになる話はまぁ、新しくもないし。
ソロさんのヨメのようだったイリヤがリチャード・キールと見紛うばかりのような大男に変わってしまったのはショックですが・・・これはこれで面白そうなので、ちょっと期待してます。

でもさ、トレーラーは山ほど見ましたが、肝心の映画が11月まで公開されません。
早く両方の話をできるようにしてもらいたいものだわ!

残念ながら、新作コードネームの興行収入は全く芳しくなく、あとはインターナショナルが頼み…と言われている淋しい状況です。でもImdbのレビューとか全然悪くないのに、一部リピーターも出てるのになんで売り上げの伸びないのか謎です。

そして、映画の宣伝で主演のふたり、新ソロのカヴィル君と新イリヤのハマー君が日本の視聴者に話しかけてくれてるのですが、背景がブラジル。これは確か9月の最初です。
そのときすでにまだ未公開の日本向けクリップを撮影済み…ということは、WBも世界市場規模で日本も含めて考えてくれてたのねーというのは解るけど、この二人がプロモに来ることはなさそうですね。

私個人的にこのふたりはめっちゃシュミってことはないですが、公平に見てイケメンだし(私はむきむきどでかいのが苦手なだけ)話題にはなると思うので先々には期待できるんだけどなぁ…。

WBが今年の自社作品の各賞へのノミネートを選んでいてるそうですが、コードネームアンクルは残念ながら外されてしまいました。これは必ずしも興行成績だけで選ぶわけではなく、一発突出型の映画、例えば、音楽が素晴らしい、コスチュームが…みたいなのでも候補にはなるそうなのですが、WBは外してしまいました。ガックリ。公開直前の意味不明な宣伝攻勢でお金使い過ぎたのがアダとなり、まだそんなにお金かけてないのでかければ行けたかも…と思われる作品の方に票が移ってしまったのではと巷では(って旧シリーズファンの間だけですが)推測されています。

チケット売上が低い割には、自分と新しいファンアートも出てるし、一カ月くらい前ですが、ファンフィクサイトで明らかに新映画が元のファンフィク(二次創作作品)がすでに680以上あると言うことで、げー、そんなのもうメンドクサイから絶対読まなーい!と思ったものです。わざわざ自分で数える気ないけど今なら1000くらい余裕でいってるのでは?

派生して若い方々の新規旧シリーズファンも出ていて、「最近惚れちゃったー」と新たなファンビデオも増えてます。ファンビデオの増え方はやはり、すでにDVDも出てれば、ウェブ上に出てるのも多い、旧シリーズ題材の方がせっせと上がっている感じですね。

ほんの先週上がった今まで見たことないfanvid. これ粋だと思うわ。




もちろん新作ネタのfanvidも出てますが、こちらはやはり題材少ないのでに似たり寄ったり感があります。作成者の方の音楽センスが好みかどうかってとこかしら。ハマー君がロシア系であることも後押しして(?)ロシアで大ヒットとのことですが、ロシアの方が作ってアップしてるのが目につきますね。 fanvid って一曲選曲してそれに合わせて映像切り貼り加工・・・が主流だと思いますが、ロシアの方は音楽も切り貼りするのがお好きなようです。モノによっては落ち着かなすぎる~@@@

ロシア産fanvidで私のお気に入りは次の二つです。



カヴィル君ソロがManners Maketh Manというのには(03:52~)爆笑しました。
結局そーなるだろうとは思うけど(カヴィルソロが躾けるしかない)、カヴィル君ソロ、一番分が悪い。ハマーイリヤが可愛げからはあまりにもほど遠くて・・・。目の前にいるだけで顔がほころぶほど可愛いマッカラムさんやおめめにお星さまキラキラさせてまとわりつくわんこのような少年構うのとはわけが違い過ぎて・・・気の毒だわ、つくづく。



これは選曲が好き!ところどころロシア語版になってるのも、スラブ音楽も不思議といい感じにあってます。 
おまけにバンシーズが使われてるのが(03:31~)きゃぁー‼と飛び上がりたいほど感激なのです。
○十年前のパンク少女には。 
このクリップだと何気に演歌っぽいですが、元はコレです。私の女神さまのひとりです。
スージー・スー(Siouxsie Sioux)  Siouxsie and the Banshees 。↓ バンシーズは80年代に全盛期感ありますが、この曲は壁が崩れてからの曲(’92)ですね。


今日はなんか幸せな気分。皆さまもよい週末を。Happy Sunday!



追記:
皆さまぜひとも11月14日土曜日はコードネームアンクルを観て、うちに帰って11時からナポレオンソロを観ましょう(^^♪
初日は全く日本初公開のパイロット版SOLOではないかと推測されています。プログラム未確認ですが出てないようですが71分というとこがぴったりなのだそうです。じゃなくても日本未公開(映画版長編になったので) The Vulcan Affairです。イリヤは出てこないけどソロさんがとっても素敵です。

2015.11.18 追記
コードネームアンクル公開後一気にお立ち寄りが増えました。ありがとうございます。
皆さま映画を楽しんでいただいたからこそ、こちらへ寄っていただいてるのだと思っております。
続編みたい!もっとみたい!と思われた方、いらっしゃいますよね?

