2015年12月3日木曜日

Testament of Youth 戦場からのラブレター  美しく哀しい反戦映画

やっぱ、これ一回くらいは 大スクリーンで見たかったわ。
単館上映くらいはあると信じてたのがあっさり日本版DVD発売になってしまって。

まぁ価格が映画館行くより安いという、とっても良心的なので、許せるのですけど・・・ねぇ? ちょっと不満は残ります。

この美しい田舎の景色、森、湖、戦場はちょっとあれですが、焼け野原の水たまりが金色(銀色?)に輝いているところとか、一回くらいは大スクリーンで見たかった!と切に思いました。

コードネームアンクルで、絶対ブレイクすると思う、アリシア・ヴィカンデル主演。 アリシアちゃん演じるヴェラ・ブリティンは、実在の作家兼平和活動家。映画を観てちょっと原作本興味持ったのですが洋書しかヒットしません。日本語翻訳本でたことなかったのでしょうか。

ちなみに原作本が彼女の第一次世界大戦での実体験を綴ったもの。彼女の作品は大半が実体験を綴ったもののようです。


のどかな田舎で裕福な家庭に育ち、当時は至極当たり前の価値観ですが、作家になりたいのに大学進学を親が認めてくれなくって不満をためている反骨の女の子。気も強けりゃ半端じゃなく意志も強かっただろうヴェラにはアリシアちゃんの目ヂカラいっぱいの大きな目がぴったり!似合いすぎてます。

キュートな美貌のアリシアちゃん。彼女の目ヂカラはアンクルでもEx Machina(ついでで英アマDVD買ってたから、気づかなかったけど、これもまだ未公開だったとは!) でも発揮されていますが、今回の映画では彼女の大きな目は目ヂカラだけでなく、非常に雄弁で、とても感情豊かであることを証明しています。意志の強さだけでなく、彼女の悲しみ、戦後のトラウマすべてその瞳が語ってくれます。

そう!アリシアちゃん、キュートなだけでなく、実に細やかに表現力豊かな素晴らしい女優さんなのです。それを知らしめてくれたのが本作とでも言いましょうか。

正直、コードネームアンクル如きでまだまだ成長中のハマー君の相手なんぞさせるのはもったいないくらいのしっかりした女優さんだと思いました。 まぁ、コードネームは自分がカッコつけるのに忙しそうなリッチー監督の要求レベルも別に高くなさそうだし、あれはあれでよいのですが。

アリシアちゃんの熱演で、彼女を取り巻く男衆全員インパクトがちょっと目減りしたかもしれません。

戦場に行ってしまい、それぞれのかかわるシーンは比較的少ない。手紙のやり取りがメインなので、このお手紙の朗読力がカギかもしれません。(この朗読力、一番よかったのはタロン君です - 贔屓しすぎ?)
ですが、恐らく実際はもっと濃いやり取りがあっただろうなぁと思われ、それを2時間強でまとめるという、はしょられ感はどうしても否めません。
特典で未公開シーンがあるのですが、それ全部入れておいてもまだ同じように思ったことでしょう。

つまり・・・このお話をもっと知りたい!と思わされるのです。それはひとえにアリシアちゃんの目線が訴えてきているような気がします。 昼間こっそり、ネットサーフィン、ウィキなどを読み漁っていたのですが、泣けてきました。

たった4年の間に恋人、自分に思いを寄せてくれていた人、弟とすべて戦争に殺されてしまったヴェラ。彼女自身もナースとして志願し、戦場に赴き、悲惨な状況を目の当たりにします。



女だから教育費をかけてもらえない以外、何不自由なく育ったであろう彼女。弟が援護してくれ念願の大学にも入学しますが、弟をはじめとする取り巻きのようだった男衆が皆18歳やそこらで戦場に赴き、帰らぬ人となってしまうなんて世界がひっくり返ったことでしょう。





この映画だけでなく、戦時中の兵士が家族とかに書いた手紙とか、皆今の基準でいえば年齢にそぐわなすぎるほど大人で、達筆だったり、心打つものは多いですが、この映画も例外ではありません。 でも読み上げられた手紙はざっくりひとり一点くらいずつ…なのです。タイトルの「ラヴレター」という言葉の響きが軽すぎて、かつラブレターというからにはキット・ハリントン演じるローランドとの手紙のやり取りメインの話か?のように思えますがそういうわけでもありません。












