デヴィッド・マッカラム主演作品のひとつ、Sol Madrid.(1969)
今まで、一番よく見かけたのが、↓の写真。窓の外に見えるのはゴジラ(または、何か別の怪獣?)
マッカラムさんもそーいう怪獣映画にも出てたんだ〜と思っただけであまり気にとめてませんでした。
ほら、昔日本映画でも昼間に、再放送でやってたりしたパニック系。街が破壊されている中、情熱的に愛し合う男と女・・・みたいなお話かと。このお姉さんは私的にはシュミでないので、無関心、放置してました。
ところがこの映画が、一月末にアメリカで、クラシック映画放映チャンネルにて、放送されることになりファンサイトが盛り上がっていたのです。調べたら、日本公開もされてました。
追いつめて殺せ!と言うタイトルです。(概要はallcinema でどうぞ)
サントラCDはあるようです。ラロ・シフリンのこの音楽は、聞き覚えあります。小学生の頃通っていた歯医者さんでよく流れてました。
トレーラーはここで見れます。ターナークラシックムービーの広告です。
トレーラーの解説だと、麻薬捜査官の話。モラルも良心もない神出鬼没の男。女はひっかけ利用する。ワイルドで男くさそーな人がうかびますが、それがマッカラムさん演じるSol Madrid のようです。 ナポレオン・ソロのヒーローを客寄せに採用するなら、ヴォーンさんの方があっていそうな感じに思えます。いまいちピンとは来ません。
DVD はどこでも製作されてません。昔、80年代の頃にツタヤでVHSのレンタルならあったようです。
こういう薄暗い中で脱いでいるマッカラムさん。ボディが本当に金色に見えます。お姉さんと一緒にいても、ふと頭に浮かんだのはdaydream believer. ごめんなさい(汗)だってまさにソロさんの目を通したイリヤの描写そのものです。(こちらを参照)
この写真なんて、daydream believerで『この先何が起こっても愛してるってことは覚えていて』と暗い顔で言うイリヤそのもの。まぁ、それは単なる妄想としておいておいても、好奇心はむくむく湧いて来ます。残念ながら、どこをさがしても、フル映画はありませんでした。
で、冒頭のゴジラは、どう関わってくるのでしょう?トレーラーにも解説にも一切登場してないし、さっぱりわかりません。どう見てもマフィアものの話のようですし、怪獣の入る余地はどこに?
なのでファンサイトで訊いてみました。窓の外のあのゴジラは何?と。
『えっ、あれプラント(植木)よ』『キラープラントかもしれないね(笑)』『私も昔初めて見たとき何のモンスターかと思ったの。私だけじゃないのね(爆)』といった反応が!
はぁ?
もう一度よく見てみました。赤丸のなかです。
ずっとゴジラが背を向けているのだと思ってましたが、言われてみれば・・・ゴムの木系の熱帯樹木・・・ですね。ちなみにこのショットはポスター用で映画のシーンではないとのことです。
怪獣映画じゃなかったんだ!立派にサスペンスものだったのですね。(恥)
この映画、マッカラムさん本人も自分はミスキャストだったと後日言っていたそうです。原作(ロバート・ワイルダー著Fruit of the Poppy)のソルマドリッドは容貌からしてマッカラムさんは180度違うそうです。
とはいえ、まったく趣味ではない怪獣映画ではなく、サスペンスものだというこことがわかったし
他の出演者も結構ナポレオンソロでゲスト登場していた方が多いこともわかりました。リカルドモンバルタン、鳩は何を告げるのサティンが素敵でした。これは絶対見なくてはっ!
なので何とかして視聴の手段を模索したいと思います。
ツタヤの復刻リクエストしてみようかしら?
公開当時、映画館で見ました。
返信削除共演陣も良く、特にステラ・スティーブンスが好きで、期待してみましたが、
それほどでもなかった記憶が残ってます。
ラロ・シフリンの音楽だったとは。今聴いて見たら全然趣が無いですね。
ヴォーンさんの「ベネチタ事件」の音楽は最高に良かったですけど。
ゴジラ?そんなもん、出てましたっけ?(^_^;)
おおっ!やっとご覧になった方に巡り合いました!(笑)
削除私の中ではかなり『幻の!』感が募っていて。 まぁ、ご本人がミスキャストっていうくらいですからねぇ。
ゴジラは・・・・私の大いなる勘違い。よく出てくるポスター(まったくポスターだけでこのシーンはないそうです)の窓の外にゴジラがいるんですもん。絶対怪獣映画だと信じて、そりゃ何百と出演作があるなら、1本や2本、わけわかんない怪獣映画もありかな・・・素直に受け入れてました。
ただの植物だったとは・・・・!
歯医者さんでかかっていたこの音楽、有線だと思っていたのですが・・・先生の趣味だったのかしら?
もう、何十年も前の地方の話なので…と思うとしゃれた歯医者さんだったのかもしれませんねぇ。