つきましては・・・ぜひ続編嘆願も…いかがでしょう? こちらをご参照ください。

キングスマン エグジー考 恐るべき毒親物語

えっと・・・・。
うわさには聞いていたけど、この写真を最初に見たときにはひっくり返りそうになりました。
これって一体何のブックレットなのだろう? ハードのスキャンですよね。サントラCDとか?(これは今んとこCDプレーヤーがあるわけでないので購入検討中で留まってます。)



でもとっさに思ったのは、「げっ、ハリーったら手出してたんだ・・・」です。
だってエグジーの髪の長さからして、スカイダイヴィングの頃前後です。でも、冷静になってみて気付きました。 キングスマンの寮に缶詰のエグジーは伝統の24時間より前にハリーの家にいれるわけありません。なので、巷のうわさ通り、ハリー亡き後、エグジーが家一式譲られちゃってからという設定のショットなのですね。

これ、そこまで最初からスクリプトにヴァレンタイン征伐後としてあって撮影したものなら、未公開シーンとしてみたいですね。お遊びでハリー装束一式エグジーに着せて写真だけとったのかどっちなのだろう? ハリー衣装、そのまま着るとタロン君には、パジャマのズボンも長いし(だぶつきが...)ローブもでかい。実質今更背は伸びないだろうけど、まだまだ成長期!みたいでかわいい。

ちなみにタロン君、ここでもハリーコート来ています。この左の写真ですが、キングスマンブランドを扱っているMr. PorterのJournal から拝借。



















実はこのコート、私も欲しかったの! 今ではもう売り切れて残念ながら扱ってません。あの線路でひかれるテストのときにハリーが来てたコートですね。タロン君が着ると、身幅も広いし、袖も長い。(でも似合ってるよ) コリン・ファースあんな細身で、どれだけ体格いいんだか…。

キングスマン、めっちゃくちゃヒットして、あちこちで高名な方のレビューが見られるようになりました。その中でもよく見られるのが、キックアス同様、「少年の成長物語」…というのです。
私、コレめっちゃくちゃ違和感あります。いや、そりゃ全然(100%)違うだろーとまでは言わないです。
でもえっ?そーなの?とどうしても違和感が拭えません。キック・アスは情けないうだつの上がらない少年が、世のために何かをしようと奮起して、最後にはちゃんと恩人への恩義も果たし、少女を助け、マフィアに立ち向かえる成長物語です。こっちは全く異議なし!で同意できます。

でも、キングスマンに関しては、ちょっと違わない・・・?と思います。
で、申し訳ないけど、これもやっぱ字幕さん削りすぎてるからでは・・・?と思います。

エグジーの不良少年からスパイへの変貌はさほど変ではないと思うのです。だって素質大ありです。

エグジーは元々頭も良ければ運動神経抜群の逸材でした。これは小学校までは(頑張って)成績優秀だっただけでなく、IQがとても高いのです。このhuge IQというのが字幕じゃ省略されています。体育の先生がオリンピック選手にしたい!というほど体操もできちゃう子供でした。

賑やかにBonkersが流れるシーンはエグジーのただ者じゃなさをすべて表しています。猿のようにフラット3階(?)から地上までひょいひょいと飛び降りて行ってしまうすばしっこさ、車を逆走でカーチェイスしてしまう反射神経。そこらの不良にやらせてごらん、絶対できないから。手癖の悪さだってタイミングを読む賢さがないと成り立ちません。
マシュー・ヴォーンは黄色の車が好き?
レイヤーケーキに出てきた四駆も派手な黄色









エグジーはもともと天才肌の優秀な少年なのです。吉田秋生氏の漫画、バナナフィッシュのアッシュみたいな…。人間性だって半端じゃありません。キツネをよける優しい心を持ち、友達を庇って一人で警察のお縄になる、褒めたくなるような筋の通った少年です。そして、やけっぱちでも、警察車両に車を真っ向から正面衝突させる根性もあります。ヘタレでもなんでもないのです。なので、キングスマン訓練でもハリーの期待以上の成績を上げ、難関クリアしてもさほど変ではありません。これも字幕さんが省略してますが、エグジーは途中でやめてしまった海軍でも成績優秀(doing brilliantly)でした。火器のスコアが素晴らしく良いのも、既に訓練済みだしそういう資質の備わった子供なのです。

なのでエグジーはハリーに拾われて、適材が適所に連れていかれただけで、エグジーの成長物語ってよりも毒親がいかに子供の可能性をつぶしてきたか・・・のハナシじゃないのと思ってしまいます。

私、エグジー母が嫌いです。エグジーの人生はお父さんが死んでしまったから・・・でなくこのエグジー母のためにすべてつぶされています。チャーリーのいじめじゃないけど、今時、家が貧乏な子でも優秀であれば「優遇措置」があります。オクスブリッジだって、フツーの子も今やいます。(ただそれはそれで一目でわかってしまうところがナンですが)オリンピック選手になれそうなくらい体操に長けている子供、奨学金でもなんでもサポートされることもできるのです。