ちなみにTestament of Youthの他にも彼女はこの戦争体験を通して何冊か本を出しています。手紙だけ集めて出版されたものもあります。手紙は彼女自身のもの、先述の男衆3人+弟の友達。(Letters from a Lost Generation)


実は・・・この手紙朗読で一番私が心打たれたのが弟エドワードの手紙。I would do anything in the world in my power should you ask it...I am your servant as well as your brother …こんな弟(いや弟でなくともいい。こんな味方がほしい)、いいなぁとすごく思いました、単純に。不謹慎ですが、マレフィッセントのカラスのディアヴァルと同じくらいな感覚で。
その次がエドワードが死にかけた時に身に着けていた友達からの手紙。この手紙が焼け野原のあとの輝く水たまりのことを描き、この世で、もし叶わぬなら、来世での再会を誓う手紙で、その文脈の美しさもですが、あぁ、なんか意味深に特別な友達なのか…と思ったら、やはりそうだったのですね。

映画とは別の実話のほうですが、ヴェラは弟が死んだ後もやはり、その場に居合わせていただろう関係者のところへ押しかけ(大概が病院)、その最期を聞きます。ヴェラが話を聞いたエドワードの上官はその時には言わなかったのですが、10年ほど経て、ヴェラがTestament of Youthを出版した後、その上官は事実と何が起こったのかをヴェラに伝えます。
実はエドワードが友人あてに書いた手紙が軍の検閲で引っかかっていたのです。その手紙には、彼が自分の隊の男と同性愛の関係を持ったことが書かれており、エドワードは前線を退いたら軍法会議にかけられ、確実に有罪、投獄されることになっていたのでした。上官は本人には知らせないよう上層部から言われてはいたのですが、こっそり本人に警告したのです。以来、エドワードは進んで危ない橋を渡るようになり、上官の解釈では、彼は軍法会議や投獄という不名誉を避けるため、前線にいる間に自ら危険に飛び込み命を絶ったのだと。

読んでて「はぁあ?」と目を疑いましたが、そうでした!昔は同性愛って犯罪だったのですよね。昨年公開されたイミテーション・ゲーム、こちらはもう一つあとの第二次世界大戦時の話ですが、アラン・チューリングもそうでした。

19世紀に生まれたヴェラが当時の女性としては強かったとしても、彼女が同性愛の何が悪い!と開き直れる感性を持ち合わせていたのか、弟が当時の道徳基準で背徳者で罪人だったという事実に打ちのめされたかはわかりません。もうひとつ、キリスト教系の人には大きな罪、自ら命を絶ったのだという重い事実。

ヴェラは当初、弟が自ら死に急いだという事実を受け入れられなかったそうですが、のちに弟のその話を基にしたHonourable Estate という小説を書いたそうです。
ヴェラは弟が志願したいといった時に若すぎると渋るお父さんを一緒に説得しました。彼の名誉のためにも行かせるべきだと。映画の最後の部分でもアリシアちゃんが熱演しますが、皆名誉なことだと思って男たちを戦場に送り出した、それは本当に正しかったのか?と

Vera Brittain
エドワードが軍法会議にかけられると知ったとき、やはり家族の名誉も考えたことでしょう。名誉なことだと送り出してくれた家族に軍法会議で有罪判決を受け投獄される息子の不名誉など背負わせたくないと考えただろうことはたやすく想像できます。そしてヴェラの苦悩も察するに余りあります。うかつにも弟を「名誉のために」戦場へ送り出してしまったこと、そして弟をその「名誉のために」自ら死に急がせてしまったこと。

そして聞きたくなんかなかっただろう話を否定することもできたかもしれないけど、それはそれで弟を否定してしまうこと。彼女にずっと寄り添っていてくれた弟を否定することなんてできない。ありのままを受け入れて愛したいはず。

ヴェラの遺言は自分が死んだら火葬後の灰を戦死地であるイタリアにある弟のお墓に撒いてほしいということでした。1970年に彼女の没後、その遺言はちゃんと守られたそうです。

