2017年1月15日日曜日

クエンティン・タランティーノ監督のパパも映画人だった!


新年早々、お馴染みishisan のアンクル情報だったのですが・・・

私はいまだに未見のままのアンクルの女、スファニーパワーズ女史がロバートワグナーと共演するプリズムPrismという映画のご案内。2017年配給予定映画、日本に来るのはどうかも怪しいのですが・・・なんとコレ、脚本も監督も平素私たちがタラちゃんと呼んでいるクエンティン・タランティーノ監督のパパだったのでした。

びっくり!

 
似てるような似てないような・・・?
われらがタラちゃん、クエンティン・タランティーノは映画オタクが高じて文才を発揮した雄!のイメージだったので、そんな親も映画関係者なんて由緒正しいお血筋だったとは!とちょっと驚きました。

レザヴォアドッグスは衝撃でしたしね。



ところが・・・タラちゃん、お父さんとはめちゃ仲悪そう・・・そもそも親の離婚後まったく疎遠になっていた苗字が同じなだけの他人の様相。

こんな記事見つけました。ちょうど一年前のガーディアンです。記事の概要はというと・・・

件の新作プリズム(一年前にこんな記事出てた割にはまだ撮影終了してないようです)の収益の10%をロスの警察に寄付するとパパが表明したのです。 で、その理由が・・・・

息子クエンティンが、警官の暴行とかを「殺人だ!」と非難したことへの詫びなのだそうです。

へ???って思いますよね。

何でもタラちゃんが2015年NYで警官のひどい暴行事件に対してデモが起きた時、そのデモをサポート、支持のスピーチをしたことに、パパは激怒したそうなのです。親戚には警官もおり、皆秩序のために働いている。クエンティンは無知だと。

実際タラちゃんのスピーチのせいでヘイトフルエイトは警官にボイコットされたそうです。

タラちゃんも、当然パパのことなんてよく思ってません。

タラちゃんは堂々と、「自分に父親はいなかったし、父親のことなんて全く知らなかった。僕と同じ苗字だから今俳優で来てるやつじゃないか」と語っています。

ちょっと笑ってしまうのですが、このガーディアン記事、昨年1/27に発行され、翌1/28に訂正記事をだしているのです。その理由は、この映画の記載について誤りがあったと、トニー・タランティーノ氏のエージェントよりクレームがあったからと、トニー氏は1960年、クエンティンタランティーノが生まれる前にも映画出演していた…というものでした。

なんか大人げないパパですねぇ・・・タラちゃんに同情しちゃいます。
パパのトニー・タランティーノ氏、息子が大成したのをちゃっかり利用してる感たっぷりなのはザンネンですね・・・。

そしてこのパパはどういう人なのかとちょっと調べてみたのですが、日本語ウィキはありません。英語版はありますが、たいして何も載ってません。そして映画関係者情報ならこちら!のIMDBなのですが・・・これによると素晴らしい経歴なのです。

ちゃちゃっとまとめると・・・何でもトニー・タランティーノは親も俳優(30年代にウェスタン映画にたくさん出演)であったため映画や音楽に昔から傾倒、ドラマスクール卒業後、多くのスキルを身に付けた。馬の扱いやマーシャルアート(武術)にもたけ、パイロットのライセンスも持っていた。そして英語だけでなく、スペイン語とフランス語も流暢なのだと。

ところがですね・・・このIMDBのコンテンツがタランティーのプロダクションという、どう見てもパパの事務所らしいとこが書いてるんですよね・・・自作自演の様相。

ちなみにパパの出演作、メディタレニアン・ブルーという映画がなぜかツタヤディスカスでも借りれます。そしてすでにレビューなさっている強者が!
こちらです。

こちらのレビューを参考にすると、スペイン語圏の映画なのに英語なのは、トニー氏が英語しかしゃべれないから合わせてあげたのでは?とのこと。 

なんか大ぼら吹きですねぇ。

一瞬、Imdbでタラちゃんの語学コンプレックス(あると私は見ています)はここからか?とおもったのですが、パパはそれを察知してわざと大ぼら吹いてるみたい。 タラちゃんはおそらくシンママにそれほど裕福でもない家庭で育てられたんでしょうけど、厭味ったらしく優雅な、嘘かほんとかわからに経歴といい・・・感じわる―い!

プリズムも見たい気はあるし、このメディタレニアンブルーも借りて観たい気もしますが、なんだかそれもパパトニー氏の策略にのっかるようでちょっと躊躇しちゃうなぁ。

プリズムのトレーラー(2013年?)がありました。



この動画ユーチューブで見ると続きのようにパパ、トニー氏の出演作が上がってきます。
ですが・・・やっぱ評判悪そうですね、どれも。

パパの方はあまり俳優向けでもなさそうです。

タラちゃん、こんなパパは無視無視!めげずに我が道を行ってね!
どう見たって…才能が全然違ってますよね。(ってパパの映画はまだ見てないけど)

衝撃のレザボアドッグス、お金がなくて売っぱらっちゃった、トゥルーロマンスにナチュラルボーンキラーズ。どれも素晴らしかったです。

タラちゃんは脚本家としても監督としてもデビュー当時から突出した才能に溢れてたのは明らか。
こんなパパに負けるなー!!

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