時経でいえば、義父ができたから新しい趣味ができたってなに?この義父がせめてディーンでなく、別の男であったことを祈ります。いや、それだって大概ひどい話なのだけど、妹ちゃんが生まれてさほど経っていないことから、ディーンが義父になった事がまだ近年であることを願ってやみません。あの義父ディーンが小学生の頃よりいて、あのばかげた子分どももうろうろして、10年以上もディーンや子分どもに小突かれながら、お母さん庇って代わりに殴られているエグジーなんて可哀想過ぎて想像したくもありません。息子をレントボーイ扱いするような輩を家に入れているエグジー母。あり得ないと思う。ほんとに何かされてたらどーすんのよ(怒)。 

そしてハリーが唯一このクズどもをぶちのめしてエグジーを守ってくれる大人だなんて・・・!
エグジー母が付き合う男はディーンを筆頭に義理息子が優秀じゃ面白くない、クズたちでしょう。よその男の子なぞ関心もないどころか優秀だとムカつく…タイプのろくでなしなのは容易に想像つきます。 エグジーは駄目母と駄目母の選ぶ男のせいで人生つぶされ続けてます。

なのにエグジーが母親思いなのが不憫でならないの。母親を捨てることはせず、母を守ってごろつきに殴られているエグジー。
そしてハリーの手によってこの毒親から離され、まっとうな競争社会に入れたら、テストも実技も優秀、めきめき頭角表して・・・。ほら、周りの環境がいかに逸材をつぶすかってことじゃないですか。

おまけにこの母!息子が海軍入って頑張ってたら、メンタル病んでまた息子の道を閉ざす。 エグジーが海軍やめたのは「母さんが嫌がった」だけでなく(ここも省きすぎ!)、メンタル入って壁を叩いて泣きわめくくらいのノイローゼになったので、結局エグジーは辞めざるを得なかったのです。
どんだけ子供の足引っ張ってるんだか。 どんなよい子でも親次第でダメにされてしまう恐ろしい例ですよ。

ダメ男ばかりとくっつき、息子を身代わりのサンドバッグに差し出して手放さない毒親だけど、エグジーには大事なお母さん。

自分が不在中に母が殴られていたと知ってディーンを殴りに行くエグジーをかっさらうハリー。車の中で思うようにならず半べそ気味のエグジー。こっちも泣けてくるよ、不憫過ぎる。ヴァレンタインの兵隊に追いつめられてロキシーに代理で母に電話してもらうエグジーもそう。「愛してるって伝えて」ってもう、あんなダメ親でも大事なお母さん。子供ってかなしいほどに一途に親を思うんだね。

暴言を承知で言うけど、エグジー母、ディ-ンに殴り殺されてしまえとたまに思う。そしてディ-ンが終身刑でも喰らって一生ムショにいれば、エグジーは安泰。

映画最後でお母さんに一緒に暮らそうなんて言ってるけど、すごく心配。あんなりっぱな住宅街でごろつきが周りに迷惑かけまくってまたエグジー引きずりおろそうとしたらどーするの? キングスマンにだって迷惑かけかねない。ごろつきがセットの駄目母いらないよ。

キングスマンエージェントになった暁には妹ちゃんの世話をしてくれるプロのナニーくらいマーリンが手配してくれるだろうし、お嬢様用の寄宿学校にでも行かせることもできると思う。エグジーが妹ちゃんの世話もしてくれるような嫁を貰ったっていいのです。(って言ってみたものの全然ピンと来ないわー) 

あ、マーリンンがハリーがエグジー離させるために脅していたネタで一式ムショにぶち込んでくれるって手もありなのかしらん。
続編にディーン含めてあのごろつきどもが一切登場しないことを願います。次元が違い過ぎるんだもの。

エグジーはひどい環境で育った割にすれてないし、ほんとよい子だと思う。お坊ちゃんどもが女の子だとなめて嫌がらせしている(そういうシーンはないけど、明らかに端々から見れます)ロキシー励ます少年は見てて気持ちが良いもの。
それにしても、アーサーってあり得ないほど見る目がないおっさん。情けない。最後のどんでん返しもさもありなん。おまけに自分の都合でこんな孫くらいの年の子供にも手にかけようとするなんて・・・・!そんなおっさんにハリーも元ランスロットもお仕えしてたのか・・・。

アーサーと対峙するエグジーの目が涙目気味で赤いのは(タロン君、いっぱしの演技派)、ハリーへの想い兼ハリー共々裏切られて情けなくなったからだよね。めげすにマーリンのところまで行ったエグジーはエライ!

アーサーはきっと高潔なハリー/ガラハッドにやっかみがあったと思う。育ちの悪いはずの若者を二度も連れてきて、それが生半可じゃなくハリーに忠実で有能。訓練状況をマーリンがすべてモニターして記録付けてんだから、お坊ちゃんどもの紳士らしからぬ、くだらないいじめも筒抜けだろうし、どっちが優秀かは火を見るより明らか。アーサーはハリーの拾ってきた使えそうなエグジーを自分に寝返らせたかったんだろう。 

ヴァレンタインのナノ追跡ジェルは24時間で体外に排出されるもののようだったけど、あのペンに入っている毒は体内吸収されて一生残るもので、恒久的に自分の都合のいい時に致死物体に替えられるぞと脅して一生相手をコントロールできるものなのかな?
兵隊としては有能で、また見解の合わないハリーが可愛がっていたエグジーを都合のよい駒として自分に服従させるのは、快感だろうな、アーサーにとって。まして一度は自分に銃を向けた若僧だし。(マイケル・ケイン、なんかそーいうサディスティックにゆがんだ凄みがあります。)
で、またもや父親同様、ハリーには忠実で自分の命を投げ出すことも厭わない少年。 そりゃムカつくでしょうね。