映画も涙なしでは見れませんが、その後読みあさってしまった実話にも涙があふれてしまいます。

早速英アマで、Testament of Youth とLetters from a Lost Generation 注文してしまいました。来週には届くことでしょう。

この映画は本当にアリシアちゃんの映画。彼女の熱演なしには成り立たない映画です。ローランドの遺品が届けられた時、死にかけてる弟を見つけた時、圧巻です。アリシアちゃんがひたすら素晴らしいの。そして、たまにまったく音が無くなる映像。すっかり惹き込まれてしまいます。

サブリードの男衆が有望な若手粒揃いなだけでなく、味のある方ばかり配役されているのはさすがです。 映画がそもそも男衆を戦場に送り出してしまった女性を主役に置いているからかもしれませんが、女優陣、そうそうたる名優ばかり。

とはいえエミリー・ワトソン(奇跡の海を観たのもつい昨日のように思えるのに!)がアリシアちゃんやタロン君の母役なのはちょっと、いやかなりショック。(だってあたしタメなのに・・・) その他、ミランダ・リチャードソン、アナ・チャンセラーとかいつも強烈な印象を残してくださる方ばかり。 

この素晴らしい反戦映画が劇場公開されなかったのは、今の安保法云々で揉めてる影響もあるのでしょうか? 首相殿、お忙しいかしれませんけどこういう、実体験をされた方の話を聞きましょう。
私もあなたも戦争なんて知りません。だから経験者の話に耳を傾けましょう。

最近のBDもDVDも特典満載なのはうれしいけど、音声解説付きなんてありがたくって涙が出ちゃうけど、いかんせん時間がっ! でもせっかくの音声解説もちゃんと見よう。監督とキット・ハリントンの解説です。

ちなみに特典映像、監督が各キャストについて話しているのですが、エドワードの説明で誰が聞いても「タロン・エジャトン」としか聞こえない(と思うぞ)その上に『タロン・エガートン』と字幕で書いてあるのには、これでもまだそー書くのか-と仰天でした。今まで音と文字が一緒に出てるのを見たことはなかったのですが・・・。まぁ、キングスマンも特典字幕ついてるのがでたらそんなのいっぱいあるんだろうなぁ。いくらなんでも違和感覚えるの、かなりの人数になるんじゃない?
視聴者には理解できない業界ルールでも存在するのでしょうか。



追記  2015.12
言い足りなくって続きも書きました
Testament of Youth 戦場からのラブレター ② 語りきれない切なさ

4 件のコメント:

