過日ショックなニュースが!
なんとコードネームアンクル ナポレオン・ソロとしていい男っぷりを余すと来なく発揮していたカヴィル君ががまたもやジェームスボンドに名乗りを上げたがっている…というのです。
少し前のですがこちらでの Henry Cavill For James Bond? ‘Superman’ Actor ‘Would Love’ To Play 007という3月末のHuffPostの記事
BBC Oneのグレアム・ノートン・ショウに出演した時にカヴィル君がカヴィル君が機会があったらボンドをやりたいと発言したというのです。
思わず、裏切り者ーっ!って石でも投げたくなりましたが、カヴィル君、10年前に今のダニエルクレイグがボンド役をゲットした時にオーディション受けてます。カジノロワイヤルが2006年作とちょうど10年前。現在32歳のカヴィル君、オーディションは当然その前なのですから20そこそこでボンドのオーディションを受けたつわもの。 正直この話聞いたとき、どんなけ自信過剰やねんとしか思いませんでした。
ボンドやりたいかと聞かれて「ぼくは子供っぽ過ぎると思う」と言ってのけた25歳のタロン君の現実的な謙虚さになでなでしてあげたくなったものです。まぁ、彼も冗談っぽく「もちろん!男の子ならだれでも夢見る話だし」とも言ってはいましたけどね。(去年6月のMeet The Actorという公開録画です)
それで・・・、BBC One グレアム・ノートン・ショウの動画がすでに上がっていたので見てみました。
これの面白かったところは後述、または別途お話しするとしてとり合えずは問題のボンドの話ですね。
もう我がアンクル仲間でも騒然、ビジネス的に考えたら責められないし致し方ない云々、もう、有力候補にでも上がってるのかとおもったのですが・・・。
何のことはない、旬の俳優、カヴィル君に、ノートン氏がボンド役もやりたいか?…と聞いた答えに(15:10-15:30あたりです) まぁ、優等生的に、「機会があれば」「もしみんなが僕のボンドを望むのなら」と、「スーパーマンとボンドと両方なんて欲深じゃないか?」という問いかけに、「素晴らしいでしょ」とまぁ、どなたも怒らせる心配のない返答をしているといった按配。カヴィル君、ふつーにウィットもある謙虚な英国人なのです。
別に大真面目に候補になっているわけでも、スポンサーが目をつけてるわけでもないと思われます。
次のボンド候補リストとばかりに20-30代の俳優10-15人上げてるサイトや雑誌なんて山ほどありますが、その一つと思ってしまってよさげです。 今のところは・・・。
それに、Movie Entertainmentという雑誌の2016年5月号にても記事があるのですが、カヴィル君、続編のことを語っています。↓
最後の最後の部分ですが、ここでカヴィル君の言葉。
『僕たちはオリジナルへのオマージュだって入れたかったけど、新しい視聴者に向けて僕たち自身のものも作りたかったんだ。これはガイ・リッチーのひねりの利いたクールでセクシーな冷戦時代のスパイスリラーなのさ。僕たちは続編だって絶対にやりたいよ。』
アタクシとしては誘導尋問のようなノートン氏とのやり取りよりこっちを信じたいですね。まぁ、両方ともビジネスライクなリップサービスなのかもしれません。 カヴィル君に関してはそこまでやきもきしなくてもいいか・・・と個人的に納得していたところに新たなるニュースが!
今度はアリシア・ヴィカンデルがトゥームレイダーのリブートのララ・クロフトに決定とのニュースが。
アリシアちゃん! おめでとうございます!
ではあるのですが、アカデミー賞も受賞し、ボーンシリーズ、そしてこのトゥームレイダーはフランチャイズで何作かは作る予定なのでしょう?
ふとアンクル続編なんて出てるヒマないのでは・・・?と。
ううっ!『戦場からのラブレター』のあまりの素晴らしさに(もっと大ぴらに公開してれば確実にオスカー級でした)、コードネームアンクルごときに出演してもらうのはもったいないほどの女優さん…と思ったけど、まさかほんとにその方向に行ってしまうの?
悪女ヴィクトリア役のエリザベスデビキはBBCドラマ、ル・カレ原作のナイトマネジャーでの評判も上々のよう。(英アマDVD来たので近々みます)
このアンクルリクルートトリオにはぜひぜひ、アンクルも数作出演して、出世大成していただきたいです。ですが、このまま続編が立ち消えると、何十年かのちに、『地獄特急』のようになってしまう?
『地獄特急』(原題:Hell Drivers)検索して上がってくるような大手映画サイトのキャストにも書かれてなかったりしますが、今ではアマゾンで復刻版が500円で出ている白黒思いっきりアナログな、元祖トラック野郎のようなアクション映画ですが、なんと、実はそうそうたるメンバーが無名の若いころに出演していたのです。出演者皆がのちにスパイになったと言われているくらいで・・・。
ジェームズ・ボンドになったショーン・コネリー、ジョン・ドレイクになったパトリック・マクグーハン、イリヤ・クリヤキンになったデヴィッド・マッカラム と3大スパイを輩出したあの映画・・・と語られているのです。
パトリック・マクグーハン(中央) ショーン・コネリー(右) |
デヴィッド・マッカラム |
500円なのでアマゾンで購入して一見の価値は十二分にあります。
ですが、ここで言いたいのは、コードネームアンクルがこのまま立ち消え(いや!考えたくないっ!)このトリオが皆出世してベテラン女優俳優となった数十年後、コードネームアンクルとは、あの3人が若いころスパイ役で出ていた、あの映画と『地獄特急』のように語られるだけになど絶対になってほしくないのです!
続編嘆願運動も、また新たな手が考案されました。これは元ジャーナリスト、アンクルエピソードガイドだけでなく、スパイもののImdb概要などのほとんどを手掛けているBill Koenig氏のサイト、The Spy Command で奥の手として、世界一の投資家ウォーレン・バッフェット氏に出資をお願いしようというもの。
バフェット氏がぎりぎりアンクルファンであることに一縷の望みをかけて…ということなのですが、バフェット氏85歳です。 うーん・・・アンクルファン第一世代は今の60代の方。 ヴォーンさんマッカラムさんより年上、放映当時は30代半ばの氏は働き盛り。新聞ニュースに目を凝らし、ばんばん株を売り買いされていたことでしょう。子供が見るテレビのスパイシリーズをご覧になっていたかどうかもアヤシイ・・・ もうやけっぱちの様相。 >。<
アタクシもつられて、人柱でも立てれば、呪いは解けるかも…なんて、日本昔話ですらないようなことがふっと頭をよぎってしまいます。
いかんいかん、気を確かにせねば!
皆さま、まだまだ諦めないでくださいね。荒唐無稽でもなんでも次から次へと、続編実現への模索案はでてきますから。
ではとりいそぎ。素敵なGWをお過ごしください!
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