エグジーとアーサーの対決も、大省略の字幕には大いに不満(そして若干の異訳も)。 なんで同じ一行の字幕が延々と鎮座して半分どころか三分の一くらいなのだろう? 
”I would rather be with Harry."(ハリーと共にいる方を選ぶ) が「死んだ方がマシだ」なのは意訳として間違っちゃいないかもしれないけど、やっぱ、アーサーには背いてもハリーにはなつくエグジーを尊重しなきゃ。

アーサーの物いいから、何かとちくちくエグジーにも階級の件で厭味を言っていただろうと思われるアーサー。キングスマンの長としてはともかく、最初っからエグジー個人には決して味方ではなかったアーサーが悪玉とわかり、出し抜いたエグジーが厭味のひとつくらい言うのは当然。でもそーいうのは字数制限とも思われないのに全くスルー。なぜ?
「キングスマンには色々教えられたけど、(アーサーを出し抜いた)手癖の悪さは(上から目線の)キングスマン以前に習得したもの」だということを労働者階級を見下してたアーサーに言ってやるのが肝なのに、なぜか「手を動かす(だったかな?)のは得意だ」…という、「それが何?」な字幕だけだった!

と、エグジー絡みの字幕には大いに不満だったのだけど、先週ついに届いた、仏アマで頼んだ欧州版ブルーレイ。これ、もう日本版も含まれてますね。たぶん日本で発売されるのは外帯だけ日本語のになるのではないでしょうか。それで吹替えの方は結構良いのではないかと。

噂通り…日本のブルーレイ機器に入れると、日本語表示が現れ、英語、日本語、英字幕、日本語字幕が選択できるように!
仏アマに記載してあった、仏語独語字幕、吹替は一見ついていません。というか少なくとも選択肢には出てきません。

おそらくオールリージョン(ABC)で機器によって自動的に英語プラスαで別言語を選択して再生出来るようになっているかと思われます。推測ですがフォックスは英語オンリーの英米向けと欧州盤の二種をまとめて量産し、オールリージョンの欧州版はその他言語をひとつ自動選択する仕組みなのだと。

…ということは日本版はおそらく外パッケージだけ日本語の付いたコレと同じものになるかと思われます。たぶんカドカワさんが日本版を別途製作する訳ではなさそうですね。このことより未公開シーンが日本版にはつけてもらえないかな…というのは大きくズレた期待だったと認識しました。
この欧州版が版権持ってるFOXが世界的にリリースしたものなのでしょう。

それで、日本語吹替えなのですが・・・・、私ももともと実写の吹替えは苦手だし、声の好み云々とかはあると思うのですが、吹替えの翻訳はかなり忠実です。字幕さんとはだんち。
字幕が50-60%の精度(原語忠実度含む)とするなら吹替え90%-95%な感じです。

なので英語が苦手な方は一度日本語吹替えを見てセリフを頭に入れてから本編見直しましょう。
そして待ちきれない方は、英アマ以外のEUアマゾンのどれかで現地語吹替え字幕付きとうたっているブルーレイを買ってしまいましょう。保証はできませんが、十中八九、日本版で買っても同じものになると思います。私は仏アマで買って送料込みで26ユーロ程。(約3500円)英版はそらく米版と同じかと思われるので避けた方が賢明です。オールリージョンかどうかもわからないし。ちなみにDVDはリージョンフリーでもPALとNTSCがあるので、マルチ持ってない限りやめましょう。
このABCマークがオールリージョンの証

内容は宣伝広告までUS版と同じものに日本語字幕付きです。
特典まではまだ見てないのですが、字幕はついてるようですし、コレがFOXがリリースしたもの…と考えて間違いないと思ってます。



そもそも吹替えをじっくり見て、かつ原語と比較までしてみた作品があまりないのですが、60年代のナポレオン・ソロ、90年代の心理探偵フィッツ、これらの吹替えの事思えば全然原文に忠実です。これらは別物語になっているものまでありましたから。

キングスマンは言い回しとかも忠実なわりには直訳過ぎもせず、かなり良いのでは?
ダベさんランスロットは結構ダベさんより高めの声とは言え、声の美声感も残したままキザな言い方だったし、何か所か、おおーっ素晴しい日本語変換!と思ったとこもありました。

「こぼしたらバチが当たる」「盗人に仁義なし」はちょっと拍手。ちなみに私はレントボーイに該当する日本語が古めかしい「男娼」しか思い浮かばなかったので、「ウリのガキ」(吹替)「援交相手」(字幕)はさっすが~と思いました。
吹替えのガゼルとヴァレンタインのやり取りはかなりツボ押さえてると思いますよ。

もう時代は変わってきてます。国ごとにせコイやってても事儲かりません。○○語版だけ作っても誰ももうからないから、まとめてユニバーサル版作るのですね。日本だけ公開遅いとか、続編からはもうやめてね。 (もうキングスマンは大丈夫だろうけど、他の映画も・・・Legend とかどうなるんだろ?)