  1. こんにちは!vadimです!ishisanのところのチャット、楽しかったことでしょうね!昔は毎月やっていた時期があって、私もとても楽しい夜を過ごさせていただきました。またいつかあるといいですね。
    さて、こちらの映画、劇場公開がないんですね・・・れんかさんのレビューを読む限り、演技陣も、そしてテーマも、また映像も、とても美しく深く、見ごたえありそうで、劇場で公開してくれないのが残念、悔しい感じです・・・
    日本では、こんな、いわゆる素晴らしいと評価できる映画でも、劇場公開を省かれる昨今であるのですね・・・
    劇場にほとんど行ってなかったから、考えていませんでした・・・
    今、DVDにしてきれいな映像だし、家庭のテレビも大きな画面になったりして、みんな、都合のいい時に見たい、利便性を優先させるお客さんの傾向があるんでしょうか・・・
    私は、コードネームの試写会の後、試写会の案内が来るようになったので、サンローランという映画の試写会にも行ってきましたよ。イブ・サンローランについての映画なんですが、彼の同性愛だった部分を結構長くあからさまに描いて、これはたとえばテレビでは、夜中、とかしか、放映できないかも・・・というような描写ではありましたが、衣装、本人サンローランの作品そのものも、使われていたのではないかと思いますが、ファッションショーや、彼のところにあつらえに来ている女性たちのファッションが、本当に美しくて、色とか、ラインとか、形、風合い・・・ですが・・・私、ファッションなんて全然疎い人ですが、ああ、目に入る姿の美しさ、ライン、色、表情・・・というものは、どこにでもあることであり、うつくしくしている人、してない人・・・美のフィールドは、この世すべて、なんだなー、という、基本的、当たり前、のことを、改めて気づかされました・・・!!!サンローランの美への哲学がはっきり込められてる映画、でした。
    退屈になってしまいそうな部分もちょっとはありましたが・・・ま、フランス映画でありますし、観念的時間が流れるのでありましょうが、実在のサンローランについて、いろいろ考えさせられ、知ることができるので・・・当時のパリのメインのファッション業界って、こんな風だったのかなー、ということが推測できて、映画全体として、記憶に残る1作ではありました、私にとって。当時はまだドラッグがはやり始める時代、でしたし。
    試写会には、ファッション業界を目指しているような、素敵で奇抜だったり可愛いファッションをしている若い女の子や若者も多く、12月4日公開、というプレートを持っている試写会の係員の人と一緒に写真を撮っていたりしたので、サンローランって、今の若者にも一目置かれているデザイナーなのかも、と思いました。
    こういう映画が、劇場公開されるのだから、こちらのラブレターの映画も、劇場で、やってもいい・・・と思いますけどねー、ちゃんと、主張のある映画、真面目な主張でも、カッコよさの主張でも、おしゃれ感の主張でもいいんだけど、そういう言う映画は、劇場で1回は公開されてほしいけど・・・・集客が・・・ということがあるんでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. vadimさん!こんばんは! チャットはいらっしゃらなくて寂しかったです。途中vadim さんなら説明してもらえたんじゃない…と話しになったとこもあり・・・。でもとっても楽しかったです。次回はぜひぜひ!また企画してくださると思います。サン・ローラン試写会私も申し込んだのですが…今回ははずれだったようですね。ザンネン。
      業界の方、つくづくセンスないのだと思います。この映画は劇場公開しても、少なくともキングスマン中毒のタロン君ファンは観に行ってますよ。そこそこの人数いますよ、どうやら。 というかこの発売されたDVD、予約しててもまだ発送されてない人もいるのです。在庫きれで。予約分が足りなくなってるくらいみんな飛びつく映画、劇場公開したって人はいるにきまってるじゃないですか。
      私は陰謀では・・・・とまで言うと大げさですが、反戦映画ってことで安保のこともあるし、積極的に公開されなかったのでは?と疑ってます。
      私的にはアンクルの公開早ければ、アリシアちゃん人気+キングスマンタロン君で絶対元とれまっせと公開になると思ってました。なので、公開待ちで英アマ利用もせず、日本版ゲットになりました(これはこれで廉価だし特典原版より多いらしいのでラッキーでした) なんかレンタルも始まってるみたいですよ。ishisan レンタル屋さん巡りしてゲットしされたようです。
      おうちのテレビの画面がいくらおっきくなっても映画はやっぱり映画仕様で作られてるから大スクリーンこそあるべき姿だと思います。
      やっぱ陰謀…疑っちゃう。だってアメリカンスナイパー以来(去年?もうおととし?)反戦映画っぽいのって新規公開されたのって私思いつかないのですけど。
      だってこの映画でだって、みんな前線じゃないから安全…なんて言ってたのが、結局は前線に送り込まれて死んでるんですもん。もう、まさしく首相殿が安保改正に当たって、言ってるようなことと一緒じゃん・・・とみてて思いました。なので都合が悪いんだと。 最近あちこちでデモも集会もあるし。
      とちょっと疑っています。
      Vadimさんもぜひレンタル屋さん当たってみてください。いま、注文してもしばらく先にしか入手できないと思うので。 私発売決まってから、ちー、、、そういうことかぁーとさっさと予約したから先に発送されたのかもしれません。


      削除
  2. この映画を劇場公開の権利を買うか、DVD日本版制作販売の権利だけにするか、決める段階では、まだキングスマンのタロン・エジャトン人気や、コードネームにアリシア・ヴィキャンデルが出て美人として認知されるのを、業界の人が予測できなかったんではないでしょうか?結構早い時期に権利の販売は始まりますよね。映画完成してないときから、サンプル宣材で映画祭なんかで売り込みをかけて決めてしまうこともあるし、派手な映画でなかったら、何かのメインの映画と一緒に売り込んで来たりすることもありますよね。だから、もし、早い段階での契約判断だったら、その後の状況の読み間違い、ではないでしょうかね。もったいないですよね。

    もし!もし!戦争を予測して、その法整備のために、世論を操作するために、劇場公開が見送られたのだとしたら・・・

    まず、映画とか興行業界は、マスコミのはしくれですよね?!いったいどっちの味方なんだ、とも思いますけどね。ま、某新聞の嘘つきぶりを知ると、もう、マスコミは日本国民、日本国家の味方なのかどうなのか、売れれば国や国家の真実もかくして名誉を失墜させても話題を作りたい、のかなー、と何を信じていいのかわからない昨今ではありますが。
    でも、マスコミの中で、映画興行界だけは、国家権力とはひも付きにならない、できれば反骨精神を貫く業界であってほしいですけどね。
    政府の味方をして世論を戦争に反対しないようにする協力をしても、実際政府が見返りに映画業界に何のいいことをしてくれるんでしょうね?してくれないなら、媚を売る必要もないですよね、と思いますけどね。ただの個人的わいろとかで動いてるんじゃないでしょうねー・・・

    大体、今の政府は国民をばかにしていますし。消費税率あげるのは足りない年金を補うためと言いますが、年金を足りなくしたのはそもそも集めた年金を他へ流用してしまった官僚の責任なのに、彼らは何の罰も償いもなくたっぷり退職金もらって一般人とは別建ての公務員年金で守られて暮らしている。その流用ミス発覚当時はみんな追及するとか言ってたのに、今は誰も何もしない。そして、税金が足りないのは無駄遣いの中に議員多すぎ、と言って議員定数削減を選挙の約束に掲げていたのに、それも一人も減ってない。議員の手当多すぎ、と言って減額したのも3年くらいで、また元に戻した。それで税金絶対的に足りないから、税金を今よりクリアにきっちり国民一人一人から取り立てるためにマイナンバー導入。これからTTP始まって、ほかの国で言われていることが日本でも起こるとすると、全部アメリカの一人勝ちで、アメリカから貿易についていろいろ訴訟を起こされ、すべてワシントンでアメリカの弁護士で英語で戦って、アメリカ以外の国はすべて負けるシステム(もうすでにカナダとかアジアの国、そういう状況)。そうしたらその国の政府は億単位の賠償金をアメリカに払わなきゃならない。それも税金。係争中もアメリカの弁護士や裁判所にお金を払わなきゃならない。それも日本政府なら税金から払わなきゃならないでしょう。これで、戦争がらみの活動が始まった日にゃ、税金が足りるわけありませんよ。でも、日本人は駆け引きも下手、嘘つくのも下手、中国や韓国や北朝鮮や、あんなしたたかな国々に、戦争を回避して丁々発止とわたりあう芸当はたぶん無理。もう、これからはよっぽどの天才政治家が出てこなければ、日本は政治家によって国民が疲弊するか、外国に翻弄されてつぶされていくか、どちらか、ですよ。きっと、繊細でひ弱い国は生き残れないのがこの地球。中国とかアメリカとか肉食系のサバイバル人種が、弱者食いつぶして生き残るのでしょう。怒り止まらなくてすみません。

    この映画はレンタル探して楽しみに見てみますね。生きてる間は、できるだけ素敵なものを見て、楽しもう!

    返信削除
    返信
    1. Vadim さん! 日々生きてるとストレスたまりますよね~(笑) だから素敵なものに飢えて追っかけちゃいますよね!
      ちなみに先ほど見たら、アマゾン在庫復活したようですよ。プライム使えば明日着で届くそうです。値段も1064円になってました。それでも残り4点ですって。
      レンタル屋さん見つけるの大変なら今のうちなら買えるかもしれません。(爆)
      でもこのDVD騒動、絶対映画の出来云々より、単純にタロン君ファンが殺到しただけだと思います。 (それにしてもそこまで膨れ上がっているとは!) タロン君、そんなにたくさん登場するわけじゃないのですが・・・まぁ、かわいいし。 っても思いっきり小柄なアリシアちゃんと並ぶと、結構おっさんくさく・・・というか珍しく青年に見えるなぁ・・・と思いました。たいていもっと子供っぽい感じするんですけどね。

      削除