お稚児さんタロン君 これちょっとかわいい。
けど、トムハーディ恐すぎてやっぱひく。














追記<<緊急>>    2015.11.01
お立ち寄りありがとうございます。
10月30日よりアマゾンその他にてキングスマンBD/DVD 予約開始しております。
私のような輩が各地でぎゃんぎゃんわめいたからかもしれませんが、数パターンのややこしい販売になっております。
1番充実して高いのはスチールケース入りの、アマゾン限定監督承認待ち特別映像+αの8000円ほどのBDセット。
あとはBD ならまさしくEU版帯だけ日本版のもの(3500円前後。EUアマでの直買いと同じくらい)まで。特典のつき方まで何種類もあってややこしいったらありません。詳細の欄に一覧表があるので、ご自分が何と何が欲しいのかよく考えて注文しましょう。
私も最初に予約してしまったのは、未公開映像では?と思われる承認待ちがついてないとフツーの初回限定の各種付録つきのものでした。間違いです。私もは未公開映像に期待したいしてるのですから。まだ予約なのでキャンセル出来るのでいいのですが、ホント間違えやすいです。値段も手頃ではなくなって来てますので、ちゃんと考えなきゃ。結局何がいくら相当か、がんがえてるのか面倒くさくなり、全部品を予約だけしました。発送はクリスマス前なので、前全予約して今月いっぱい考えるのまありかもしれません。これからは、EU版購入は何が何でも手元にないと禁断症状でも出る方にのみへのおすすめになります。

お陰様でこのページ、この4年半のブログ歴の中で公開2週間にしてPV数第3位を誇る快挙を、成し遂げました。
重ね重ねありがとうございます。






2015年10月14日水曜日

キングスマン 朗報です!なんとロビン・フッドが後回しに⁉︎

今朝通勤途中にスマホで遊んでいると素晴らしいニュースが!




そ、それはめっちゃくちゃうれしい!2017年公開は日本がひとり遅れしない限りオッケー⁉︎
どうやらタロン君のキングスマン続きの契約の方に優先権があったらしく、どっちかキャンセルとなったらロビン・フッドの方が譲らざるを得ず、Lionsgateはやっぱタロン君欲しい!となって、後ろ倒しが決まったそうです。

タロン君すごいねー。あっという間に大スターの様相。この子いい表情するし、絶対いい役者になる!とは思ったけど、私はどっちかって言うと、イアン・ハートのような、がっつり根の生えた実力派の役者さんを思い浮かべていたので、こんなに一躍大スター・・・にはビックリ。
マシュー・ヴォーン監督は脚本完成したのでしょうか。今度はプレスリリースありですよね?スペクターがプレスリリースから1年未満で公開する事を思えば、そこまでたどり着いてくれればあとは安泰なのかなぁと思ってます。

今年の夏は働かないと言って本当にどーしてんだろ状態になっていたタロン君。
Legendのプレミアもツイッターでごめんねーだけで現れなかったタロン君。(お稚児さん片われはでてたのに)
Legend はトム・ハーディのひとり二役が凄まじすぎ、タロン君に関してはさほど新たなものは上がってこなかったので、これからに期待します。コリン・ファースだってもう調整入ってるんだからタロン君も動かないと。

ふと、Lionsgateはタロン君がキングスマンで身体作ってしまった状態でそのままロビン・フッドやってくれた方が話も早いと思ってあっさり譲ったのかなという気も。
ちなみにタロン君来年早々、もうひとつテレビドラマ出演もあるそうです。
Crooks Countyと言うFBIものだそうですが、Lionsgateがあとまわしになったから、これが初アメリカ進出作になるのでしょうか。

英国俳優、アメリカものに思いっきりフィットする俳優さんとなぜか名優でもぱっとしなくなっちゃう人の2極に分かれるような気がするのですが(個人的にね)、タロン君はどっちなんでしょうね?

それからKingsmanとともに撮影されたと思われる思わせぶりなショットは活かされるのかスルーなのか。


あ、いくらコリンが出るの確定でもハリー・ハートとしてじゃないかも??

ところで、仏アマで買ったフランス版BD届きました。結論から言うとホントに日本語付でした。
まだきちんと見てないのですが、この件は後日。
これからレディスディ行ってきまーす♡

左:US版       右:フランス版

追記:

なんか投票やってます。
ベストアクション映画にぜひキングスマン票を入れておきましょう♪

2015年10月13日火曜日

キングスマン Harry Hart 考 孤高の騎士道の裏に秘めた哀しみ

公開済みになったので、もうこれで何言ってもいいキングスマン。
まずはコリン・ファース演じるハリーから始めるのが筋ですよね♪
(そーいえばこの写真はピンキーリングの話でも出してました。でも好きだから再度上げていいわよね♪)




2年前にダブルのスーツ姿のコリン・ファースがあまりにも素敵で…というところから始まったわがオブセッション。
去年後半あたりから、トレーラー映像も出るや否やむさぼるかのように追っかけてましたが、それでも6月にBD入手でみた映画はあまりにも期待以上のモノでした。そして劇場公開となり、大画面が登場すると、もう中毒です。

言うまでもなく私がこの映画の中で一番好きなシーンで惚れているのはフリーバードをバックに大殺戮を行うハリーの姿です。終盤の、右へ左へ前へ後ろへと上半身をふりまわす度に一人ずつなぎ倒していく、その動きの美しさに特にもう、このシーンが実は大変なことが起きて血みどろだとか、そんなことどーでも良くふっとんでしまいます。あの優雅な『舞』の前には!


(だいたいハリーが皆殺しにした人たちだってそもそもそんな善人でもなさそうだしね)  ちなみにここでの選曲がフリーバードなわけのうんちくは映画評論家の町山氏が述べておられます。






コリン・ファースの声がステキ♡と今まで特に思ったことはなかったのですが、
今回、聴感覚人間の中枢神経もずいぶんと刺激されてしまいました。

まぁ、見事なまでのクイーンスイングリッシュで、構文的で独特の抑揚のある話し方ですが、私がゾクゾクしてしまったのはまずマークハミルの耳をつかんでるところ。
バレンタインもリピートしてた”My colleague died.” のあとですね。 ハリーの"you saw how well trained he was.  I suggest you tell me who kidnapped you and why they let you go." let you go の言い方と響きがとっても好き♡ 

このシーンのハリーの話し方の抑揚はなぜか全編の中でも一番ぞくぞくします。
この後続く For Christ sake, I barely touched you. も好きです。
ハリーの語りで深いいお話としてもっと素敵な部分はありますが、ここの音の響きはなぜか中枢神経にまで届いてしまった感じでした。 これって私だけかしらん?
ちなみにこのシーンはBDのメイキングの中に含まれていますが、セリフが当初より少し変わったようです。メイキングの中では↑のWhy they let you go は含まれてませんでした。 ヴォーン監督、セリフもどんどん改善というか変えていくたちなのか、メイキングのセリフが本編で変わっているのは結構ほかにもあります。

かの教会シーン↑。暴れだす寸前のおばちゃんとの会話。Hail Satanも大好き。おばちゃんに通せんぼをされて、子供に「ほら、私はこんなにわるいひとなんだよーこわいでしょ?だから通してね」とでもいうかのように笑みを湛えて、で悪とされてそうなものを整然と並べてしらっと通り抜けようとする。

なんか可愛いですよね。この顔、ちょっといたずらっ子ぽく、それでも紳士の佇まい。
脚本家ジェイン女史が素晴らしいのでしょうけど、よくぞこんなセリフ、ちゃんとこのヘイトグループのお説教で悪とされているものばかりうまく並べ立てたなぁ・・・。
I am a Catholic whore currently enjoying a congress out of wedlock, with my black Jewish boyfriend, who works at a military abortion clinic.
(直訳:私は軍の中絶クリニックに勤める黒人のユダヤ教徒の彼氏との不倫の関係に溺れている、神を裏切った不届きな下僕なのです。)

さて、ここからが本題。

映画の中でハリーは目で見れる限り、どういう人生を歩んできたのか、全く描かれてません。キングスマンとして誰も知ることない自分の善行を同日の新聞の一面記事を壁に貼り(几帳面なんだろうな)こざっぱりとした趣味の良いインテリアの素敵な家には家族の影はありません。
説明がないのでミステリアスで余計に想像をかきたてられ、より魅力的なのは確かでそれをヴォーン監督狙ったかもしれません。

キングスマン眼鏡をほとんどかけているせいで、表情が隠されてはいますが(表情を相手に隠すのも目的なのかもしれませんね、通信や記録のためだけでなく) 眼鏡をかけていないハリーはいつもどこか哀しみを湛えた表情。



「紳士とは」「キングスマンとは」と自身も戒め、自己犠牲をしてても正義のために尽くす事を考えているハリーは、自分にとても厳しく生きてきたのだと思う。その象徴のようにトイレに鎮座するミスターピックル。

「これがミスターピックルだ」で終わってしまった劇場公開の字幕、もう犯罪級の字幕省略です。あり得ない。続きが出てくると思ったのに数秒間そのままの字幕に驚きました。ハリーのセリフは続いているってのに。


ハリーはキングスマンエージェントになるために、(エグジーの言う)『たかが仕事』を得るために罪もない犬を撃つという、正義にまったく反したことをした自分のエゴを戒めようとしています。ミスターピックルが天寿を全うしても、「仕事を得たい」という欲のために犬を犠牲にしようとした自分を忘れないために、はく製にして、きっと本来なら、誰でも一番リラックスしてをほっと気を抜く場所のはずのトイレにわざわざ飾ってるのです。日々そのことを忘れないために。(まぁ、犬のはく製堂々と玄関に飾られてもまわりが嫌だと思うけど)

”Mr. Pickle reminds me of that every time I take shit."
あのシーンで大事なことはハリーが撃った犬がミスターピックルなことではなく、ハリーがずっと自分を戒めていること。エージェントになってからずっと。そしてハリーは犬を犠牲にしてでも得ようとした仕事で、犬を犠牲をするに値い得る善行を行うべしと自分を質し続けています。ハリーは自分に多くを課し、その中で思い通りにならなかったこと、やりきれなかった事を忘れません。紳士然と冷静にしらッと振る舞うその仮面の奥は実は熱い正義漢で、かなりの葛藤も抱え続けてきたと思われます。

なのでいうまでもなく、冒頭、エグジー父を死なせてしまったことはこの上なく大きな呵責となっています。あってはならない事件だったのです。

どういうきっかけでかは解りませんが、自分が連れてきた若い候補生を死なせてしまったのですから。ハリーが候補生になどに連れてこなければ彼はハリーのために命を落とすこともなかったのだし。

エグジー父は手りゅう弾に向かおうとしたハリーを突き飛ばし自分が覆いかぶさって死んでいます。エグジー父にとってハリーは自分の体を張って、命を犠牲にしてでも守りたいほどに忠誠を誓った相手だったのです。なので、エグジー父はある意味望んで犠牲になりました。もう、アメリカ大統領付SP級の忠誠心です。エグジー父がどれだけハリーに心酔、崇拝していたかも知れるというものです。無邪気に憧れの目を向けるエグジーの比ではないと思います。

ですが、それだけ自分を慕ってくれていた前途ある若者を自分のミスで、死なせてしまったハリーの自責の念、苦悩は想像するに余りあります。(それを平民を連れてきたお前の実験の失敗などとチクチク言うアーサーってほんと嫌な奴です。大ボスの資格なんかないよ、アンタ)

ハリーがエグジーを構うのは、その父に恩があるから…なんて単純なものではありません。ハリーは贖罪を背負っているのです。 エグジーの境遇に一番心を痛めてるのもハリーです。メンタル入っちゃう母でなく。(余談ですがチラ見した原作コミックの方にはかなりえげつなく、この駄目母が自立せず、息子をしばりつけている旨云々書かれています。原作の方が明らかにより劣悪環境なんですよね)

エグジーが素養ありでも、エグジーをリクルートするのに迷いはあったでしょう。アーサーの厭味は切り返しても、同じ轍は踏みたくないはず。それが正しい行動なのか。ハリーがエグジーを手元に寄せるのはいつも、エグジーが窮地にあるか、または火の中に飛び込もうとしている時。それはただ見ていられないから。

ハリーはエグジーの世話を焼くけどエグジー見ていて辛くないのだろうかと思う。それともハリーには自分の過ちを償えるやり直しだったのだろうか。キングスマン施設に連れて来られて、飛行機その他の装備を見て目を輝かすエグジー。「お前のお父さんも同じ顔していた」って17年前には飛行機に目を輝かす若者をただほほえましく思っただけだろうけど、今ではそれはエグジー父の死につながる記憶のはず。そしてエグジーの目も当てられない不遇にも直結する辛い記憶。

犬を撃てずに脱落したエグジーを再確保したあとのケンカは泣けてきます。母親を守りきれない自分に感情的になっているエグジーが悪いわけではないけれど、「親父も剥製にしてあるのか」と売り言葉に買い言葉的に言ったエグジーは殴りたくなった。

Can’t you see everything I've done is about trying to repay him?
エグジーに責められて思わず普段なら言わなそうな言葉を口に出してしまうハリー。 エグジーにはきっと責める権利はあるのです。けど、ハリーの哀し気な目があまりにもせつなくこっちが泣けてくる。「あんたのパパだってそんな事あんたに言ってもらいたいなんて思ってないよ!」と胸ぐらつかんで言ってやりたい気分に・・・。

孤高のハリーを理解し、黙って添ってくれているのはマーリンとキングスマンテイラーショップ番頭(?)の白髪の紳士くらいだろうと思います。

マーリンはハリーの想いに何も言わず寄り添い(遅刻云々のお小言はともかく)、察している人。(余談ですが、コリン・ファースとマーク・ストロングは裏切りのサーカスもそんな感じのコンビでした。なんか似合ってます。目立たなかったけど) 訓練生を躾けているマーリンは訓練生の言動もすべてモニターしてきている。その昔エグジー父が優秀だったことも、どのように死んだかも全部その場で見ている。(スコア表持って付けてたくらいだし)。そして息子のエグジーが金持ちのぼんぼん達よりも、よっぽど機転が利きかつ賢く、弱きを助ける潔さも備えた騎士らしい行動をとれることも見ている。

エグジーが最終候補生のふたりにロキシーと残った時、「エグジー、お前の父親もここまで来たのを知っておくべきだ」とマーリン言ったときにエグジーの隣でそっと視線を床に落とすハリー。ハリーの贖罪は終わらない。












私はキングスマンテーラーの番頭さんも好き!代々世界中の有力者にお仕えしてきたのだから、この人の洞察力も空気の読み方も並大抵ではないでしょう。ハリーの人柄も十二分に見抜いていいて、またおそらくハリーがエグジー父を連れてきた日から見ていて、「フィッティングルーム3で待つ」と言われたとたん、エグジーが特別な人間であることを察したと思われる、すべてを含んだような柔らかい笑みが素敵。
もしかしたらハリーが候補生として連れられてきた日からも知っている人なのかもしれない。(私はこの番頭さんがアーサー倒した後のエグジーを信頼して施設まで通してくれたと思ってます。セキュリティ考えたらフツーはあそこまで入れないもの。店の奥にあるだけのダイニングはともかく)

ハリーは続編で戻って来るのがほぼ確定ですが(それはとてもうれしいの!)、前日譚ではなさそうなので、どうするんだろう?というのは、どのように復活させるか、だけでなく、あの大殺戮を本人にどう受け止めさせるの~?という意味でもどうなるのだろう…と思っています。
あぁ、でも下手したら、これから3年近く待つかもしれないのですね。気が遠くなりそう・・・。









2015年10月8日木曜日

キングスマン 続編♪ コリン・ファースはすでにワークアウトに入ってるらしい

本日キングスマンFBサイトが興行収入7.5億突破したと報告してました。 ブラヴォ―!

キングスマンに関しては、もう、大ヒットのラベルが付き、続きがあるのも確定したので、ある意味どーでもよいのですが、2年越し、特にこの半年強、吠えまくり騒いできた身としてはやはりうれしい! 最近は日本でもちゃちゃっと、関連ニュースがめぐるようになってきてるのもすてきだわ。すごい前進前進。

ちなみに、巷では来年4月からキングスマン続編撮影開始と言われてますが、私はきっと遅れるとみています。 理由は言うまでもなくタロン君のロビンフッドとのバッティング。ロビンフッドが2月から開始で2か月で撮影終了する訳などなく、主役を同時進行で掛け持ちはいくら何でもムリ。
おまけにキングスマン、まだ脚本すら完了してません。ヴォーン監督もキングスマン2の前に他の撮るっていってるらしいし・・・。

FOXはマシュー・ヴォーン監督には甘い、いや監督をとても尊重してくれてるようなので、ヴォーン監督が口利きしてくれれば、融通してくれそう。それにヴォーン監督だって自分の秘蔵っ子(でなくなっちゃったけど、今や)のキャリアをこけさせるようなことはしないだろうし、タロン君、おとーさん方には可愛がられるタイプのようで、FOX自身がタロン君を両方出させたいと思っているそうなので。(ロビンフッドは他社製作) 迂闊なタロン君の契約バッティングは大人がきっちりまるめてくれそうですね。

ま、そーなるとキングスマン、必然的に後ろ倒しかなぁ・・・と。 

と思っていたら!

コリン・ファースがすでにキングスマン2に向けてのコンディショニング入っているそうです。これはコリンヨメのリヴィアさんがマシュー・ヴォーンから要請が来たから、ダイエット始めた旨、彼女がイタリアのそーいう食品専門のところから調達してる旨をツイッターで言ってたらしいのです。(私はツイッターはやってないので実ページ見てません)

ですが・・・、映画公開前ギリギリでカドカワさんがとってきたインタビューでもそうですが、コリン・ファース、すでにキングスマンの頃よりさらに痩せています。

顔がさらに細くなってた!

そこへまた食事制限始めて、パン類、砂糖不可、動物性たんぱく質厳禁、野菜と果物、アロエジュースしかとらない・・・そうで、反動なのか、さらに痩せるためなのか、たばこも吸い始めたらしく、往年のファンがそんな虫みたいに痩せないでー、もうちょっと体重増やしてゴージャスなコリンに戻って~と騒いでます。(元記事はこちら)

コリン・ファース、シングルマンで遅ればせながら(?)スーツとファッションに目覚め、キングスマンで50代半ばにして肉体改造の快感に目覚めてしまったようです。
別にそれはいいんだけど、やっぱ何事にも限度ってものがあるし、撮影終わった途端ビールに走って太ったと言っていたタロン君を今となっては褒めてあげたくなってしまいます。

俳優さん方、役に合わせて体重増やしたり減らしたり、挙句に視力に影響出たりとか皆さん色々あるらしいし。

ハリー・ハート、完璧でした。 もうあの細身のスーツ姿、優雅な動き、うっとりと見惚れてしまいます。そう、あの姿を大スクリーンで見たくって私は毎週映画館に行ってしまうの。
それからこれ↓を観たくって。 BD持ってたって、大きい画面で見たいんだもん。


あのスーツ姿も優雅な動きもヴォーン監督の美意識も反映されていると思うので、ぜひとも監督が痩せすぎも許さず、あのサイズのスーツでぴったりであること…とかを条件にして、正しくコンディショニングして上げて欲しいです。 ハリー・ハートはほんとに完璧でした。

ボンド風に決めたハリー
キングスマン撮影中に(?)
こんなことして遊んでいたらしい



















その完璧なハリーの復活を心待ちにしてます。

おまけ.            2015.10.09
来年公開予定(日本は不明。英国が2016年9月)のブリジット・ジョーンズの日記3の撮影ショットが上がってました。
当初お断りしてたらしいけど、説得されて出演!となりました。
前作から12年⁉︎ 
し、渋すぎるマーク・ダーシー。女性的にはBJはめっちゃくちゃ羨ましいです。ここまで渋くステキなおじさまになっちゃって。
この写真から見ても、筋トレはともかく、食事制限なんて要りそうにないですよね。


追記:2016.01.26
この数ヶ月前の記事へのお立ち寄りありがとうございます。皆様の関心は一重にキングスマン2かと察してはおりますが、あまり何も入ってなかったのが実情。
ですが昨晩、ついにタロン君じしんか新たにスーツお仕立て行ったとツイートしておりました。よかったですね〜〜。https://twitter.com/taronegerton/status/691623959935078402
監督が監督だし、不安になってましたがとりあえず動き出してるようです。



追記: 2016.02.18
ショックな事態になってしまいました。